武庫川女子大学建築学科 2010年度フランス・バルセロナ研修 14日間の旅2010年8月27日(金）～9月9日(木）

　■海外研修旅行　2010年 8/27(金)～9/9(木)　　

武庫川女子大学建築学科　フランス・バルセロナ研修 14日間の旅

　建築学科では２年生以上の夏休みの二週間を利用して海外研修旅行を実施しています。
　今年はイタリア・パリコースおよびフランス・バルセロナコースの2コースを実施します。学生たちは1年生の前期に日本建築史、後期に世界建築史、2年生の前期に近代建築史を履修し、それに加えて出発前に見学を予定している都市や建築について各自で調査した上で研修にのぞみました。
　ここでは、フランス・バルセロナコースの様子をお伝えします。建築学科の2～4年生の合計24名が、8月27日(金）～9月 9日(木)の14日間、バルセロナからパリまで飛行機とバスで移動しながら、歴史と芸術あふれる都市を巡り、自分の眼で見て、肌で体験してきます。

　　引率者：萬田隆准教授、平野麻衣子助手、JTB添乗員

イタリア・パリ研修

>>2009年度イタリア研修　>>2009年度スペイン・フランス研修
>>2008年度イタリア研修
　　>>2007年度イタリア研修

フランス・バルセロナ研修 12日目「パリ郊外見学」

2010年9月7日(火)

ノートルダム・デュ・ランシー教会

サン・ドニ教会

サヴォア邸

ベルサイユ宮殿の庭園

　本日は、パリ近郊にある建築を見学しました。はじめに近代建築の創生期に作れらた鉄筋コンクリート造のノートルダム・デュ・ランシー教会を見学し、次にゴシック建築であるサン・ドニ教会を見学しました。午後は、ル・コルビジェの建築理念が実現された住宅、サヴォア邸、またフランス王朝最盛期の建築であるベルサイユ宮殿を見学しました。本日で予定されていた見学は無事に全て終了しました。明日は帰国の途につきます。

フランス・バルセロナ研修 11日目「パリ市内見学　その2」

2010年9月6日(月)

　本日は、終日自由行動で班ごとにパリ市内の建築を見学しました。各自、事前に見学したい建築について調べ、計画を立ててから見学に臨み、パリ市内の著名な建築の見学やルーブル等の美術館で絵画や彫刻を鑑賞しました。明日はいよいよ見学の最終日です。

フランス・バルセロナ研修 10日目「パリ市内見学」

2010年9月5日(日)

サント・シャペル

ノートルダム大聖堂

救世軍難民院

スイス学生会館

ブラジル学生会館

　本日からパリ市内の見学です。はじめにシテ島にあるサント・シャペルおよびゴシック様式のノートルダム大聖堂を見学しました。ノートルダム大聖堂では、今までにゴシック様式の聖堂を多数見てきたので、それらの聖堂と様々な点を比較しながら見学することができました。次にル・コルビジェによる、貧しい人のための施設である救世軍難民院、留学生の学生寮であるスイス学生会館およびブラジル学生会館を見学しました。夕方にはオルセー美術館を見学し、著名な絵画や彫刻を堪能しました。

フランス・バルセロナ研修 9日目
「モンサンミッシェル,オンフルール見学」

2010年9月4日(土)

モンサンミッシェル修道院

全員で記念撮影

オンフルールの街並みを見学

　本日はルーアンを発ち、はじめに世界遺産にも指定されている、海の上に浮かぶモンサンミッシェル修道院を見学しました。昼食時には、名物のオムレツを皆とても美味しそうに食べていました。その後、セーヌ川の河口にある古い港町オンフルールを散策しました。夜には、いよいよ最終見学地であるパリに到着しました。明日からは、パリの市内および近郊を見学します。

フランス・バルセロナ研修 8日目
「ラン、アミアン、ルーアンのゴシック聖堂巡り」

2010年9月3日(金)


ラン大聖堂		アミアン大聖堂の内部空間


ルーアン大聖堂		ルーアンの街並み

　本日は、中世に栄えたフランスの都市をまわり、ゴシック様式の大聖堂および街並みを見学しました。はじめに、宿泊地ランスからフランス東部の都市ランに移動し、初期ゴシック様式のラン大聖堂を見学しました。次にフランス最大のゴシック教会であるアミアン大聖堂を見学しました。学生たちは、高さ42mにも達する壮大な空間に息をのむ思いでした。最後にジャンヌ・ダルクが処刑された地でもあるルーアンに移動し、街並みを散策しつつ、ルーアン大聖堂を見学しました。

フランス・バルセロナ研修 7日目「ディジョンからランスへ」

2010年9月2日(木)

フォントネ修道院

トロワの街並みを散策

ランス大聖堂

　バルセロナから連日晴天が続き、本日もとても見学日和な一日でした。はじめに世界遺産にも認定されているフォントネ修道院を見学しました。ロマネスク様式の建築で、装飾を廃した厳かな空間に学生たちは真剣な眼差しで見学を行いました。その後、伝統的な木造家屋が残るトロワの街並を見学したのち、シャンパンでも有名な都市、ランスに移動し、ゴシック様式のランス大聖堂を見学しました。フランス北部はゴシック様式の教会の本場でもあり、明日もゴシック様式の教会を見学します。

フランス・バルセロナ研修 6日目「ディジョン郊外見学」

2010年9月1日(水)

王立製塩所

ノートルダム・ドュ・オー教会

ディジョンの街並みを散策

　本日はディジョン郊外のアルケ・スナンという街にある王立製塩所を見学しました。この建物は18世紀のもので、製塩工場をはじめとして、住宅や教会が立ち並び、当時の理想の都市計画により作られたもので、世界遺産にも認定されています。その後、コルビジェの晩年の作品で、ロンシャンの教会として知られるノートルダム・ドュ・オー教会を見学しました。夕方には宿泊地ディジョンに戻り、市内を散策しました。一日中天気も良く、フランスの田舎町のゆったりとした雰囲気の中、学生たちは建物の見学を堪能しました。

フランス・バルセロナ研修 5日目「リヨン郊外見学」

2010年8月31日(火)

ユニテダビダシオン

サン・ピエール教会

ラトゥーレット修道院

オテル・デュー

　本日はミース・ファン・デル・ローエ、フランク・ロイド・ライトとともに近大建築の3大巨匠と呼ばれるル・コルビジェの作品を中心に見学しました。はじめにリヨンの郊外にある、ユニテダビタシオンという集合住宅を見学しました。個人住宅の他に幼稚園も入った複合集合住宅で、現代の都市集合住宅のもととなった作品です。その後、コルビジェの宗教建築であるサン・ピエール教会、ラトゥーレット修道院を見学した後、ブルゴーニュ地方の都市、ボーヌに移動し、中世の医療施設であるオテル・デューを見学しました。バス移動の長い一日でしたが学生たちは熱心にガイドの解説を聞き、建物のスケッチに励みました。

フランス・バルセロナ研修 4日目「リヨン市内見学」

2010年8月30日(月)

バルセロナを出発

リヨン・サトラス駅

サン・ジャン教会

リヨンの街を散策

　バルセロナ滞在もあっという間に終了し、空路フランスのリヨンに移動しました。本日からはフランスの国内を移動しながら見学を行い、最終目的地パリを目指します。
　はじめにリヨンの空港に併設する、S.カラトラバのサトラス駅を見学しました。カラトラバは構造エンジニアでもあり、大胆な構造で作られた駅舎を学生たちは驚きを持って見入っていました。その後市内に移動し、サン・ジャン教会など伝統が守られた街並を散策しました。

フランス・バルセロナ研修 3日目「バルセロナ市内見学その2」

2010年8月29日(日)

ピカソ美術館

バルセロナパビリオン

熱心にスケッチをする様子

　本日もバルセロナ市内見学です。午前中はバルセロナを活動の拠点とした画家ピカソの美術館を見学。その後、近代建築の礎を築いた巨匠建築家、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナパビリオンを見学しました。学校の授業や課題で学んだ建築を実際に見学することができ、学生たちは感激した様子です。午後は自由行動で街中を散策しながら各々があらかじめ調べておいた建築を見学しました。明日はバルセロナを出発してフランスに向かいます。

フランス・バルセロナ研修 2日目「バルセロナ市内・郊外見学」

2010年8月28日(土)

バルセロナ大聖堂

サグラダ・ファミリア教会

カサ・ミラ

モンセラット修道院

グエル公園で記念撮影

　いよいよ本格的に研修旅行のスタートです。バルセロナは巨匠建築家 A.ガウディの作品が多数存在します。本日はガウディの建築を中心に見学を行いました。サグラダ・ファミリア教会は世界的にも有名な建物であり、いまだ未完成の建築で、ガウディの死後も現在に至るまで工事が進行中です。初日から学生たちはこのスケールの大きさに圧倒される思いでした。その後、バルセロナ郊外の山中に立つモンセラット修道院も見学しました。

フランス・バルセロナ研修 1日目「関西空港からスペインバルセロナへ」

2010年8月27日(金)

関西国際空港を出発

バルセロナのホテルに到着

　2010年の建築学科海外研修旅行フランス・バルセロナコースが始まりました。24名の学生が参加しています。初日は、関西国際空港を出発して、無事バルセロナのホテルに到着しました。これから9月9日まで、バルセロナからフランスに渡り、多数の建築や街並みを見学します。学生たちは、長時間の移動の疲れも感じさせず、これからの旅に希望が一杯の様子です。

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