武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
武庫川女子大学 建築学科 1年生
「空間表現演習 I」
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「平面の構成による設計」
2013年7月4日 3〜5限 11日 3〜5限 16日 3・4限
    18日 3〜5限 23日 3・4限 25日 3・4限
担当:杉浦徳利准教授、清澤先生、西野助教
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 ダンボールによる空間構成体験
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 教員と対話しながらスタディを進める
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子 学生の発表
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子 教員の講評
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 入学して初めての設計課題として、平面の構成による設計方法を用い、庭園に建つ休憩所の設計に取り組みました。7月4日の課題説明の後、班ごとにダンボールで実際に平面による空間をつくり、光と影の様子、外部からの見え方と内部からの見え方、空間の雰囲気などを体験しました。11日から23日はその体験をもとにダンボールの模型でスタディを行い、各自の案を決定した後、平面図・立面図・断面図を描き、スチレンボードを用いた50分の1の模型を制作しました。25日は講評会を行い、全員が自分の案についてプレゼンテーションし、教員から講評を受けました。
 
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「木工:棟梁とつくる木の造形」
2013年7月4日 3〜5限 11日 3〜5限 16日 3・4限
    18日 3〜5限 23日 3・4限 
担当:神田定秀 先生(播磨社寺工務店 代表取締役)
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 様々な道具を用いて木材を加工する
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 トルコの留学生も共に学ぶ
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子
 非常勤講師の神田先生のご指導により、木を使った作品の制作に取り組みました。本課題では木を素材とした造形作品の制作をとおし、棟梁に木材の加工の方法を学びながら、日本古来の匠の技術に触れること、そして今後取り組むことになる木造建築の設計の基礎として、木の性質を理解することを目的としています。
 6月の演習でつくりたい作品のイメージをスケッチし、作品の制作を開始しました。そして今回の演習で各自の作品を完成させ、講評会を行い、神田先生から各自の作品について講評をいただきました。
 
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「いけばな」第3, 4回
2013年7月2日 3・4限、7月9日 3〜5限 
担当:笹岡隆甫先生、笹岡令奈甫先生、高橋清甫先生、西野助教
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 自分で制作した花器にひまわりとすぐりをいける
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 いけた花を甲子園会館に置いて写真と撮る
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 大型の花器を用いて班ごとに大作いけばなに取り組む
建築学科1年生 空間表現基礎演習
班ごとに大作いけばなのプレゼンテーション
建築学科1年生 空間表現基礎演習
笹岡先生による大作いけばなの講評
 未生流笹岡家元である笹岡隆甫先生のご指導により、4回にわたって「いけばな」を学びます。
 第3回の授業では、前回までに習った技法を用い、陶芸の授業で制作した花器にひまわりとすぐりをいけました。またいけた花を甲子園会館の好きな空間に置いてみて、空間の印象の変化を体験しました。第4回の授業では、トルコからの留学生とともに「大作いけばな」に取り組みました。大型の花器を用い、6班に分かれて上甲子園の校舎や庭に季節の花をいけました。その後、各班のプレゼンテーションを行い、笹岡先生から講評をいただきました。
 
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「いけばな」第1, 2回
2013年6月25日 3・4限、27日 3〜5限 
担当:笹岡隆甫先生、笹岡令奈甫先生、高橋清甫先生、西野助教
建築学科1年生 空間表現基礎演習
笹岡先生によるいけばなの講義
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 グラジオラスとバラで盛花(直立態)に取り組む
建築学科1年生 空間表現基礎演習
笹岡先生にいけ方を実演していただく
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 トルコ人留学生も参加
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 夏はぜとしゃくやくで盛花(直立態)に取り組む
 未生流笹岡家元である笹岡隆甫先生のご指導により、4回にわたって「いけばな」を学びます。2回目からはトルコの留学生も参加し、日本の伝統文化を共に学んでいます。
 第1回の授業では、いけばなとは何かを学習し、グラジオラスとバラを用いて盛花(直立態と半傾斜態)に取り組みました。第2回の授業では、いけばなの歴史を学習し、夏はぜとしゃくやくを用いて盛花(傾斜態と直立態)に取り組みました。また生けた花を甲子園会館の好きな空間に置いてみて、空間の印象の変化を体験しました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I
木工:棟梁とつくる木の造形
2013年6月11日 3・4限 13日 3〜5限/6月18日 3・4限 20日 3〜5限
担当:神田定秀 先生(播磨社寺工務店 代表取締役)
建築学科1年生 空間表現基礎演習
神田先生による道具の使い方の説明
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子
 非常勤講師の神田先生のご指導により、木を使った作品の制作に取り組みました。
 わが国は、高温多湿の気候で風通しがよい建築が必要であったこと、木が最も手に入りやすかったことなどから、木造建築が発達し、歴史に残る日本建築は、圧倒的に木造が多いです。近年は設計施工の機会が減少していますが、現在でも住宅の多くが木造です。木造は単なる建築の工法ではなく、日本文化の一部といえます。本課題では木を素材とした造形作品の制作をとおし、棟梁に木材の加工の方法を学びながら、日本古来の匠の技術に触れること、そして今後取り組むことになる木造建築の設計の基礎として、木の性質を理解することも目的としました。
 6月の演習では、まず課題説明と、道具の使い方の説明ののち、各自がスケッチをしました。そして、つくりたい作品のイメージができた学生から材料を受け取り、作品の制作を開始しました。7月の演習で完成させ、講評会を行う予定です。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I
甲子園会館の実測と図面化
2013年2013年6月11日 3・4限 13日 3〜5限 /6月18日 3・4限 20日 3〜5限
担当:鈴木准教授、西野助教
建築学科1年生 空間表現基礎演習
甲子園会館の実測の様子
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
甲子園会館の実測の様子
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
スタジオにおける製図の様子
 建築学科の学舎である甲子園会館の一部の実測を行い、その結果に基づき、平面図と立面図を描きました。まずグループに分かれて、テラスの階段付近の実測を行い、その結果をスケッチにまとめました。実測を通して、甲子園会館がもつ、設計時に意図された寸法体系を発見し、その優れた空間特性を深く理解できました。続いて実測結果に基づき、各自が1:20のスケールで平面図と立面図を作成しました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I
水彩画とデッサン
2013年6月4日 3・4限 6日 3〜5限
担当:麻生秀穂先生(東京藝術大学名誉教授)、森和正先生
建築学科1年生 空間表現基礎演習
水彩画 演習の様子
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
水彩画 講評会の様子
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
デッサン 演習の様子
 
建築学科1年生 空間表現基礎演習
デッサン 講評会の様子
 東京藝術大学名誉教授の麻生先生と、画家の森先生のご指導により、水彩画と石膏デッサンの演習に取り組みました。
 水彩画の演習では、透明水彩と水と紙を用い「自分の内面」を表現しました。できあがった全員の作品を床に並べ、先生の講評をいただきました。
  石膏デッサンでは、ただ見て描くだけでなく、麻生先生、森先生のアドバイスにより、実際に手で触ってみて形を確認したりしながら、石膏像から各自が読み取ったデッサンを描き上げました。描いた全員のデッサンを並べ、先生の講評をいただきました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I
陶芸:「手びねり」による四角筒の制作とその再構成
2013年5月16日 3〜5限 21日 3・4限 /5月28日 3・4限 30日 3〜5限
担当:南野 馨 先生(大阪芸術大学非常勤講師)
建築学科1年生 空間表現基礎演習
土の準備 荒もみと菊もみ
建築学科1年生 空間表現基礎演習
四角筒の制作
建築学科1年生 空間表現基礎演習
四角筒の再構成
 非常勤講師の南野先生のご指導により、土を使った作品の制作に取り組みました。 瓦やタイルなど建築の素材としても使用される土は、自分の手で直接触れて形をつくり出せること、紙や木などの素材に比べて比重が重く、かつ乾燥、焼成前は非常にやわらかいことが大きな特徴です。どんな形でも自由につくれそうに見えますが、逆に形が定まりにくく、重さとやわらかさですぐつぶれたり、崩れたりします。 1日目はまず自分で粘土をこねた後、手びねりにより四角筒をつくりました。2日目はその四角筒を、底を残しながら10個前後のパーツに切り分けて、これらを組み合わせ、空間を構成しました。瓦の製作とは異なり、型のない状態で四角筒をつくる作業に悪戦苦闘しながらも、土という素材がもつ特性を、じかに肌で感じ取ることができたと思います。 作品は自然乾燥の後、アトリエの窯で焼き、6月のいけばなの授業において花器として使用します。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「学術研究交流館の実測と図面」
2013年5月16日 3〜5限 21日 3・4限 /5月28日 3・4限 30日 3〜5限
担当:鈴木准教授、西野助教
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学術研究交流館の実測の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
スタジオにおける製図の様子
 建築学科に入学してはじめての製図の演習として、中央キャンパスにある学術研究交流館の一部を実測し、その立面図、展開図を描きました。
 学術研究交流館は、900mm×1,800mmを基準寸法として設計された鉄筋コンクリート打放しの現代建築です。本演習では、単に図面の描き方を学ぶだけでなく、基準寸法に基づき設計されている建築空間を自分たちの手で測り、実際に図面に描くことによって、その空間特性を深く理解することも目的としています。1日目は学術研究交流館を訪れ、課題説明の後、協力し合いながら中庭まわりの壁面やサッシの寸法を測定し、その結果を全員がスケッチにまとめました。2日目は甲子園会館のスタジオにおいて、全員が1:50のスケールで立面図と展開図を作成しました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「基本立体による構成」
2013年5月9日 3〜5限、14日 3・4限
担当:清澤先生、鈴木准教授、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
基本立体の制作 演習の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品 学生の作品
 単純な立体による形態把握と空間構成は、近代の芸術および建築に多大な影響を与え、実践されてきました。本演習では、円錐、円筒、球、角錐、直方体などの基本立体を作成し、これらを組み合わせることによる空間構成を探求しました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「共通寸法による構成」
2013年5月2日 3〜5限、7日 3・4限
担当:清澤先生、鈴木准教授、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
課題説明
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子 演習の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品 学生の作品
 本課題「共通寸法による構成」は、以前の課題であった「平面による構成」を展開させたものになります。前回の課題では直感的に立体の構成を行いましたが、今回の課題では「整数比での構成」と「黄金比での構成」によって、寸法を与えながらそれぞれの立体が作成されました。また提出された模型を用いて総評会も行われました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「瓦の製作」2日目:荒地切り・水撫ぜ
2013年4月25日 3〜5限
担当:浅田晶久先生(浅田製瓦工場 代表)、光本大助先生(光本瓦店有限会社 代表取締役)、
   鈴木准教授、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
浅田先生による講義
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
裏打ち 荒地の形を整える 荒地切り 荒地を切り型に載せ、大鎌で瓦の形に切りとる
建築学科1年生 空間表現基礎演習
成形が済んだ瓦は立てて乾燥させる
 浅田先生、光本先生を講師にお招きして、先週に引きつづき瓦の製作実習に取り組みました。
 今回は「荒地切り・水撫ぜ」です。まずは裏打ちをしました。先週製作した荒地を荒地型に載せタタキで叩き、形を整えます。その後、整えた荒地を切り型に載せ、タタキやヘラを使って形を整えながら、大鎌で切り取りました。仕上げは、水に濡らしたヘラや鹿皮で表面や小口をきれいに整えました。  今回製作した瓦はしばらく乾燥させた後、釉薬をかけ、窯で焼成します。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「透視体と鏡面による構成」
2013年4月16、23日 3・4限
担当:清澤先生、鈴木准教授、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
課題説明の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
建築学科1年生 空間表現基礎演習
模型制作の様子 写真撮影の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 今回の課題「透視体と鏡面による構成」は、前回の「平面による構成」課題を発展させ、透明や半透明、鏡面などの素材を用いて作成しました。反射するものや、光を通すもの、光を受けるものなど、素材の特性をうまく活用し、造形を行います。作品が完成すると屋外で作品の写真撮影を行いました。作品にキャンパス庭園の花や池、木々の緑などが映りこむようアングルを練り、作品の良さや個性が明解に伝わるよう表現しました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「瓦の製作」1日目:タタラ盛り・荒地取り
2013年4月18日 3〜5限
担当:浅田晶久先生(浅田製瓦工場 代表)、鈴木准教授、田中講師
建築学科1年生 空間表現基礎演習
浅田先生による説明
建築学科1年生 空間表現基礎演習
タタラ盛り 浅田先生による指導
建築学科1年生 空間表現基礎演習
タタラ盛り 天端をならす
建築学科1年生 空間表現基礎演習
荒地取り
 伝統的な技術を有する瓦職人である浅田晶久先生(京都の浅田製瓦工場 代表)を講師にお招きし、瓦の制作実習を行いました。本実習は甲子園会館の瓦を当初の素材、焼成方法によって再現することを目的とした保存修復実習です。
 瓦は日本建築にとって非常に大切で、建築美を表出する重要な要素でもあります。瓦の製造方法は、現在では機械化されていますが、今回はタタラ盛りという、大正時代までは一般的だった方法で行います。実習で製作された瓦を使い、最終的には甲子園会館の葺き替えを行います。
 製作 1日目は「タタラ盛り・荒地取り」です。まずは土を足で踏みながらタタラ盛りを行い、土を羊羹状に整えました。その後、瓦一枚大の荒地を取り、ヘラで形を整えました。土を直に触れながら伝統的な方法を体験することができました。
H25年度1年生前期
空間表現演習 I「平面による構成」
2013年4月8日 3・4限、11日 3〜5限
担当:清澤先生、鈴木准教授、田中講師、西野助教
建築学科1年生 空間表現基礎演習
課題説明
建築学科1年生 空間表現基礎演習
演習の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
模型制作の指導
建築学科1年生 空間表現基礎演習
講評会の様子
建築学科1年生 空間表現基礎演習
学生の作品
 建築学科1年生の演習が「空間表現演習 I」で、その最初の課題は「平面による構成」です。1回目の授業では課題説明がありました。構成主義などの観点から、モンドリアンの絵画、リートフェルトのシュレーダー邸、ミースのバルセロナ・パビリオンといった例を用いた説明がありました。その後、道具の使い方を学んだ後、1mm 厚のスチレンボードを使って、一定の条件(300mm×300mm の平面を土台として、平行あるいは垂直な矩形の平面によって空間を構成する)に基づく空間構成課題に取り組みました。2日目の講評会では、一人ひとりが各自の作品を発表し、教員の講評を受けました。
>>建築学科TOPページ
Copyright 2005-2013 Mukogawa Mowen's University.All rights reserved.
当サイトに掲載されている文章・画像の無断転載を禁じます。