武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
武庫川女子大学大学院 建築学専攻修士 2年生
「建築設計総合演習III」
建築学専攻の授業の様子を写真で紹介します
>>H23年度 前期
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題2: 水屋の制作」 第11, 12週
2012年7月24日、28日、8月2日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、田崎教授、杉浦准教授、安井巧先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
待ち合い腰掛けの座面に竹を並べ、シュロ縄で縛って固定する 勝手口の建具(障子紙を貼る作業途中)
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
外壁の杉皮を押さえる竹の取り付け 解体された水屋の部材
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
移築先の地面をならし、礎石となるコンクリートブロックを正しい位置に据える。既存の茶室と正確に連結できるように細心の注意を払う
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
移築の様子 外壁の設置
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
移築の様子 床組の設置 移築の様子 屋根の設置
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
水屋の増築が完了した茶室の前で記念写真
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 現地での説明
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 スライドを用いて、企画から竣工に至るまでのプロセスなどについて発表
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竣工写真 外観
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竣工写真 外観
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竣工写真 外観
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竣工写真 内観
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竣工写真 内観 竣工写真 内観
 2ヶ月の間取り組んできた水屋の制作も大詰めです。間もなく実施される講評会に向けて学生の集中力も一層高まります。待ち合い腰掛け、建具、開口部のある壁パネルなどの制作、外壁の杉皮を押さえる竹の取り付けなどに取り組み、7月25日には、施工実習室の中で一旦の完成をみました。
 休む間もなく屋外への移築の準備に取りかかります。水屋を屋根、棟木、軒桁、外壁、床組、内部の造作材に分解しました。また、移築先の地面をならし、礎石となるコンクリートブロックを正しい位置に水平にかつ上面が同じ高さになるように並べました。今回は既存の茶室に水屋を増築するので、茶室と正確に連結できるように細心の注意を払って作業しました。移築準備が整ったところで、水屋の各部分を運び出し、再度組み立て、7月27日の夕方に遂に完成しました。完成の余韻に浸る間もなく、次は講評会の準備です。竣工図面などの資料づくりに取り組みました。
 8月2には建築設計総合演習および建築設計技術演習合同の講評会を実施しました。学生はスライドを使って、水屋の企画から竣工に至るまでの作業や検討のプロセス、竣工図、工程表、材料費や労務費などの積算、茶室と水屋の照度実験などについて発表しました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題2: 水屋の制作」 第9, 10週
2012年7月10日、12日、17日、19日、20日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、田崎教授、柳沢准教授、杉浦准教授、安井巧先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋根を設置
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
簀子流しに使用する竹の並べ順を検討 頭を潰した釘で竹を桟に留め、流しを組み立てる
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
棚の詳細なおさまりについて皆で検討
寸法の最終確認
棚板の制作
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
玄関の床に瓦を敷く
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
妻面の壁パネルの制作 待ち合いの腰掛けの制作
 壁パネルの取り付け、段ボールや杉皮による仕上げなど、壁の施工が概ね片付いたところで、棟木と軒桁を取り付け、その上に屋根パネルを設置しました。遂に水屋の外観の全貌が現れました。その後、流しや棚、畳寄せなどの内部の造作に取りかかりました。簀の子流しや棚は細やかで正確な作業が必要です。なかなか思い通りにできませんが、苦労しながらも根気強く作業しました。妻面の壁パネルの制作や待ち合いの腰掛けの制作にも取り組みました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題2: 水屋の制作」 第7, 8週
2012年6月26日、28日、29日、7月3日、5日、6日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、田崎教授、柳沢准教授、杉浦准教授、安井巧先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
壁パネルの取り付け 壁パネル開口部および窓枠の詳細について打合わせ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋根を試作し、防水性能を確認 電動かんなで屋根に使用する杉板を設計通りの寸法に加工する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋根葺材の杉板が重なる部分に発泡ゴムを貼り
防水性を確保
屋根葺材の杉板をくぎで連結し、屋根パネルを制作
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
棟木の面取り加工 簀子流しに使用する竹の切り出しと磨き
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
壁仕上げ材となる段ボールの型取り 安井巧先生(安井杢工務店)による露地や水屋などに関する講義
 先週完成した骨組みに、壁パネルを取り付け、より室らしくなってきました。窓などの開口部のある壁パネルは詳細図を作成し、十分に打ち合せをして制作しました。屋根の制作にも取りかかりました。今回は「大和葺き」という板葺きの屋根を採用しました。厚さ18mm、幅150mmの杉板を3cmほど重なるようにして1枚おきに上下に張ります。雨漏れ防止のため板が重なる部分に発泡ゴムをはさみました。実際に屋根を制作する前に、試作品をつくり、上から水をかけて防水性能を確認しました。また、軒桁や棟木の面取り加工、簀子流しに使用する竹の切り出しと磨き、壁の仕上げ材となる段ボールの型取りと切り出しなどにも取り組みました。6月29日には、安井杢工務店の安井巧先生に露地や水屋などに関する講義をいただきました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題2: 水屋の制作」 第5, 6週
2012年6月12日、14日、15日、19日、21日、22日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、田崎教授、柳沢准教授、杉浦准教授、安井巧先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
部材の墨出し 床組の組み立て
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
柱に使用する竹の選別 切り出した竹の柱の位置・向きを検討
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
土台の角柱が立つ位置に角のみによりホゾ穴の加工 角柱端部のホゾ加工
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
柱の頭つなぎ材を取り付け、室のボリュームを確認 壁パネルの制作
 基本設計がほぼ決定し、制作に取りかかりました。まず、壁部分の土台と床組をつくり、次に、柱になる竹を切り出し、実際に土台の上に立てて、反り具合、節や皮の表情などを考慮しながら、どの位置・向きに使うかを決めました。その後、ホゾの加工をした上で竹柱とヒノキの角柱を立て、柱の頭部を木材でつないで直方体の室のボリュームが姿を現しました。また、壁パネルの制作にも取り組みました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題2: 水屋の制作」 第3,4週
2012年5月29日、31日、6月1日、5日、7日、8日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、田崎教授、柳沢准教授、杉浦准教授、安井巧先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スケッチしながら議論を重ね、基本設計案を検討 模型をつくってスタディ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
安井杢工務店の安井巧先生に茶室や路地に関する講義をいただく
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
水屋を増築する現地に足を運び、安井巧先生から設計案についてご意見をいただく
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
安井先生からいただいた指摘事項やその他の問題点をリストアップし、設計案を再検討 設計案の再検討
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
各自のアイデアを提案し、議論を重ねる 今回採用する屋根の葺き方の候補である大和葺きについて調べて発表
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
全員で手分けして各部の原寸図を制作 学生が作成した原寸図を教員がチェックしながら詳細を検討
 全員で打ち合わせを重ねつつ水屋の基本設計に取り組みました。5/31には茶室など数々の伝統建築の移築や修復、復元などに携わってこられた安井杢工務店の安井巧先生に茶室や路地に関する講義をいただいた後、水屋を増築する現地を見ていただきながら、最新の基本設計案についてご意見をいただきました。 その後、安井先生にいただいた様々なご指摘や、打ち合わせを重ねる中で浮かび上がってきた問題点を考慮して、基本設計案を再検討しました。各自で案を出し合ったり、施工方法を健闘するうちに、はじめは複雑だった屋根や土台まわりは徐々にシンプルなものに収束していきました。結局、杉板の大和葺き(板を1枚おきに上下に、その端を少し重ねて葺く方法)の切妻屋根を既存茶室の屋根の下に作り、壁の軸組と床組を構造的に切り離して作ることになりました。現在の案で計画を進める見通しが立ったところで、原寸図を描いて詳細部分の納まりを検討しました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題2: 水屋の制作」 第1,2週
2012年5月8日、10日、11日、12日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、田崎教授、杉浦准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
キャンパス内にある茶室「自妙庵」を見学 茶室「自妙庵」を実測
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
昨年の修士課程2年生が制作した茶室を見学。水屋を増築する部分の状況を確認
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
水屋の構成や作法について調べた結果を発表 各自で考えた水屋増築案の発表と討議
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
各自で考えた水屋増築案の発表と討議 教員の意見を踏まえつつ、一つの案に収束させていく
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸図を描き、連結部の詳細な納まりや増築部分の空間の大きさや使い勝手などを検討
 建築設計総合演習IIIの第2課題では、日本人になじみの深い、竹などの自然の材料や紙などの身近な材料を使い、学生全員の共同作業により茶室を制作します。本課題を通して、日本を代表する文化の一つである、茶室や茶庭の歴史、意匠(寸法体系など)、背景にある思想を学び、自ら施工方法を工夫し、工程を管理する力を身につけることが狙いです。
 課題説明の後、全員で話し合い、昨年先輩の学生が制作した茶室に水屋(茶事の用意を整える亭主側の準備のための場所)を増築することに決定。その後、キャンパス内にある茶室「自妙庵」および昨年先輩が制作した茶室を見学・実測をしました。また、水屋の設計に先立って、茶道や茶室などに関する基本知識を各自が文献やインターネット等で調査し、その成果を発表しました。茶道や茶室に関する勉強を重ねつつ、各自の増築案の発表と意見交換を繰り返し、デザインの基本方針が固まってきました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題1: 紙管の建築」 講評会
2012年5月15日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 紙管の小屋の共同制作プロセスや紙管を用いた構造実験、環境測定などの発表
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 共同制作した紙管の小屋の見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 紙管を用いた仮設駐輪場の提案 講評会の様子 傘の仕組みを応用した、組み立て解体可能な東屋の提案
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講評会の様子 中国・桂林の観光道アーケードの提案。構造の教員による力の流れの解説
 5/15には、学生の保護者の方々も招き、建築設計総合演習IIIと建築設計技術演習IIIの合同講評会を実施しました。はじめに、紙管の小屋の共同制作のプロセスや積算、建築設計技術演習IIIで取り組んだ、紙管を用いた構造実験や環境測定などについてスライドを用いて発表。続いて施工実習室で共同制作した紙管の小屋を見学。その後、各自の作品を発表しました。原寸大のモックアップ模型などを使いながら、各自が選定した用途や敷地に対して、紙管をどのように工夫して用いたかを説明しました。デザイン、設備・環境、構造の専門教員から様々なコメントをいただき、与えられた材料の特性をよく理解し、アイデアを絞って多様な用途や環境に対応させることのおもしろさと難しさを再認識しました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題1: 紙管の建築」 第5週
2012年5月8日、10日、11日、12日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師、芳谷勝濔先生
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
芳谷勝濔先生によるスケッチパースの指導
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ジョイント部分の原寸模型の制作 1/3スケールの模型の制作
 先週の中間講評会で指摘されたことを考慮しながら、教員との対話とスタディを重ね、各自の設計をさらに煮詰めました。その後、講評会に向けてプレゼンテーション作業に取り組みました。また、5/8には、日建設計で魅力的な透視図を多数手がけられてきた芳谷勝濔先生を講師に招き、手早く正確にスケッチパースを描く練習をしました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題1: 紙管の建築」 第3,4週
2012年4月24日、26日、27日、5月1日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の小屋 共同制作 頭つなぎ材の制作 紙管の小屋 共同制作 頭つなぎ材の取り付け
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の小屋 共同制作 突き上げ窓の動作確認
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の小屋 共同制作 明かり障子の取り付け
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の小屋 共同制作 完成
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
教員と対話を重ね案を検討 教員と対話 傘の仕組みをヒントにした紙管の建築を検討
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
中間講評会の様子
 紙管の小屋の共同制作も後半戦に突入です。4/24には、壁の頭つなぎ材や、デザイン上の大きな特徴となる突き出し窓を制作・取り付けました。4/28のフィールドワークで屋根部分を組み立て、明かり障子を取り付け、遂に完成。5/17のフィールドワークでキャンパス内の屋外に移築する予定です。一方で、各自の案の設計も並行して取り組みました。ジョイント部分などの詳細模型をつくり、意匠、構造、施工を一体的・具体的に考えながら計画をさらに煮詰めました。5/1には中間講評会を実施しました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題1: 紙管の建築」 第2週
2012年4月17,19,20日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師
建築学科3年生 建築設計演習III
紙管の小屋 共同制作 ホゾの取り付け 床板の固定
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の小屋 共同制作 壁の建て込み 紙管の小屋 共同制作 窓枠の制作
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の小屋 共同制作 内部空間ができ、建築らしくなってきました
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
教員と対話を重ね案を検討 教員と対話を重ね案を検討
建築学科3年生 建築設計演習III
各自の基本計画を発表し、皆で議論
 敷地として選定した地域の気候や文化の調査、そこに建てる紙管の建築の用途、デザインなどについて総合的に検討を重ね、基本的な計画がほぼ固まってきました。4月20日には、各自の案を発表し、皆で討議しました。今後は、意匠だけでなく構造、設備、施工などの詳細検討に移っていきます。また、紙管の小屋の共同制作では、床板の取り付け、土台上に壁を建てるためのホゾの取り付け、紙管を連結した壁の制作と建て込みを行いました。
 また、本演習と連携して行われる建築設計技術演習では、4月16日に既存の紙管建築の構造システム、接合部のディテールなどの解説、18日には紙管のドーム(ハノーバー万博日本政府館)の施工プロセスの解説、各自の設計案の施工計画の検討を行いました。
H24年度 修士2年生前期
建築設計総合演習 III
「課題1: 紙管の建築」 第1週
2012年4月10、12、13日 13:05〜16:20
担当: 岡崎教授、杉浦准教授、宇野講師
建築学科3年生 建築設計演習III 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
案の検討 選定した敷地や建物用途など各自の計画案を発表し、意見交換
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紙管の小屋 共同制作 土台に墨出し 紙管の小屋 共同制作 床組の組み立て
建築学科3年生 建築設計演習III
紙管の小屋 共同制作 床組がほぼ完成
建築学科3年生 建築設計演習III
紙管の試験体を屋外において暴露実験
 建築設計総合演習IIIの第1課題では、世界各地から特徴的な風土の土地を各自で選定し、その地域の気候、風土、文化を考慮して、「紙管」を使用した建築を計画します。紙管の建築の用途は各自が自由に設定します。紙管を建築材料として用いることは一般的ではありませんが、加工しやすく環境に優しいなど、建材としての可能性も秘めています。
 また各自が設計案を作成するのと並行して、学生全員の共同作業により、紙管を使った原寸大の小屋を制作します。この原初的・身体的な体験を通して、紙管という材料と向き合い、従来通りの使用方法に留まらず、新たな建築的可能性を模索し、引き出す能力を鍛えます。
 課題説明の後、各自で国内外に存在する様々な気候、地形、文化、民俗、風習と生活空間のかかわりについて、文献やインターネットなどで調査し、敷地選定や設計案の検討に取りかかりました。4月13日には、現時点での各自の計画案を発表し、意見交換しました。12日には、原寸大の紙管の小屋の制作にも着手。床組が概ねでき上がりました。また、紙管の耐水性・耐候性を確認するための試験体(そのままの紙管、アクリル樹脂を塗布した紙管など)を作成しました。これらを屋外にさらす、または水につけて変化を観察します。
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