景観建築学科 関連情報

【景観建築学科】トップランナーからのメッセージ

景観の設計とRLA(登録ランドスケープアーキテクト)

 景観設計とは、人々が生活する都市や地域において、快適で美しい公園・庭園や建築物を、総合的に創造する専門分野です。この仕事は、水・植物・石材などを代表とする自然物と、鉄・ガラス・コンクリートなどの人工物の両方を使いこなす知識・技術・感性が発揮されます。
 私の代表的な仕事のひとつに、大阪市の中心部、中之島地区再整備の景観設計があります。川に囲まれた広大な敷地の中に、大阪市役所や中之島公会堂などが建築され、周囲を取り囲むように公園が配置されています。この設計にあたり、水都大阪の中心地区として、水・緑・建築が美しく調和し、多くの市民が心地よく憩う、楽しい都市空間の創出を目指しました。
 RLA(登録ランドスケープアーキテクト)とは、景観の設計や計画を専門とする技術者が資格試験に合格した際に与えられる、国土交通省認定の「登録技術者資格」です。景観建築設計の学びとRLAに求められる専門技能は、自然を守り育てる理論、機能や強度を実現できる計画設計技術、総合的に美を表現できる感性など、相互に密接な関係にあります。このような専門技術を持った人材が活躍することで、これからの日本の都市や地域は、美しく、快適なものに発展し、より豊かな暮らしが実現されるでしょう。

大阪市中之島地区再整備のイメージドローイング

  • 西辻 俊明

    現代ランドスケープ 代表取締役,(一社)ランドスケープコンサルタンツ協会・関西支部長