武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
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■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第15回 新着
 「研究所の工事現場」見学
平成24年7月31日(火) 9:30〜11:30
担当:有岡先生、萬田准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
現場の方より工事現場の説明を受ける
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
進行中の工事を見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
免震装置を見学
 大阪にある化学関係の研究所の工事現場を見学しました。SRC構造およびCFT構造の建物の工事現場です。SRC、CFTというのは、鉄筋コンクリートと鉄骨を合わせた特殊な構造であり、通常より、工事の難易度はとても高いものとなります。また免震構造も採用しており、地震の揺れを建物から逃がす構造となっています。普段はなかなか見ることができない特殊な構造がとても多い工事現場であり、学生にとってはとても貴重な体験となりました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第14回 新着
 「ほたるまち」見学
平成24年7月21日(火) 10:00〜12:00
担当:福島貞道先生、鈴木准教授    
ご協力いただいた方:竹中工務店 佐倉圭介様、畑中哲夫様、野口元様
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ほたるまちの大阪都心における位置づけと計画概要のご説明
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
道路に直接面していない公開空地の見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
敷地の高低差をいかしたプロムナードの見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
建物と一体になったスーパー堤防による親水空間の見学
 「建築法規特論」の関連で、旧大阪大学附属病院跡地の再開発事業によって誕生したほたるまちを、主に建築計画と法制度との関係に着目しながら見学しました。 まず、B街区を設計した竹中工務店大阪支店設計部の畑中哲夫様から、大阪都心におけるほたるまちの位置づけと、複数の敷地、事業主、設計者等が協働して完成したほたるまちの概要の説明を受けました。そして、敷地境界と無関係に互いに通り抜けできるように設計されたプロムナード、総合設計制度により容積率、高さ、斜線制限の特例を受けた地上49階建の分譲住宅棟「The Tower Osaka」、ヒートアイランド現象の軽減を目指し親水空間として設けられた打水プラットフォーム、色温度3000Kで統一された照明計画などの説明を受けました。その後敷地の高低差をいかしたプロムナード、公開空地、免震構造、建物と一体になったスーパー堤防による親水空間などを見学しました。最後に法制度から建築計画に至るまで熱心な質疑応答が行われました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第11回
 「民家集落博物館」見学
平成24年7月7日(土) 9:05〜13:10
担当:西野助教
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
合掌造りの屋根が特徴的な飛騨白川の民家
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
南部の曲家の内部空間を体感する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
豪雪地域に建てられていた茅壁の信濃秋山の民家
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
茅壁のしくみを内部から確認する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
杉の壁と屋根が特徴的な大和十津川の民家
 建築設計総合演習I 課題3の関連FWとして民家に使用されている自然素材に着目して日本民家集落博物館を見学しました。日本民家集落博物館は、日本各地の代表的な民家を移築復元し、関連民具と合わせて展示する為に1956年(昭和31年)に日本で最初に設置された野外博物館です。茅葺屋根の飛騨白川の民家、芝棟と土間のある南部の曲家、保温のために茅壁を用いた信濃秋山の民家、杉のソギ板で屋根をふいた大和十津川の民家、30センチメートル厚の壁を白漆喰で仕上げた堂島の米蔵を皆で見学し、様々な素材の使われ方を学習しました。その後、自由見学時間を取り、それぞれの課題のテーマに沿って自主学習とスケッチを行いました。いずれの民家も風土に適した自然素材を用いて建てられており、その土地の自然を活かし、調和を図りながら生活を営んでいた人々の知恵を体感し、実り多いフィールドワークとなりました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第10回 新着
 「インテックス大阪インテックスプラザ」見学
平成24年6月30日(土) 12:40〜17:00
担当:田中講師
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
野口先生によるトラス詳細の解説
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
膜部分の詳細を見る
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋上で膜の詳細を見る
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
プラザをスケッチ
 建築設計総合演習Iとの関連でインテックス大阪にあるインテックスプラザを見学しました。インテックスプラザは幅40メートル、長さ70メートル、高さ30メートルのボールト状のゲートです。スペースフレームと膜による構造は日本において先駆的な存在です。建築作品の解説は太陽工業株式会社の野口先生にしていただきました。実際のディティールを見ながらの専門的な解説は非常に有意義でした。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第8回
 「学校法人六甲学院 新本館棟 工事現場」見学
平成24年6月9日(土) 7:40〜12:40
担当:福本教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
新本館棟外観パース
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
最上階の鉄骨造部分の見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
PCaPC床版のトップコンクリートのコンストラクションジョイント部
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
PCaPC床版を下部から見学
 築後60年以上を経て,「新本館棟」として建替えられることになった学校法人六甲学院の校舎の工事現場を見学しました.PCaPC床版を採用した鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)の建物です.見学に先だって,会議室において,構造設計者である日建設計の構造設計部の方から,PCaPC床版を採用した背景とその効果,セットバックした最上階を鉄骨造とした理由,また,設計コンセプトを活かすための構造設計におけるさまざまな工夫について詳しくご説明をいただきました。構造設計者である加登構造主管は,武庫川女子大学上甲子園キャンパスの建築スタジオの構造設計者でもあります.施工者である銭高組の方からは,建替え工事特有の工事手順をはじめ,PCaPC床版の製作,揚重,据え付け,さらに妻壁のPC型枠についてのお話を伺うことができました. 現場においては,PCaPC床版+トップコンクリートの床におけるトップコンクリートのコンストラクションジョイント,PCaPC床版と梁との取り合い部,PCaPC床版下部の天井内の設備配管等,さらに,校舎中央に設けられる吹き抜け部の床を上部鉄骨梁から吊っている状況などをご説明いただきながら見学することができました。見学終了後は,会議室にて質疑応答が活発に行われました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第7回
 「スペースフレーム参考事例:仁川駅前 通路、淡路夢舞台 温室
  いざなぎアリーナ、ウェルネスパーク五色 屋外ステージ」見学
平成24年6月2日(土) 9:00〜16:50
担当:天畠講師、西野助教
外部講師:野田 範昭氏(太陽工業株式会社 TM事業部 設計課 課長)
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
仁川駅前 通路
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
淡路夢舞台 温室 トラスの説明
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
淡路夢舞台 温室 
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
いざなぎアリーナ 模型で構造を解説
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ウェルネスパーク五色 屋外ステージ 柱脚部の開設
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ウェルネスパーク五色 屋外ステージ
 建築設計総合演習Iの課題2と関連して、スペースフレームの参考事例を4件見学しました。解説は設計にも関わられた太陽工業 野田氏にしていただきました。  
 仁川駅前 通路は、片流れのオクテット(四角錐)組の平板をRで切り落として、葉っぱのような平面形状をかたち作っていいるのが特徴です。4本のひし形に配置されたS造の独立柱で支持されており、長手方向の 柱のスパンは、比較的大きく15m程度あります。屋根の仕上げはガラスです。
 淡路夢舞台の温室は2つの細長いガラスの箱を交差させたようなイメージの安藤忠雄氏設計の温室です。2つのトラス屋根板は、実際には交差はしておらず、下側のトラスは交差部分で2つに分割されているのが特徴です。
 いざなぎアリーナは、比較的大規模な体育館で一般的なオクテット(四角錐)組ではなく、ひし形の直方体のユニットを組み合わせていることが特徴です。部分的にトラス部材に取り付けた木材の化粧材により、ひし形の木製梁のイメージを与えています。
 ウェルネスパーク五色の屋外ステージは、曲率の異なる円弧を組み合わせて構成したシェル形状が特徴です。屋根の仕上げは膜構造です。トラス屋根板は、一般的な柱ではなく、3本1組の組み降ろし材で支持されているます。支点部分は、トラス同士が鋭角に配置されているため、特殊な加工により組み立てを実現しています。
  スペースフレームによって構成された空間のスケッチをし、また屋根を構成する2次部材について、ガラス屋根・金属屋根・膜屋根の種類が異なる4つの事例を見学して詳細を確認することができました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第6回
 「スペースフレームと木製ブロックによる空間構築体験」
平成24年5月26日(土) 13:00〜16:30
担当:天畠講師、西野助教
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
模型でデザインを検討
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スペースフレームの組立 スペースフレームの組立
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土) 建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
組み立てたスペースフレームを移動 木製ブロックの積み上げ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成したスペースフレームと木製ブロックによる空間
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
スケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
池に映りこむスペースフレーム
 建築設計総合演習I 課題2の関連FWとして「スペースフレームと木製ブロックによる空間構築体験」を甲子園会館の南側の庭園で行いました。屋外で実習を行うことで、スペースフレームと木製ブロックによってできる空間が、実際に甲子園会館や庭園の風景とどのように関係するのかを身をもって体験しました。見る場所によって見え方が違うスペースフレームの面白さや、甲子園会館との対比など、実際に風景の中で組立を行うことで新しい視点を学ぶことができました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第3回
 「南禅寺方丈庭園および金地院」見学
平成24年4月28日(土) 11:55〜17:45
担当:柳沢准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
南禅寺方丈庭園を見学
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
金地院 鶴亀の庭をスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 金地院八窓席
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 金地院鶴亀の庭
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 金地院鶴亀の庭
 建築設計総合演習I 課題1の関連FWとして南禅寺を見学しました。まずは方丈庭園を訪れ、枯山水の白砂の光が反射して軒裏を照り返し、その光が減衰しながら、座敷奥の金屏風をほのかに照らし出す、日本建築特有の闇と光の在り方を体験しました。次に南禅寺金地院を訪れました。まずは小堀遠州作の茶室・八窓席を見学させていただきました。座敷の北側に位置する闇の中に明り障子を設けることで、拡散した光が明るく全体をつつみこむ小宇宙の空間を体験しました。その後は鶴亀の庭を見学し、様々な表情の石がひとつの調和した世界を作り出している、日本を代表するその庭園をじっくりとスケッチしました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第2回
 「茨木春日丘教会(光の教会)」見学
平成24年4月21日(土) 12:30〜16:30
担当:柳沢准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
礼拝堂内部
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 建築設計総合演習I 課題1の関連FWとして茨木春日丘教会(光の教会)を見学しました。安藤忠雄氏の設計による世界的にも非常に評価の高い教会で、礼拝堂と教会ホールからなります。穏やかで暖かい春の日差しの下、この空間を見学させていただき、各自でスケッチを行いました。スリット窓による光の十字架が象徴的で厳格な印象を与える礼拝堂と、壁のスリットから光が回り込み明るい木製家具をやさしく包み込む教会ホールが非常に対照的で、演習課題のテーマである「闇と光」の参考事例として有意義な体験をさせていただきました。
■H24年度前期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVA 第1回
 原寸大スタディモデルの組立て 
平成24年4月14日(土) 13:05〜17:00
担当:柳沢准教授
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸大スタディモデル組立ての様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
原寸大スタディモデル組立ての様子
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した原寸大スタディモデルで闇と光の魅力を体験する
建築学科3年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
完成した原寸大スタディモデルの前で記念撮影
 建築設計総合演習Iの関連FWとして原寸大スタディモデルの組立てを行いました。このモデルは、上部や側面から間接光を取り入れることができる形態です。壁はすべて取り外し可能とし、いろいろな素材で壁面を構成することができます。まずは全てダンボールで制作しました。演習の時間にすでに制作した部材を用いてモデルを組み立てて行きました。完成後、光環境実験室の設備を使用しながら、暗闇の中で様々な光による効果を比較検討しました。直接光と間接光の表情の違い、光の色や角度の違いによる効果、闇の中の金色壁の豊かな表情など、闇と光のさまざまな魅力を体験しました。
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