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武庫川女子大学 建築学科 3年生
授業風景紹介 「建築設計演習III」 |
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建築学科の授業の様子を写真で紹介します
(最終更新 2010/8/4)
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模な群集を安全快適に誘導する駅舎」講評会 |
2010年7月26,27日 13:05〜19:00
担当:岡崎教授、三宗司郎先生、柳沢准教授、田中講師
外部講師:川口衞 先生(川口衞構造設計事務所主宰)、野口先生(太陽工業株式会社)
トルコ人留学生4名も参加!! |
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演習の様子 トルコ人留学生の発表 |
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演習の様子 川口先生の講評 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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構造設計で世界的にご活躍されている川口衞先生を講師としてお迎えし、建築設計演習?の課題3「大規模な群集を安全快適に誘導する駅舎」の講評会を7月26日、27日の2日間にわたって行いました。演習を進めるにあたり多大なるご協力をいただいた阪神電鉄の方々、太陽工業の方々にもご同席いただき、作品に対する講評をいただきました。トルコ・バフチェシヒル大学の学生4名も発表しました。
膜の曲率、膜の端部の力の処理、膜屋根の雨水の処理、構造材と雨との関係、群集流動と階段との関係、駅中施設の在り方、改札の位置関係など、駅に関わる非常に実践的な講評をいただきました。
最後の総評で川口先生より「人間は洞窟でも住めますが、それでも建築を作ります。つまり建築は所詮遊びです。ところが遊びにも遊び方があり、上手に遊ぶのは難しいです。今回のような課題は上手な遊び方を覚えるチャンスです。こうした方がいいと言われたことは、ぜひとも一度やってみてください。我々の方が間違っているかもしれませんので。」とのご指導をいただき講評会が締めくくられました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模な群集を安全快適に誘導する駅舎」第5週 |
2010年7月19,20,23日 13:05〜16:20 担当:岡崎教授、三宗司郎先生、柳沢准教授、田中講師 トルコ人留学生4名も参加!! |
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演習の様子 教員との対話 |
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演習の様子 模型仕上げ作業 |
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演習の様子 模型仕上げ作業 |
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演習の様子 膜の仕上げ方の説明を受ける |
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演習の様子 図面作成 |
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本課題では、群集流動に関する現状調査を実際に行い、大規模な群集が安全かつ快適に移動することができる駅舎の建て替えを計画します。また地域のシンボルと呼ぶのにふさわしい駅舎となるように、上屋部分は非日常性を演出する膜構造で計画します。
来週の講評会に向けて、いよいよ最終の仕上げ段階に入りました。模型では膜の張り方が決定し、膜の境界部分を縫い合わせてタコ糸を通すことで、より現実に近い張力を作りだしました。またエントランス部分をくり抜き、コンコース階や階段、エレベーター、エスカレーター、架線支柱、サインなども作りこんでいきました。同時に最終図面を作成しました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模な群集を安全快適に誘導する駅舎」第4週 |
2010年7月12,13,16日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、三宗司郎先生、福本教授、柳沢准教授、田中講師 トルコ人留学生4名も参加!! |
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曲げがかかる柱の処理に関する説明 |
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演習の様子 教員との対話 |
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演習の様子 教員との対話 |
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演習の様子 教員との対話 |
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本課題では、群集流動に関する現状調査を実際に行い、大規模な群集が安全かつ快適に移動することができる駅舎の建て替えを計画します。また地域のシンボルと呼ぶのにふさわしい駅舎となるように、上屋部分は非日常性を演出する膜構造で計画します。
12日と13日は、先日の中間講評会でいただいたコメントなどを参考にしながら、案の見直しを行いました。膜がしっかり張れているか、柱に無理な力がかかっていないか、コンコース階は大規模な群集が安全に移動できるか、等のチェックを行いました。16日は構造担当の教員も参加して、特に曲げがかかる柱の処理について検討を進めました。 いよいよ提出〆切まで残り一週間となりました。最終仕上げ作業に取り掛かっていきます。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模な群集を安全快適に誘導する駅舎」第3週 |
2010年7月5,6,9日、13:05〜16:20
担当:岡崎教授、田崎教授、三宗司郎先生、柳沢准教授、田中講師 トルコ人留学生4名も参加!! |
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演習の様子 教員との対話 |
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演習の様子 教員との対話 |
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群集流動の評価手法の説明 |
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中間講評会の様子 |
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中間講評会の様子 トルコ人留学生の発表 |
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本課題では、群集流動に関する現状調査を実際に行い、大規模な群集が安全かつ快適に移動することができる駅舎の建て替えを計画します。また地域のシンボルと呼ぶのにふさわしい駅舎となるように、上屋部分は非日常性を演出する膜構造で計画します。
5日と6日は、1/50スタディ模型の制作を進めました。柱に無理な力がかからないように、そしてホームに雨の吹き降りがかからないように、膜屋根の形態のスタディを進めました。また教員より「膜を支える柱の形状を検討する際には架線やサインなども同時に考えてください」と説明がありました。さらにはエントランスをデザインする際の注意点についての解説や、各自のホーム階やコンコース階の案に対して群集がスムーズに列車に乗り込むことができるかどうかの評価手法についての説明がありました。
9日は、太陽工業株式会社の野口先生をお招きして中間講評会を実施しました。各自が考えてきた膜屋根の案に対してコメントをいただき、膜構造のポイントとなる考え方を具体的に学ぶことができました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模な群集を安全快適に誘導する駅舎」第1、2週 |
2010年6月22,25,28,29日、7月2日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、田崎教授、三宗司郎先生、上田信也先生、柳沢准教授、田中講師
トルコ人留学生4名も参加 |
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駅関係者の方々による、駅についての説明の様子 |
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実際に膜を使って、その力学的特性を確認する |
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駅における群集流動の建築計画学的な捉え方の説明 |
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大学院生が演習で制作した膜の空間の見学 |
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教員との対話 膜構造の上屋のスタディ |
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本課題では、群集流動に関する現状調査を実際に行い、大規模な群集が安全かつ快適に移動することができる駅舎の建て替えを計画します。また地域のシンボルと呼ぶのにふさわしい駅舎となるように、上屋部分は非日常性を演出する膜構造で計画します。
25日には駅長をはじめとする駅関係者の方々に来ていただき、駅の特徴、列車の運行と乗降客数、施設の概要、現状の使われ方と問題点などについて説明をいただきました。その後、学生たちからは多くの質問がなされ活発な議論が交わされました。
また膜及びそれを支える柱の力学的な性質に関する解説や、駅における群集流動の建築計画学的な捉え方なども教員から教わりました。さらには、実際に膜を張る体験を行った修士1年生の演習で完成した膜の空間の見学も行いました。
以上を踏まえてまずはホーム階平面を検討し、そしてその平面を木製模型に反映させ、その木製模型を土台として膜構造の上屋のスタディを始めました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題2:親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」講評会 |
2010年6月19日 10:00〜18:30 6月21日 13:05〜17:300
担当:榊原教授、田崎教授、福本教授、上田信也先生、大井准教授、柳沢准教授、鈴木講師、田中講師
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講評会の様子 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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建築設計演習IIIの課題2「親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」の講評会を6月19日、21日の2日間にわたって行い、学生全員が作品を発表しました。海と滝に挟まれた南国の理想の地形を各自が提案し、そこにリゾートホテルを設計しました。発表者1名に対して、学生1名が質問をし、教員の中から2名が講評を行うという流れで進められました。 教員からは海や滝との関係、客室の在り方、ブリッジの構造、エントランス棟のデザイン、テラスや日除けなど中間領域の構成法などについて多くのコメントがありました。最後に課題を担当いただいた上田信也先生より「この課題は、かたちの文法を探すようなところがあります。かたちそのものよりもその原則が大切で、それはライトもコルビュジエもカーンもみんな考えてきたことです。この課題を契機に、機能からかたちを生み出す際の文法を自分自身で探すようにして下さい。そこには必ず普遍的なものがあると思います。」と今後の演習への取り組み方をご指導いただき講評会が締めくくられました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題2:親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」第4,5週 |
2010年6月7,8,11,14,15,18日 13:05〜16:20
担当:榊原教授、上田信也先生、福本教授、鈴木講師、田中講師
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模型を見ながら1:50スケールで平面を検討 |
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崖との関係などに配慮した断面計画の解説 |
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演習の様子 教員との対話 |
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制作中の模型 |
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6月7日は、中間講評会の反省を踏まえて案を修正しつつ、全ての階の平面の作成に取り組みました。特に、中間講評会では、ホテルの顔となるはずのエントランス棟を考えられていなかった学生が大半でしたので、エントランス棟の考え方について解説しました。
6月8日は、平面のスケッチの確認ののち、昨年度の図面を参照しつつ、崖との関係、テラスの環境などに配慮した断面計画の検討をすすめました。
6月11日は、多くの学生がプレゼンテーションに着手するとともに、断面計画で、構造上わからない部分は質問しながら決定していきました。
6月14日以降は、提出、講評会に向けて、模型、図面の作成を進めるとともに、並行して内観、外観透視図の作成も行いました。
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題2:親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」第3週 |
2010年5月31日・6月1日・4日 13:05〜16:20 担当:榊原教授、上田信也先生、柳沢准教授、田中講師
外部講師:森重幸子先生(HA+G デザインオフィス 一級建築士事務所) |
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崖のスタディの様子 |
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宿泊棟のスタディの様子 |
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スタディ中の宿泊棟 |
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中間講評会 森重幸子先生から講評いただく |
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5月31日、6月1日は中間講評会に向けて、教員のアドバイスを受けながら計画案の密度を高めていく作業を進めました。
6月4日は、外部講師としてHA+G デザインオフィス 一級建築士事務所の森重幸子先生をお招きし、学生全員が模型とキープランのエスキスをもとに、現段階の案を発表しました。森重先生からは、個々の案の細かい部分の指導ののち、学生のうちは実施設計で評価されるわけではないので、案の中身とともに、最終のプレゼンテーションも意識しながら、設計を進めていくことの大切さなどを総評いただきました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題2:親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」第1、2週 |
2010年5月18日・24日・28日 13:05〜16:20 担当:岡崎教授、上田信也先生、大井准教授、田中講師
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課題説明の様子 ラーメン構造の中に諸室をビルトインする手法の説明 |
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テラスの構成手法に関する講義 |
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模型によるスタディの様子 |
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教員との対話 |
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理想の滝をスタイロ模型で検討する |
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本課題では、南の国の理想の敷地を想定し、そこにリゾートホテルを計画します。目の前には砂浜と海が広がり、背後には崖と滝が存在するという条件のもと、各自が理想の地形を構想します。そして海と滝のあいだに、ヒューマンスケールの空間構成要素で満たされ自然と一体となったホテルを設計します。
18日は課題説明がありました。設計プロセスや設計条件を確認したのち、フランク・ロイド・ライトの落水荘に見る建築と水との関係、ル・コルビュジエに見るラーメン構造の中に諸室をビルトインする手法やブリーズソレイユの事例、現代のリゾートホテルの事例、智積院に代表される日本庭園に見られる理想の風景などについて学びました。その後早速、模型の制作に取り掛かりました。
24日は制作した模型を持参し、模型を作りながら考えたことや現在悩んでいることを発表しました。その後、テラスの構成手法に関する講義を受けました。またビルトインする諸室を、箱ではなく壁で構成していくように指導を受けました。
28日はまず避難階段などの法規チェックを行いました。その後、案のスタディを進めました。また理想の滝を、水墨画や庭園を参考にしながら模型で検討することに着手しました。
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」講評会 |
2010年5月15日 10:00〜17:30、17日 13:05〜18:30
担当:岡崎教授、榊原教授、上田信也先生、大井准教授、田中講師
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学生の発表 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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本課題は親の意見を聞くことが条件とされていたため、2日間にわたる講評会では、23組33名の保護者・家族が同席されました。ともすれば図面は線を引くだけで精一杯のプレゼンテーションとなりがちですが、とりわけ今回は両親の思いを一生懸命形にし、また少しでもわかりやすいプレゼンテーションを心がけようと着色や補足資料、生活の様子が表現された家具のある模型などレベルの高い作品が多く見られました。同席した先生方からは「要求された提出物をただ提出するだけでは設計を楽しむことはできません。どのような空間を作りたいのかという思いを持ち、制作に臨んでください。」「自分の内面を表現しようとするのは大切です。それは課題がかわっても作品に常に自分の生き方を反映させていくことなのです。」などのお話をうかがいました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」第5,6週 |
2010年5月7,10,11,14日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、榊原教授、上田信也先生、大井准教授、田中講師
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図面の着色について製作中の図面を用いた説明を聞く |
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テラス周辺の手摺デザインについて説明を聞く |
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制作途中の模型 |
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提出間近の授業では、一人ひとりの計画がより魅力的となるように考え実践します。配置図兼1階平面図では敷地内の庭園の植栽の様子を建物が引き立つように着色する手法の説明を受けました。また模型や図面に主要な家具を配置すると住む人が生活のイメージをしやすく、計画する上でもスケール感が把握できます。課題のポイントでもある深い庇を設けて彫りの深い外観を際立たせるためには、立面図で壁とガラスの位置と凹凸や遠近がわかるように着色や陰影を表現します。また1/50の模型では手摺などのディテールも考えるようにと指導を受けました。説明後、自分がやりたいことが的確に伝わる表現方法を積極的に先生に質問する学生たちの姿が見られました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」第3,4週 |
2010年4月23,26,27,30日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、榊原教授、上田信也先生、大井准教授、田中講師
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縮尺1:50の模型による検討方法の説明を受ける |
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模型を使って教員と対話しながら計画を検討 |
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中間講評会で指摘された内容の手直しを済ませ、親との打合せとスタディを繰り返すプロセスも終わりをむかえ、最後のグループ発表を行いました。
中間講評会までに一度はスパンワークや壁の配置も平面図と断面図に書き込みましたが、次の段階として縮尺1:50の模型を覗き込みながら空間構成の確認を行い、柱・梁や壁の配置を詳細に検討しました。 1:50のスタディ模型の完成後、1:50で平面、立面、断面スケッチを作成しました。より開放的でさくら堤や南側の眺望を確保するヒントとして、建築学科新校舎のように部屋の隅に柱を配置しないことや細い柱を列状に並べてスラブを支えるなどの考え方の説明も受け、もっといろいろと試してみようと模型を使い再度検討する学生たちの姿が見られました。
多くの学生が連休前には最終プレゼンテーションの図面に取り掛かりました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」第2週、中間講評会 |
2010年4月16,19,20日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、榊原教授、上田信也先生、大井准教授、田中講師
外部講師:谷地富美子先生(竹中工務店神戸支店主任) |
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住宅展示場の見学 |
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中間講評会 谷地先生(最前列右から2番目)に講評をいただく |
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検討中のスケッチ |
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スタディ模型 |
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スタディ模型を作り、それをもとにプランをスケッチし、親に見せた結果をグループ内で発表しました。今回の課題は鉄筋コンクリート造なので、鉄筋コンクリートの柱梁を用いたラーメン構造と、壁により力を受ける壁式構造の構造形式や部材断面について確認をしました。また、西宮市内にある住宅展示場に行き、各階の構成方法や最新住宅設備の知識得ること、空間のスケール感の把握を目的として2世帯住居と3階建てのモデルハウスを中心に見学しました。
スタディが進み、スケッチや模型など目に見える形で検討の成果が現れると「水周りは一箇所にまとめてほしい」「周辺道路やさくら堤からの視線の配慮を」など親からの要望も次第に具体的になってきます。それらの要望を考慮しながら自分が空間を創る上でやってみたいことも盛込もうとすると、なかなか案がまとまらず、苦戦する学生も多数います。課題期間も中盤となり、中間講評会も予定されています。先生方にみてもらうことで打開策も見つかるかもしれないので、まずプレゼンテーションのための平面、立面、断面のスケッチと模型を作ることに集中しました。
中間講評会では外部講師として竹中工務店神戸支店主任の谷地富美子先生に出席いただき現段階で考えていることを全員が発表しました。「昇降しやすい階段のスタディをしてください。」「まだ、外構計画が考えられていない人が多いですが、外構計画は建物をリッチにもプアにもする大切な要素です。今後検討を」などのご指導をいただきました。 今回初めて中間講評会を行いましたが、多くの学生たちにとって最終講評会に向けて何を検討すべきなのかを実感できる良い機会となりました。 |
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H22年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」第1週 |
2010年4月9,12,13日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、榊原教授、上田信也先生、大井准教授、田中講師 |
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武庫川さくら堤沿いの敷地周辺を調査 |
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親からの要望をグループ内で発表 |
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教員からスタディの手法の実例について説明を受ける |
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三年生は人間が助け合って生きる動物であるということを前提に、学生各自が将来家庭を持ち自分の両親と夫と子ども2人で暮らすための家を設計する課題に取り組みます。
課題説明後、現地調査ではグループごとに周辺の実測、敷地東の武庫川さくら堤からの視線高さ、周辺建物の屋根や外壁・塀などの様子などを確認しました。今回の課題は親と打合せをしながらスタディを進めるので、親に敷地を説明するため写真撮影も欠かせません。
親からの要望を聞き、各自で取りまとめたのちグループで互いにどのような要望が出たのか発表しました。友人の打ち合わせの様子を聞いていると、自分が親に聞き忘れたこともあると気づきます。スタディを本格的に行う前に、法規チェックも体験します。一年時に法規の授業は受講しているものの、忘れていることも多く、法例集を見ながら敷地図に建築可能な平面と高さの範囲を書き込みます。
その後、各自で制作した敷地模型に計画建物の案を検討し始めます。はじめはどのようにしたら良いのか戸惑う学生も見られましたが、事前に庇を設けるなどして軒下のような中間領域を意識してみてはとヒントを提示してもらい、夜遅くまでスタディを重ねる学生の姿が見られました。 |
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