各自が6月22日から約1ケ月にわたって取組んできた幼稚園計画を、作成した図面と模型をもとに発表しました。外部講評者として一日目には(株)木村工務店の木村忠紀氏に、二日目は(株)アラキ工務店の荒木正亘氏に参加していただきました。両氏からは、複雑に組み合わされた木造屋根の小屋組みの図面などについて講評を受け、改めて木造建築の奥の深さと面白さを学びました。今後全員の作品が建築スタジオ1階及び2階の廊下に展示されます。
7月17日は、提出日が近づき、各自が図面と模型の制作を進めました。建物と敷地との取り合いや敷地全体の外構計画の詳細など、特に模型での表現が必要となる部分のつめの検討を行い、図面と模型に反映させました。
作品の締め切りは18日の夕方で、19日と20日に講評会が行われます。
7月10日は、計画案全体をまとめ、ケント紙での作図を進めつつ詳細をつめる作業に着手しました。提出図面の内容を最終確定するとともに、模型制作について説明、模型材料を配布し、模型制作にも着手しました。
7月13日は、各自がケント紙での図面制作及び敷地全体を含む模型制作を進めました。計画をつめる中これまでの2課題で学んだ知識に基づき、軸組、小屋組、基礎、土台など木造架構の詳細について検討しました。
7月3日は、保育室、管理諸室など、模型で検討した諸ブロックを機能的に組み合わせた計画案を発表した後、各ブロックで設定した木造屋根をどう組み合わせてゆけばよいかを検討し、屋根のつなぎ方と平面計画をすりあわせました。。
7月6日は、各自が配置・平面計画と屋根形状のスケッチ、スタディー模型をもとに計画案を発表した後、ブロック毎の屋根形態および接続部分の屋根の構成についての検討を進め、計画全体のまとめに取りかかりました。
6月26日は、保育室、管理諸室など、模型で検討した諸ブロックを機能的に組み合わせた計画案を発表した後、各ブロックで設定した木造屋根をどう組み合わせてゆけばよいかを検討し、屋根のつなぎ方と平面計画をすりあわせました。
6月29日は、必要諸室を教員室、便所、倉庫などのようにさらに細かく分類して色分けし、廊下も含めて貼り絵のようにして平面案を作成し、ボリューム模型との比較検討を行いました。
各自が両親と話をしたり、またフィールドワークで実際に体験した空間などを参考にまとめた案を発表しました。両親の希望を細かく聞いてすべて実現するようにと悩んだ学生もいれば自分が住んでほしい空間を提案する学生もいました。今回は外部講師として一日目には(株)木村工務店の木村忠紀氏に2日目は(株)アラキ工務店の荒木正亘氏に参加していただきました。総評では担当の先生がたから「皆頑張っていて、前回のクラブハウスと比較して格段に成長している。」とほめていただいたり、実際の設計の仕事は決断の連続なので素早く、自分で決めることの大切さ、期限内に自分の意思を的確に図面と模型に反映させて相手に伝えることの必要性などをお話しいただきました。今後全員の作品が建築スタジオ1階の廊下に展示されます。
屋根の形態と間取りが相互に規定しあう、木造在来構法による設計は、高度な技術を要するものですが、教員との対話やスタディを重ねることにより、見応えのある作品が完成しました。2日間に渡り、学生全員が作品の発表をしました。1日目は数多くの数寄屋建築を手掛けられた、株式会社ウェイズ 建築事業部技術部主任の梅沢氏に、2日目は多数の寺社建築を手掛けられた株式会社木村工務店の棟梁 木村氏に出席いただき、仕口(部材の接合部)の加工方法およびその力学的な特性、耐震のための工夫、細部のおさまり、流通している木材の基準寸法など、幅広い見地から指導と解説をいただきました。
本学のクラブハウスが木造で建設されることになりました。 建築学科の学生がその部材加工や建て方に参加する予定です。 この体験を通して、木造建築物の設計や 施工方法を習得するために、実際の建設と並行して、それと 同じ敷地に同規模の木造クラブハウスを設計します。
第1回目の授業では、課題説明の後、屋根の象徴性、 屋根の形態や構法とその歴史的変遷、屋根や軸組みの架構形式、 木造の部材名称などについて説明がありました。その後、各自の アイデアスケッチを作成し、それを講評室に貼り出して小講評会が行われました。