武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
(最終更新 2009/12/27)
■H21年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第10回
 「建築設計演習II課題 敷地見学・調査」 見学  
平成21年12月5日(土)担当:杉浦講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
敷地調査の様子 正面は霧につつまれた甲山
敷地調査の様子
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
室内模型の開口部越しに甲山を眺め、甲山を美しく見せるための空間構成を検討
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
神呪寺 参道から本堂および背後にそびえる甲山をのぞむ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 建築設計演習IIの第2課題「レストハウスの設計による自然景観の風景化」では、西宮のシンボルともいえる甲山(かぶとやま)の中腹にある北山貯水池南西の畔にレウトハウスを設計します。敷地周辺をくまなく歩き回り、甲山や北山貯水池、桜並木、北山緑化植物園へとつながる遊歩道の出入り口、既存のお堂などとの関係を調査・分析し、建物を建てる位置や向きなどを検討しました。また、敷地調査に先立って12/4に行われた建築設計演習では、各自がレストハウスの室内模型を作成しました。これをフィールドワークに持参し、敷地内の各所から、模型の開口部越しに甲山や周囲の自然景観を眺め、室内から甲山を如何に美しい風景として見せるかを検討しました。  続いて、甲山の中腹に建つ真言宗御室派の寺院、神呪寺(かんのうじ)を見学。山門を抜けて本堂へと一直線に続く長い階段をのぼり、本堂の背後に甲山が堂々と聳える、特徴的な空間構造を体感しました。また、神呪寺にある武庫川学院慰霊塔の前で黙祷、合掌しました。  出発時まであいにくの雨天でしたが、課題敷地に到着する頃には雨はあがり、甲山を覆っていたガスも徐々に晴れ、空模様の回復とともに劇的に変化していく甲山の表情を体感することができました。
■H21年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第8回
 「鉄骨造建物の建設現場」 見学  
平成21年11月28日(土)担当:福本教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
見学に先立ち会議室で建物の説明を聴く
地下の逆打ち躯体状況
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
制振ブレース等の鉄骨造躯体
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
クレーンによる鉄骨建て方
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
鉄骨建て方状況を見学
 2009年3月に着工した鉄骨造の超高層オフィスビル(地下2階 地上26階)の建設現場を見学しました。見学に先だって、会議室にて建築概要、構造概要、工事概要について設計者である日建設計、施工者である鴻池・大林共同企業体の方からパワーポイントを使いながら、詳しいご説明をお聞きすることができました。超高層のロングスパン建物を実現するために、鉄骨造とし、大地震時に主要な構造部材の損傷を軽減するために制振部材を配置しています。また、既存建物の躯体(地下外壁)を有効に利用し、さらに、工期の短縮、施工時の安全性向上のために逆打ち工法を採用しています。現場では、逆打ち工事が進んでいる地下の状況、CFT柱、制振ブレース、制振間柱等を確認し、同時に鉄骨がクレーンによって揚重され、建て方される状況を観察することができました。見学後、会議室では、学生からの熱心な質問に対して、日建設計、鴻池・大林共同企業体の方から、丁寧なお答えを頂戴することができました。
■H21年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第7回
 「富田林市富田林寺内町と重要文化財旧杉山家」、
 「寝屋川市萱島地区」、「門真市古川橋地区」 見学  
平成21年11月14日(土)担当:阪倉 嘉一先生、榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
富田林寺内町「じないまち交流館」で寺内町の説明を聞く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
寺内町を廻り見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
寺内町の背割り水路の説明を聞く
寺内町旧杉山家をスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
萱島地区で「ネイキッドスクエア」を見学
萱島地区で「いらか」を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
古川橋末広南地区再整備の説明を聞く
古川橋末広南地区の整備状況を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 阪倉嘉一先生(前大阪府住宅供給公社理事長)の引率で、都市計画・都市デザイン論の授業において学習した、街並み環境整備事業、密集市街地整備事業等の事例見学を行いました。
 最初に重要伝統的建造物保存地区に指定された富田林寺内町を訪問、じないまち交流館で「富田林寺内町ボランティアガイドの会」の中野さんより、寺内町誕生の背景や寺内町の歴史、文化についての説明を聞いた後、3班に分かれてボランティアガイドの中谷さん、中野さん、木口さんの案内により往時の面影を伝える寺内町を廻り、最後に国の重要文化財に指定された旧杉山家を見学しました。
  次に密集住宅市街地整備促進事業、住宅市街地整備促進事業等により街並み整備が進められている寝屋川市萱島地区を見学、コーポラティブハウス「ネイキッドスクエア」(設計:ヘキサ)や中層集合住宅「いらか」(設計:徳岡昌克建築設計事務所)などの木造賃貸住宅の建替え事例と現存する木造賃貸住宅などを見て回り、地区の歴史と進められる整備の実態を体感しました。
 最後に土地区画整理事業と密集住宅市街地整備促進事業との合併施行により整備が行われた門真市古川橋地区を訪れ、特定土地区画整理事業により「ラブリータウン古川橋」として整備された古川橋駅南地区の街並みと、末広南地区での「大正ロマン」を総合コンセプトとした老朽木造賃貸住宅などの密集市街地再整備の実態を見学しました。
■H21年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第5回
 「建築設計演習II 課題2敷地:京都岡崎公園、京都国立近代美術館」見学  
平成21年10月27日(火)担当:榊原教授、鈴木講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
平安神宮応天門から課題敷地の見え方を確認
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
京都会館中庭を見学
課題敷地の調査、スケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
街並みを構成する京都府立図書館
京都国立近代美術館の搬入口を確認
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
常設展(コレクション・ギャラリー)を見学 許可を得て撮影
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
敷地調査のスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
敷地周辺の建物のスケッチ
 建築設計演習IIの課題2「美術館」と関連して、課題敷地および周辺の街並みと美術館の参考事例を見学しました。計画敷地は歴史、文化施設が集積する京都岡崎地区の、神宮道に面し京都会館の東に隣接する「岡崎公園」です。 まず、敷地北側の平安神宮応天門付近から、課題敷地である岡崎公園がどのような位置にありどう見えるかを確認しました。続いて北側から課題敷地に入り、課題敷地の状況、京都会館、京都市美術館別館に囲まれた中庭など周囲からの見え方、既存樹木の状況、東山の見え方などについて撮影、スケッチするとともに、京都会館、京都市美術館別館(無料展開催中)も各自見学しました。 その後、京都府立図書館、京都国立近代美術館に至る参道の街並みを歩き、美術館の参考事例として、京都国立近代美術館を見学しました。まず、美術館の搬入口を外から見学したのち中に入り、常設展(コレクション・ギャラリー)を見学しました。図面を参照しながら、美術館の展示室の天井高や幅、照明の手法などについて学ぶとともに、ロビーから見える東山の山並みも確認しました。続いて1階に降り、美術館のエントランスホールに必要な機能やスペースなどについて各自確認しました。最後に京都会館の中庭、課題敷地の状況を再度確認したのちバスに戻りました。
■H21年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第4回新着
 「大阪信愛女学院聖堂」見学  
平成21年10月17日(土)担当:鈴木講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竹中工務店鍋谷氏による全体構成の説明
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
回廊の見学
竹中工務店鍋谷氏による全体構成の説明
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
学生のスケッチ
 建築設計演習II 「祈りの空間」の参考事例として、120年の伝統を誇るカトリック系ミッションスクールである、大阪信愛女学院の聖堂を見学しました。竹中工務店設計部の鍋谷めぐみ氏から、まず外部、続いて内部について詳しい解説をうけながら、前庭、回廊、回廊に沿って巡る水盤の配置、トンネル・橋・飛び石・スロープを経て聖堂内部へと導く経路、光の変化、外から聴こえるせせらぎの音など、静かな祈りの場をつくり出す手法について学びました。
■H21年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第3回
 「石山寺、比叡山延暦寺根本中堂」見学  
平成21年10月10日(土)担当:大井准教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
石山寺 多宝塔へと向かう
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
延暦寺 根本中堂見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 建築設計演習II 「祈りの空間」の参考事例として大津の石山寺と比叡山延暦寺の根本中堂を見学しました。
 石山寺では国宝の本堂と多宝塔を見学しました。本堂は正面7間、奥行き4間の正堂と正面9間、奥行4間の礼堂、それら2つをつなぐ奥行き1間の合の間からなる複合的な構成です。また多宝塔は日本最古とされ、鎌倉時代に活躍した快慶による大日如来が安置されています。学生たちは大きな岩の先に立つ多宝塔をスケッチしたり、あらかじめ聞いていた本堂の独特の空間構成を実際に見ることで理解を深めていました。  
 比叡山延暦寺の根本中堂では、外陣、中陣と歩を進め中陣と内陣の間にある大きな段差の存在を知りました。仏と人間の世界は近くもあり、それでいて遠いものでもあるということを明解に表現している空間構成に感心していました。
■H21年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第1回
 「建築設計演習II 課題1敷地:大文字山」見学  
平成21年9月14日(土)担当:天畠講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
京都御所より大文字山を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
鴨川デルタより大文字山を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大文字山に登り、敷地を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 建築設計演習IIの課題1「祈りの空間」と関連して、課題の敷地である大文字山の見学を行いました。最初に京都御所・鴨川デルタ・京大農学分付近から銀閣寺道にかけての道において、それぞれの地点で大文字の遠望を確認し、写真撮影およびスケッチを行いました。次に銀閣寺の横の道より大文字山に登り、敷地の状況、大文字から京都市内の眺望、既存の御堂の寸法などを確認し写真撮影およびスケッチを行いました。その後は、京都市内の庭園を特別拝観し、自然の中に人工物を配置して庭園と自然を一体化させる手法を学習しました。
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