武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 ■武庫川女子大学建築学科 作品展 2008/1/29〜2/3 作品展は終了しました。
ココロをカタチに、建築に。
多数のご来場ありがとうございました。
来場者の声 
  「大学に入って1〜2年でこれほど本格的なものが作れることに驚いた。」
  「一生懸命さが伝わる。これらかも頑張ってほしい。」
  「作業が細かくて感動した。本当にこのような建築があったらいいと思う。」
  「いろいろなテーマに取り組んでいてすごい。来年も期待している。」
  「企画的に大変よいと思う。」
  「わくわくする。実現できたらおもしろいと思う。」

  など、ご来場のみなさまからはご好評をいただくことができました。

作品展会場風景
作品展会場風景
作品展会場風景 甲子園会館の隣地に建つ学生会館(1年生)
作品展会場風景 木造のクラブハウス(2年生)
作品展会場風景 幼稚園(2年生)
作品展会場風景 幼稚園(2年生)
作品展会場風景 祈りや癒しの空間(2年生)
作品展会場風景 歴史都市に建つ美術館(2年生)
作品展会場風景 レストハウスと自然景観の風景化(2年生)
 当建築学科の特色の一つに「欧米型建築家教育」があります その特徴の一つは「半数以上の授業時間が設計演習」です。午前は講義で午後は演習です。これが可能なのは、「一人に一台の製図机とパソコン」があるからです。この作品展では、建築学科開設時から今日までの2年間の設計演習の時間に制作された学生たちの作品の中から、1年生15人、2年生18人有志の学生たちの作品を展示しています。

 1年生の設計演習の時間は「空間表現基礎演習」と「空間表現応用演習」です。1年間、週2回、前期と後期、各28回、計56回の演習で取り組んだのは、「面の構成」「引張りと圧縮」「木工」「透視図」「対立と調和」「デッサン」「水彩画」「陶芸」「いけばな」「モザイク」「フレスコ」「テンペラ」などを含む多彩な約20課題。ほぼ1週間で1課題の作品を仕上げます。1年間の全員の総作品数は1000点を超えます。

 1年生の演習では、一人ひとりが自分の心を形にした作品を発表し、講評を受けます。限られた時間の中で試行錯誤を繰り返しながら作品を完成します。さまざまな材料の特性を理解しながら感性を刺激する…そんな積み重ねから、問題を解決し空間を構成する能力を習得します。建築の三大要素「強」「用」「美」のうち、自分の内面と向き合わなければならない「美」の表現力、すなわち「ココロをカタチに」するチカラを養い、1年の最後には、小規模な建築空間の設計を始めます。

 2年生は、1年生のときの演習を土台にして、本格的な建築の設計を始めます。前期の「建築設計演習I」では木造建築の設計をテーマとして「クラブハウス」「両親の家」「幼稚園」の3課題に取り組みます。木造建築の伝統的な設計手法だけではなく、フィールドワークと関連して施工方法や、木材の性質、継ぎ手の手法なども学習します。後期の「建築設計演習II」では、「祈りや癒しの空間」「歴史都市に建つ美術館」「レストハウスによる自然景観の風景化」の3課題にとりくみ、より複雑な建築プログラムを満たし、かつ歴史的景観や自然景観との関係の中で建築を設計することに挑戦します。

 「ココロをカタチに、建築に。」

 この作品展で学生たちの成長の足跡を感じていただければ幸いです。 

開催期間
2008/1/29(火) 2/3(日)  10:00〜18:00 (最終日 〜16:00)
会場
西宮市立市民ギャラリー 第3・4展示室(西宮教育文化センター 3階)
〒662-0944 西宮市川添町15番26号  <阪神電車「香櫨園」駅下車 南へ徒歩6分>
TEL:0798-33-1666
 
>>西宮市立市民ギャラリー
■参加対象者事前申込不要・入場無料
■主催武庫川女子大学 建築学科
■問い合わせ先  
武庫川女子大学建築学科 TEL:0798-67-4501
■建築学科 演習課題一覧 
>>H18年度 前期「空間表現基礎演習」建築学科1年生

 「平面による構成」
 「透視体や鏡面による構成」
 「線や平面による構成」
 「孔と点による構成」
 「共通寸法」
 「陶芸」:手びねりによる四角筒の制作とその再構成
 「木工」:棟梁と造る木の造形
 「いけばな」
 「デッサン」
 「水彩画」
 「基本立体による構成」

>>H18年度 後期 「空間表現応用演習」建築学科1年生

 「陶芸」:レリーフタイルの制作 石膏型を用いて
 「陶芸」:卵 手びねりと絵付け
 「多面体による構成」
 「対立による調和」
 「光と影」
 「甲子園会館 透視図と平面図」
 「紙と力」
 「引張と圧縮」
 「モザイク」
 「フレスコ」
 「小規模建築空間の設計」

>>H19年度 前期 「空間表現基礎演習」建築学科1年生

 「平面による構成」
 「透視体や鏡面による構成」
 「孔と点による構成」
 「共通寸法」
 「陶芸」:手びねりによる四角筒の制作とその再構成
 「木工」:棟梁と造る木の造形
 「いけばな」
 「デッサン」
 「水彩画」
 「基本立体による構成」
 「瓦の制作」

>>H19年度 後期 「空間表現応用演習」建築学科1年生

 「陶芸」:レリーフタイルの制作 石膏型を用いて
 「陶芸」:卵 手びねりと絵付け
 「多面体による構成」
 「対立による調和」
 「甲子園会館 透視図と平面図」
 「光と影」
 「紙と力」
 「引張と圧縮」
 「モザイク」
 「フレスコ」
 「テンペラ」
 「甲子園会館と庭園のライトアップ」
 「小規模建築空間の設計」

>>H19年度 前期 「建築設計演習I」建築学科2年生

 課題1:木造のクラブハウス
 課題2:両親の家
 課題3:幼稚園
 

>>H19年度 後期 「建築設計演習II」建築学科2年生

 課題1:祈りや癒しの空間
 課題2:歴史都市に建つ美術館
 課題3:レストハウスと自然景観の風景化
 

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