武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第13回
「武庫川女子大学 学術研究交流館、マルチメディア館」見学
平成19年7月14日(土)
学術研究交流館 非常用進入口に替わる開口部
学術研究交流館 階段の寸法の確認 マルチメディア館 メディアホール
 建築法規Iの授業に関連して、地上5階建ての研究施設「学術研究交流館」、および地上8階、地下1階、370席のホールを持つ大型情報教育施設「マルチメディア館」という規模の異なる2つの建物を見学しました。授業で習った「延焼のおそれのある部分」「建築物の高さ」「階段や手摺の構造」「高さ制限」「防火区画」「防火設備」「避難施設」「外壁の後退」などの実例を見ながら、建築法規の制約が実際の設計にどのように反映しているかを学びました。  また、学術研究交流館では、全て900mm×1800mmの基準寸法にもとづいてデザインされた理性的で静謐な空間を体験し、そのデザイン手法についても学びました。
■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第12回
 木造講義および組立実習、クラブハウス現場見学
平成19年7月11日(水)
クラブハウス現場見学
柱と梁の組立
 空間表現基礎演習の木工の実習でも指導していただいている町家大工の荒木棟梁にお招きし、現在施工中の木造のクラブハウスを教材として木造の講義および組立実習を行いました。

 午前は、木材を適材適所に使うことの重要性について、材料の用途ごとにどんな材種が使われるのか、それぞれの木がどんんな特性を持つのかを解説していただきました。午後は、最初にクラブハウスの施工現場を見学し、コンクリートの打設が完了した基礎の様子を見学しました。次に、荒木棟梁が制作した実物大の見本を使って仕口や継ぎ手の解説や、町家の模型を使って大工が「板図」と「杖」のみで木造の建築を造ることや町家の構造について解説をしていただきました。最後に、施工実習室に移動し、木造の継ぎ手や梁と柱の組み立てを体験したり、木材を鉋で仕上げた場合がヤスリで仕上げた場合よりも木材の導管を破壊しないということを実際に実験して確かめることで、木造に対する理解をより深めることができました。

■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第11回
 藪内家お茶会
平成19年7月7日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月30日(土)
藪内家 茶法体験
※写真の無断転載は固く禁じます。
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月30日(土)
学生のスケッチ 
 京都の藪内家を訪問し、お茶会を体験すると共に、露地と茶室を見学しました。 家元の主座敷である緝き堂(「き」は、にすいに熈)でお茶会を体験しました。緝き堂は丸太長押に丸太柱が特徴の十一畳半の広間で、当日は7月7日ということで七夕にちなんだお軸が掛けられた床を拝見しました。 また露地とお茶室の見学では、藪内家を象徴する茅葺屋根入母屋造りの燕庵、織部床を更に簡略化した軽妙な床の形式が見られる談古堂や、流祖藪中斎剣仲が利休から贈られたという雲脚、織部好みの腰掛待合、豊かな丸みを帯びた形状の手水鉢が印象的な燕庵内露地、藪内家とゆかりが深い西本願寺から移築した須弥蔵などを見せていただきました。藪内家執事の石黒氏から「皆さんが歩いた露地をかつては利休や織部や剣仲が歩いたのだと想像することが大切です。」と伺い改めて貴重な体験をしていることを実感しました。
■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第10回
「なにわの海の時空館」見学
平成19年6月30日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月30日(土) 建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月30日(土)
なにわの海の時空館 なにわの海の時空館 内部
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月30日(土)
学生のスケッチ 
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月30日(土)
学生のスケッチ
 大阪港の誕生から現在に至るまでを展示説明した博物館「なにわの時空館」(ガラスドーム)を見学しました。まず、会議室にて、構造設計者の一人である近藤一雄氏より、建物の建築計画、構造計画、設備計画、防災計画などについて資料にもとづいて説明を受けました。海中道を経て博物館棟に入り、直径70mのガラスで覆われた空間を体験しました。ガラスドームがラチスシェル、リングビーム、張弦梁からなるキャップの3つの部位から構成されていること、ラチスシェル部分の外装は日射制御のためパンチングメタルを挟んだ合わせガラスでできていること、直径70mの大空間の空調計画の一つとして採用された床ふき出し空調、非常用脱出ブリッジなどについてその場で確認しながら学習することができました。また、館内に展示されている菱垣廻船の支持部に免震構造が採用されていることなども興味深い内容でした。
■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第9回
「三木家住宅、姫路城、浄土寺」見学
平成19年6月23日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月23日(土)
三木家住宅 主屋内部
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月23日(土)
姫路城 大天守
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月23日(土)
浄土寺浄土堂
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月23日(土)
学生のスケッチ
 改修工事中の大規模な木造の民家である三木家住宅と日本建築史の授業と関連して、世界遺産の姫路城、国宝の浄土寺浄土堂の見学に行きました。三木家住宅の見学では、建築研究協会の井上年和氏と姫路市の小林さんに解説をしていただき、茅葺き屋根と瓦葺き屋根の勾配など木造の基本について学習した。主屋の内部の見学では、建具、畳貼りなどの仕上げ工事中の現場を見学し、民家としては大規模な迫力ある軸組が見える空間を体験しました。同じ敷地内で保存修復工事中の蔵の見学では遣り方・通り芯など施工方法についても学習しました。姫路城の見学では、大天守の幾重にも重なる屋根、千鳥破風や唐破風が、白漆喰総塗籠造の外装と相まって、華やかな構成美を引き続き井上氏に解説していただき見学しました。浄土寺では、浄土堂公認ガイドの西尾氏に解説をしていただいたあと、大仏様の天井を張らず、屋根下まで太い虹梁と束を積み重ねた構造美を見せる豪壮な内部空間をスケッチし学習しました。見学の時間帯にはちょうど西日が入り、後光で照らされる阿弥陀三尊像を目の当たりにすることができました。
■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第8回
「東大寺、興福寺」見学
平成19年6月16日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月16日(土)
東大寺金堂(大仏殿)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月16日(土) 建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月16日(土)
東大寺南大門 興福寺五重塔
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月9日(土)
学生のスケッチ 
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月9日(土)
学生のスケッチ
 日本建築史の授業で学んだ、奈良の東大寺、興福寺を訪れました。東大寺では、大仏様による現存最大の門「南大門」、世界最大規模の木造建築「金堂(大仏殿)」、大仏様と禅宗様が折衷された「鐘楼」、本堂と礼堂というもともと二つの建物の屋根をつなげて一つの建物とした「法華堂(三月堂)」、興福寺では、平安時代の様式を今に残す「三重塔」、前面を全て吹き放しとする奈良時代の様式を残す「東金堂」、三重軒や六角形断面の地垂木がユニークな「北円堂」などの国宝建築物を見学・スケッチし、力強い構造美、自由闊達な古人の創造力、適切な修復により何百年でも維持できるという木造建築物の特徴を体感しました。
■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第7回
「司馬遼太郎記念館、近つ飛鳥博物館、狭山池博物館」見学
平成19年6月9日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月9日(土)
近つ飛鳥美術館
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月9日(土) 建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月9日(土)
司馬遼太郎記念館 狭山池美術館
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月9日(土)
学生のスケッチ 
 今回は現代を代表する建築家の1人である安藤忠雄が設計した建築作品を3箇所見学しました。

 司馬遼太郎記念館では、コンクリート打ち放しを主体とした素材、幾何学をもちいた空間構成といった、安藤忠雄の建築作品の特徴について理解を深めました。

 大阪府立近つ飛鳥博物館では、駐車場への視線を完全にさえぎるアプローチ、丘の地形に沿った階段状の広場、そこに完全に埋没された暗い展示空間とトップライトによる明るい吹き抜けなど、ダイナミックな空間構成を体験し、理解しました。

 大阪府立狭山池博物館では、大掛かりな滝面をもつ水庭、円形の空庭といった、近つ飛鳥博物館とはまた違った、ダイナミックな空間構成を体験しました。

■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第6回
「天龍寺、大河内山荘、いけばなのいけこみ」見学
平成19年6月2日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月2日(土)いけばな
上七軒のお茶屋「中里」 いけばな見学
建築学科1年生フィールドワーク:2007年6月2日(土)いけばな
北野天満宮神楽殿 大作いけばな「末広」見学
建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月12日(土)博物館明治村見学
学生のスケッチ 大作いけばな「末広」
 今回のフィールドワークは来週から空間表現基礎演習で始まるいけばなの演習に先立ち、実際のいけばなのいけこみの見学に行きました。また、天龍寺と大河内山荘の見学も行いました。

 天龍寺では、最初に大方丈から嵐山と亀山(小倉山)の借景を巧みにとりいれた曹源池庭園を見学した。その後、回遊式庭園では、歩くにつれて変化するシークエンス、望京の丘から眺めることのできる比叡山、東山三十六峰、双ヶ丘の借景を見学しました。

 大河内山荘では、最初に山荘の中心になる大乗閣を見学した。寝殿造、書院造、数寄屋造、それに民家という日本の全住宅様式を網羅した建造物をスケッチし理解した。回遊式庭園では、歩いていくにつれて嵐山、比叡山、東山三十六峰、双ヶ丘などの周囲の山並みが巧みに借景として取り入られているシークエンスを体験して理解しました。

 北野天満宮と上七軒では、6/3(日)に開催される「未生流笹岡ガーデンパーティー」の作品いけ込み風景を見学しました。未生流笹岡次期家元の笹岡隆甫氏の解説により、北野天満宮界隈に因んだいけばな作品に触れる中で、日本人が古来研究を重ねて培ってきたいけばな技法や型を学びました。

■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第5回
「平等院鳳凰堂、宇治上神社」見学
平成19年5月12日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月26日(土)平等院鳳凰堂
宇治平等院鳳凰堂
建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月26日(土)平等院鳳凰堂
宇治上神社
建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月12日(土)博物館明治村見学
学生のスケッチ 宇治上神社
 今回のフィールドワークは日本建築史の講義と関連して宇治の平等院鳳凰堂と宇治上神社の見学を行いました。

 平等院では平安時代の浄土庭園に配置された阿弥陀堂(鳳凰堂)を拝観。まず、阿字池を巡りながら、三間×二間の身舎の正側面に木細い裳階が付いた中堂と、そこから高欄・床を高く構えて軽やかに左右に延びる翼廊・隅楼、背面の尾廊によって翼を広げた鳳凰の形に構成される浄土教建築の構成美を目の当たりに見た。鳳凰堂の内部拝観では定朝作の丈六阿弥陀堂と浄土を再現した華麗な荘厳空間を体験しました。
 同じ境内にある建築家栗生明氏の設計による平等院の宝物館・鳳翔館を見学。建築ボリュームの大半を小高い丘に埋め込み、史跡名勝に指定されている平等院庭園の風致との調和を計った現代建築。地下入口の暗い通路の正面に上部から差し込む光、地下展示室から上階へ移動する際の明るさの変化。歴史の積層を表現したという一枚ごとに凹凸のある横縞状の杉板型枠コンクリート打放し仕上げ、木造の垂木を思わせる軽やかに並列したスチール製屋根版、一部には和紙を挟み込んだ透明リブガラス面、その他、歴史的な環境との調和を追及した現代建築のデザインを学習することができました。

 宇治川の対岸にある宇治上神社は桧皮葺きの屋根が美しい国宝建築であり現存する神社建築としては最古の本殿、及び、拝殿を拝観しました。

■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第4回
「博物館明治村(旧帝国ホテル中央玄関 他)」見学
平成19年5月12日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月12日(土)博物館明治村見学
旧帝国ホテル中央玄関 外観見学
建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月12日(土)博物館明治村見学 建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月12日(土)博物館明治村見学
旧帝国ホテル中央玄関 空間構成の解説 旧帝国ホテル中央玄関 スケッチ風景
建築学科1年生フィールドワーク:2007年5月12日(土)博物館明治村見学
学生のスケッチ
 今回のフィールドワークは先週の旧山邑邸の見学に引き続き現代建築論の講義と関連して、建築学科の学舎である甲子園会館との関連の深いフランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル中央玄関の見学を行いました。 その他に同じ博物館明治村にある木造建築の見学も行いました。

 旧帝国ホテルは1967年に解体され、明治村に中央玄関部分だけが移築・保存されている。 皇居を正面にして建てられた帝国ホテルは総面積34,000平米余の大建築で、中心軸上に玄関、大食堂、劇場などの公共部分が列ねられ、左右に客室棟が配されていました。中央玄関では、軒や手摺の白い大谷石の帯が水平線を強調し、またその帯が奥へ幾段にも重なって、内部空間の複雑さを予想させます。大谷石には幾何学模様の彫刻を施し、レンガには櫛目を入れて、柔らかで華麗な外観を現出しています。その特徴的な空間構成を実際に歩きながら体験し、甲子園会館との関連を解説することで理解を深めました。ボランティアの方の説明では、一般的な知識として帝国ホテルの沿革などを中心に説明していただきました。その他の木造建築の見学では、木造の基本的な構造や小屋組について実際に見てスケッチすることで理解を深めました。

■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第3回
「旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)」見学
平成19年4月28日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月28日(土)ヨドコウ迎賓館
旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)3階和室 柴田館長の説明
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月28日(土)ヨドコウ迎賓館
旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)玄関 スケッチにはげむ学生
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月28日(土)ヨドコウ迎賓館
学生のスケッチ
 今回のフィールドワークは現代建築論の講義と関連して、建築学科の学舎である甲子園会館との関連の深いフランク・ロイド・ライト設計の旧山邑邸(ヨドコウ迎賓館)の見学を行いました。

 旧山邑邸はフランク・ロイド・ライトが旧帝国ホテル建築のために来日していた際、灘の酒造家・山邑太左衛門の別邸として設計され、1924年に竣工。日本で建築されたフランク・ロイド・ライト設計の住宅の中で、建築当初の姿をそのまま保っているただ一つの作品です。

 建築史的意義を評価され、大正期の建造物として、また鉄筋コンクリート造の建造物として、1974年に国の重要文化財に指定され、1985年から 1988年にかけて、淀川製鋼所が保存修理の事業者になり、国・兵庫県・芦屋市からの補助を合わせて抜本的な修理を施した。1989年からは一般公開されています。  建物は緑に囲まれた小高い丘の斜面を利用したRC造4階建て。外観は大谷石を使った意匠が中心となっています。建物入口はピロティになっていて、玄関まで歩みを進める間に、建物の景観が印象づけられています。自然光を取り入れた2階の応接間、欄間を銅板で装飾した3階の和室、暖炉を中心にペントハウス調の最上階等で構成されています。

■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第2回
「飛鳥時代の古建築、法隆寺、薬師寺」見学
平成19年4月21日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月21日(土)法隆寺薬師寺見学
法隆寺西院 金堂、五重塔
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月21日(土)法隆寺薬師寺見学
薬師寺金堂・東塔
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月21日(土)法隆寺・薬師寺見学
学生のスケッチ 左:薬師寺金堂 右:薬師寺西塔  
 今回のフィールドワークは日本建築史の講義と関連して飛鳥時代の古建築である法隆寺、薬師寺の見学を行いました。

 法隆寺は世界最古の木造寺院建築です。607年に建てられたとされていますが、その後一度消失し、現在の寺観は711年に整いました。 国宝に指定されている金堂、五重塔、中門、廻廊の建築様式は飛鳥様式と呼ばれるものであること、またその飛鳥様式の特徴として雲形の組み物、卍崩し高欄、人字形割束、一軒の反りのない垂木、膨らみの強い円柱などが挙げられることなどを日本建築史の講義で学んだ学生たちは実際にそれらの特徴を確認し、スケッチをすることで理解を深めました。

 薬師寺は、天武天皇の発願により698年に藤原京で竣工されましたが、その後の平城遷都にともない718年に平城京に移築されました。唐様式の影響を受けた白鳳時代の様式です。 国宝に指定されている東塔は、三重塔ですが各層に裳階がついているため六重塔のような外観となっています。東塔と姿を並べる西塔は1981年に復興され、鮮やかな色に目を奪われます。午前中に見学した法隆寺の金堂や五重塔との違いを確認しながら見学、スケッチをしました。法隆寺と薬師寺を比較することによってより一層理解が深まりました。

■H19年度前期 建築学科1年生 フィールドワークIA第1回
「東本願寺御影堂改修工事現場」見学
平成19年4月14日(土)
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月14日(土)東本願寺御影堂見学
東本願寺御影堂 瓦の葺き替え工事中の屋根の見学
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月14日(土)東本願寺御影堂見学
東本願寺御影堂 小屋内で耐震補強の見学
建築学科1年生フィールドワーク:2007年4月14日(土)東本願寺御影堂見学
学生のスケッチ  
 真宗大谷派(東本願寺)では、明治の再建(1885年)以来、百余年を経た真宗本廟両堂等の修復に取り組んでいます。昨年度2度訪問させていただいたご縁で、日建設計と大林組の東本願寺工事事務所のご好意により、今回1年生の最初のフィールドワークとして御影堂の改修工事現場を見学しました。瓦の葺き替え工事中の巨大な屋根や、屋根裏の小屋組の耐震補強の状況、堂内の土壁パネルによる耐震補強の施工状況など、普段では見られない伝統の巨大木造建築物の仕組みや工事の様子を見学しました。
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