東本願寺御影堂は最大規模の木造建造物です。最初に、改修工事を行うための仮設計画についてや1895年の御影堂再建当時の図面や仕事の方法などについて詳しく解説して頂きました。その後の現場見学では、2つのグループに別れ、上層部の瓦葺替工事現場を中心に見学しました。見学後の質問の時間には、建築文化研究所の八木氏より御影堂に使われている木材について詳しく説明をしていただきました。
サンマークス大日は現在建設中の大規模集合住宅です。大規模開発としてのマンション計画、設計、構造設計、工法について説明を受けた後、40階建てのA棟を中心に現場を見学しました。躯体から仕上げに移っていくさまざまな段階を見ることができ、免震ピットにおいては積層ゴム、すべり支承などの免震材料をはじめてとして免震のしくみについて学ぶことができました。バルコニー版などのサイトPCの製作状況も合わせて見学できました。
今回は宗教やエコロジーに関係のある建築を見学しました。最初に訪れたのは神戸改革派神学校です。ここはプロテスタントの学校です。プロテスタント の建築空間には十字架やキリストの像がなく、建築そのものが聖なる空間を現出しています。聖書を読み、それについて聞くことが大切なため、聖堂内は明る く、また説教が聴きやすいように、短い残響時間で設計されています。さらに風が通りやすい工夫が随所に見られる省エネルギー的建築です。設計者である竹 中工務店設計部 酒井利行氏の解説でわかりやすい見学となりました。
3つ並んだそれぞれのガラスの箱の中にコンクリートの箱が入っている空間構成が特徴的な美術館です。ガラスとガラス或いはガラスとコンクリートに挟まれた独特の空間を体験しました。また開催中の「エコール・ド・パリ展」を鑑賞し、色の構成や表現方法など建築的に参考となることも吸収できました。隣接するハーバーウォークは魅力的な水辺の空間を設計するためにはどうしたらよいのか各自が考えるきっかけとなりました。
空間表現演習で陶芸の実習を担当して頂いた非常勤講師の南野先生の紹介で陶芸の森を訪問しました。 陶芸館では「やきものものがたり」の展示を鑑賞し、生活に密着して発展してきた「やきものの歴史」について学習しました。 その後、穴窯や実際に焼成中の登り窯を見学し、昔からの薪を使って焼き物を焼成する方法を見学しました。創作研修館では、陶芸家が一定期間定住して実際に やきものを制作している現場や、電気窯、ガス窯などの設備を見学しました。
新校舎の建設に使用されるPC床版の制作の様子を見学し、PCの特徴について理解することが目的です。第2工場では配筋が完了したPC床版、鋼製型枠、PC鋼線の張力導入のジャッキ等を見学し、張力導入の方法について説明を受けました。ストックヤードでは、本学科新校舎の床版の完成品および、他の土木工事で使われる橋桁を見学しました。
早朝バスで大学を発ち伊勢神宮を訪れました。神宮参拝の順路に従い外宮(豐受大神宮)に到着、板垣南御門を潜り、なかなか入ることのできない外玉垣御門内へ入場し、玉石を踏みしめ全員で整列し参拝。神楽殿においてお神楽を奉納していただき学科繁栄、学業成就を祈念した後、施工を担当された方から工事について説明をしていただました。
新校舎のボーダータイルを制作している様子を見学しました。工場内をまわりながら、タイルの制作工程(製土→成形→乾燥→窯積→選別・梱包)を順番に確認し学習しました。また、見学の記念としてボーダータイルに各自の名前を彫り込ませていただきました。
兵庫工場は平成7年の操業開始。現在、新校舎に使用されるPC柱の制作が行われています。工場内ではPC柱の配筋作業の様子を見学し、主筋・帯筋・シース管・PC鋼線・鋼製型枠などを確認した他、鉄筋加工場では、コンピュータ入力で鉄筋を加工することのできる機械や、結束線を使って鉄筋同士を固定する作業などを見学しました。
PTBの基本構想から始まり、国際コンペを経て実施設計、竣工にいたる9年に及ぶ計画の経緯、建物としての特徴(大空間の構成、防災・環境計画、埋め立てによる不同沈下対策)、について説明を受け、デザインと構造と設備が一体となって造り上げられた建物であることを見学しながら実感することができました。