武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第14回新着
 「コンバージョン・用途変更による近代建築利用の事例」見学
平成26年7月26日(土)9:40〜16:35 担当:榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
三条通の近代建築群を見て歩く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
京都文化博物館別館(元日本銀行京都支店)の旧バンキングホール内でスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
新風館(元京都中央電話局)中庭を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
紫織庵(元川崎家住宅)の説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
京都芸術センター(元明倫小学校)講堂下部のフリースペースの説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ(1928ビル/元毎日新聞京都支局)
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ(京都文化博物館別館/元日本銀行京都支店)
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ(紫織庵/元川崎家住宅)
 建築設計計画I の関連として、建物の長寿命化、社会ニーズの変化に対応した建築物の用途変更など、近代建築の再利用の実態や建物保存の手法などについて学ぶフィールドワークです。三条通りを西に歩き、1928ビル (元毎日新聞京都支局)、元家邊徳時計店、SACRAビル(元不動銀行京都支店)、日本生命京都三条ビル(元日本生命京都支店)、京都文化博物館別館(元日本銀行京都支店)、中京郵便局(元西京郵便役所、京都郵便局)、みずほ銀行京都中央支店(元第一銀行京都支店)、新風館(元京都中央電話局)の順に三条通界隈の近代建築を見学しました。その後バスに乗り、車窓から京都国際マンガミュージアム(元龍池小学校)、大丸ヴィラ、日本聖公会聖アグネス教会聖堂などを見学しました。そして烏丸三条に戻り、文椿ビルヂング(旧西村貿易店社屋)を見学した後、紫織庵(元川崎家住宅)を川崎榮一郎 川崎家当主の説明を受け見学しました。最後に京都芸術センター(元明倫小学校)を訪問し、(財)京都市芸術文化協会の石井千枝子さんの説明と案内により建物を見学しました。この日は38.3℃の大変な暑さのなかでの見学でしたが、保存され使い続けられている多くの近代建築の事例を見学することができました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第13回新着
 「地球環境に配慮した建築:関西大学高槻ミューズキャンパス」見学
平成26年7月19日(土)10:00〜12:30 担当:芳村先生、宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
屋上に設置されたコ・ジェネレーション設備の見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ミューズホールにて、空調の床吹き出しのメリットを確認
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
体育館の活用方法や空調システムの見学
 関西大学高槻ミューズキャンパスは、JR高槻駅北東地区の開発事業の中で建設されました。防災機能を備え地域の災害拠点としての役割を担っており、高槻市が目指す安全・安心のまちづくりに貢献している建物です。
 CASBEE評価ではSランクを取得しており、コ・ジェネレーションシステムや自然エネルギーの利用、調光システム、雨水利用など、空調・照明・給排水の省エネ・省資源を目指した設備設計であり、一般建築物と比較しても30%の省エネが実現されています。また、建物全体のエネルギーを見える化することで、使用者がより省エネルギーを心がけることができるシステムが導入されています。
 見学では、はじめに、計画および設備設計を担当されました株式会社竹中工務店・大阪本店の世利氏、浜谷氏から意匠設計・設備設計の立場から、設計コンセプトをご説明いただきました。 その後、屋上のコ・ジェネレーション発電機器、屋上庭園、ミューズホール、空調機器室、防災センター、プール機械室、水浄化設備、安全ミュージアム、災害用備蓄倉庫、小学校部門などを見学しました。学生は、見学の途中で各担当者へ積極的に質問をしていました。普段は目にすることのない、建物の裏側を見学することができ、建築と設備の関わりについて学ぶことができました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第12回新着
 「グランフロント大阪、JR大阪駅」見学
平成26年7月12日(土)10:00〜11:30 担当:田川准教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
グランフロント南北館連絡橋の観察
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
グランフロント北館の屋外階段の見学
 建築構造力学I の授業で現在、学んでいるトラス構造、張弦梁構造の実例として、グランフロント大阪周辺を見学しました。まず、グランフロント南北館連絡橋を見学しました。テンションロッドを使用した軽快な外観のブリッジでした。次に、グランフロント北館のテラスガーデンへと続く屋外階段に移動しました。テンションロッドを使用し、箱型鉄骨梁と組み合わせた張弦梁構造をじっくりと観察し、力の流れや釣合いを把握しながらスケッチをしました。最後に、JR大阪駅の時空の広場に移動し、大屋根を支持するスパン長約100mの立体三角形トラス梁を見学しました。普段、教室で学んでいる構造が、身近なところで使われていることを実感しました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第11回新着
 「大阪木材仲買会館」見学
平成26年7月5日(土)9:50〜12:20 担当:本城邦彦先生、田川准教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大きな桜の木を抱くように滑らかな曲面で構成されるファサードの観察
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竹中工務店の白波瀬智幸様より設計コンセプト、手法について説明を受ける
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
竹中工務店の福本晃治様より構造について説明を受ける
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
エントラスと格子壁の見学
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
吹き抜け空間と吊り階段の観察
 建築設計演習I 「平面の構成による小規模建築空間の設計」に関連し、学生会館の参考建物として、大阪木材仲買会館を見学しました。この会館は「コンクリートと鉄の都市」を「木の森」に変えることを目指す木造オフィスビルのプロジェクトとして2013年に竣工した木造とRC造の混構造のオフィスビルです。設計者である竹中工務店の白波瀬智幸様より設計コンセプトと設計手法、福本晃治様より構造について説明を頂いたのち、会館内を見学しました。正面の大きな桜の木を抱くように滑らかな曲面で構成されるファサード、南面にバルコニーを兼ねた深い軒庇、「火に強い木」として芯材木と燃え代の間にモルタルを配置した耐火集成材などを観察しました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第10回新着
 「清荒神史料館」見学
平成26年6月28日(土)12:30〜15:00 担当:本城邦彦先生、田川准教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
本瓦葺き、軒の跳ね出し、複層ガラススクリーンが特徴的な清荒神史料館の外観を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
水盤の傍らを通って史料館に入る
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
設計者である竹中工務店の田中光典様より説明をいただく
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
外の風景に変化をつけるためのガラスルーバー
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
天堂、本堂、池泉回遊式庭園の境内を一通り、散策
 建築設計演習I 「平面の構成による小規模建築空間の設計」に関連し、学生会館の参考建物として、清荒神史料館を見学しました。まず、天堂、本堂の大屋根と調和させた本瓦葺き、軒の大きな跳ね出しと自然な反り、回廊を囲む複層ガラススクリーンが特徴的な外観を前庭から見学し、水盤の傍らを通って史料館に入りました。設計を担当された竹中工務店の田中光典様より、回廊と池泉回遊式庭園とのつながり、7寸勾配の寄棟大屋根を支えるための構造計画、外の風景に変化をつけるためのガラスルーバーや展示室の温湿度を一定にするための環境設備上の工夫などについて説明して頂きながら、史料館内を見学しました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第9回新着
 「関西外大インターナショナル・コミュニケーションセンター、
  花博記念ホール 」見学
平成26年6月21日(土)9:00〜15:30 担当:本城先生、田崎教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
インターナショナル・コミュニケーションセンターの大きな中庭に計画された屋外階段を使って最上階のオーバル・ホールへ向かう。
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
オーバル・ホールで日建設計の若江氏から資料を見ながら詳細な説明を伺った。
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
センター内部の天井材に用いられているGRCの砥ぎ出しパネルなど新たな建材の使い方などについても説明していただいた。
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
7号館では通風や日よけを考慮した有孔ブロックによる間仕切り壁など、省エネ対策の工夫についても解説を聞いた。
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
花博記念ホールではその外観を見て回り、構造とデザインとの関わりや、ポストモダン建築の特徴などについても、具体的に話を聞くことができた。
 建築設計演習I 、学生会館の設計の参考建物として、枚方の関西外国語大学中宮キャンパスの一画に、周辺地域にも開かれた新しいセンターとして建設されたインターナショナル・コミュニケーションセンターとエコロジー・キャンパスと称してさまざまな省エネ対策に取り組んでいる最新の7号館を見学し、これらの設計を担当された日建設計の若江直生氏からコンセプトづくり、デザイン・ポリシー、施工上の工夫などについて、詳細に説明していただいた。
  また西宮への帰路の途中、大阪・鶴見の花博記念公園に残されている磯崎新設計の花博記念ホールを外部から見学し、そのデザインと構造上の工夫やディテールのおさまりなどについて、本城講師から具体的な説明を聞くことができた。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第8回新着
 「住宅設備機器ショールーム」見学
平成26年6月14日(土)9:30〜17:00 担当:松本先生、宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
実務でも利用される実験スペースにて、照明の角度や強さによる壁面への光のあたり方の範囲などの確認(yamagiwa osaka)
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
エルセラーンホールでの照明計画の説明(ホテルエルセラーン大阪)
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
LDKを模擬したスペースで、照明の位置や色味の違いによる雰囲気の違いを体感(KLOS)
 建築環境工学Iに関連し、株式会社YAMAGIWAのyamagiwa osaka 大阪ショールーム、コイズミ照明株式会社のKLOS(LED照明提案型施設)、照明設備の設計事例として、オリックス本社ビル、ホテルエルセラーン大阪、神戸夙川学院大学ポートアイランド校を見学しました。
 yamagiwa osakaでは、照明の設計の際にその用途に適した照明器具を選択するための実験スペースで実際にさまざまな照明で空間を演出したり、照明器具をスケッチしたりしました。KLOSでは、近年発展の著しいLED照明の仕組みや性質などの説明を受け、またLED照明を備えたLDKを模擬したスペースで、明るさや色を変化させて空間の雰囲気が変わる様子を体感しました。
 照明事例の見学では、照明器具の種類やその配置により演出効果が異なることなどの説明を受けました。ホテルエルセラーン大阪では、客室や宴会場など、お客様をもてなすための照明計画の仕方について、神戸夙川学院ポートアイランド校では、学校全体の照明計画や周囲の建物との調和の取り方などを学びました。いずれも、今後の設計計画に行かせる内容となりました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第7回新着
 「住宅設備機器ショールーム」見学
平成26年6月7日(土)10:30〜12:00 担当:森本講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
キッチンについて寸法や使い勝手を確認
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
キッチンのコーディネートプランを作成
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
浴室 洗い場部分の実測
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
トイレまわりについて調査
 建築設計演習I・課題2「両親の家」において、キッチンや浴室、トイレまわりなどの最新の住宅設備機器ついての知識を深め、各自の設計案に反映させるために、LIXILショールーム南港を見学しました。キッチン台、ユニットバス、トイレ、システム収納など、ショールームに展示してある様々な商品を実際に目にし、最新の機能、色や質感、各機器の操作を体感しました。さらに、それぞれが気に入った設備機器を実測し、仕様を確認ながらキッチンや浴室・洗面脱衣室、トイレを中心に、コーディネートプランを作成しました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第6回新着
 「志賀直哉旧居・今西家書院・旧大乗院庭園」見学
平成26年5月31日(土)9:00〜16:30 担当:森本講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
北森館長より志賀直哉及び住宅についての説明を受ける
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
志賀直哉旧居 スケッチの様子
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
今西家書院についての説明を受ける
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
旧大乗院庭園についての説明を受ける
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
旧大乗院庭園をスケッチ
 建築設計演習I・課題2「両親の家」の参考事例として、最初に奈良の志賀直哉旧居を訪れました。志賀直哉旧居は、6人目の子供が生まれるのをきっかけに奈良に移り住んだ志賀直哉が、「妻子を可愛がる」ために建てた数寄屋造りの住宅です。志賀直哉自ら設計に携わったとされ、1924年に竣工しました。モダンなサンルームや庭園を備え、多くの文人画家の集いの場となっていたことから、高畑サロンと呼ばれていました。館長の北森先生に志賀直哉と住宅について解説いただいた後、各自が住宅内を自由に見学、スケッチを行いました。
 次に奈良町まで移動して、室町時代初期の書院造りの遺構である今西家書院を見学しました。建物の各部屋について、また壁・天井の仕上げや建具についての説明を受けた後、各自スケッチを行いました。さらに、奈良ホテルに隣接する旧大乗庭園を見学しました。旧大乗院庭園は、銀閣寺庭園などで知られる善阿弥が作庭した庭園のうち唯一現存するものです。日本ナショナルトラストが主体となって、平成7年から発掘調査及び庭園の整備が行われ、公開されるようになりました。模型を使って庭園について解説していただいた後、各自が自由に庭園を散策、スケッチを行いました。  
 今回は、建物内部の空間と開口部との関係、建物と庭園とのつながりについて知識を深めたフィールドワークとなりました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第5回新着
 「高桐院、円通寺、詩仙堂」」見学
平成26年5月24日(土)9:30〜16:55 担当:鈴木准教授、宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
高桐院の石畳のアプローチを歩く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
円通寺における借景庭園の見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
詩仙堂におけるスケッチの様子
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 「建築設計計画I」「建築設計演習I」と関連して高桐院、円通寺、詩仙堂を見学しました。
 大徳寺の塔頭のひとつである高桐院では、まず樹木の間の石畳のアプローチを体験しました。このアプローチは、正面にアイストップを配し、屈曲して、遮蔽縁によって奥の風景が隠され、訪れる人の気持ちを高揚させる効果が演出されています。次に屋内に入り、各自が屋内から庭の風景などをスケッチしました。
 円通寺では、前面の近景の潅木、枯山水、杉木立、垣根と何層ものレイヤーを重ねたような、外部空間、そして比叡山までをも取り込んだ借景の庭を見学しました。
 詩仙堂では、まず参道において、垂直、水平な遮蔽縁によって分節化された空間を体験しました。次に室内に入り、書院、広縁、さらには庭園の白砂、刈り込まれた植栽、遠景と幾層にも異なる重なり合った空間を見学、スケッチしました。建物は雁行配置で庭に面して開かれており、一見開放的にみえますが、書院、広縁、さらには庭園の白砂、刈り込まれた植栽と幾層にも重なる構成が落ち着きある複雑な空間を作り出しています。また、縁側から外におりて庭も見学しました。 。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第4回
 「住まいのミュージアム」見学
平成26年5月10日(土)9:50〜12:00 担当:田崎教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
模型を使って実際に木造の軸組を基礎から小屋組まで組み立てて、部材の継ぎ手や仕口についても学んだ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
船場の表通りの景観についても話を伺い、町屋のファサードなどをスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
表屋造りの前庭で、ガイドから大阪の伝統的な商家の造りについて具体的に説明を聞き、土倉の様子も見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
町屋の軒先の様子や、扉などの仕掛け、継ぎ手や仕口などをスケッチし、木造の課題に生かしていく。
 「建築設計演習I」第一課題「クラブハウスの設計」や第二課題「両親の家」の参考事例として、町屋の構成や木造の軸組などを具体的に理解するために、「大阪市立住まいのミュージアム」で実物大に再現された江戸時代の町屋の様子を見学し、また模型を使って、木造軸組の継ぎ手や仕口などについても詳しく説明を伺った。また近代大阪のまちの姿についても、展示作品を通して具体的に知ることができました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第3回
 「木造の継手・仕口、大工道具」見学
  講演会「伊勢神宮式年遷宮造営工事を終えて 」  
平成26年4月26日(土)12:30〜16:00 担当:森本講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
仕口・継手の展示を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
日本の樹の展示を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
海外の大工道の展示を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
講演会の様子
 木造に関連して、日本の伝統的な大工道具などが展示されている竹中大工道具館へ見学に行きました。木造建築の継手・仕口の組み方、建材として使用する木の種類や特徴、日本と海外の大工道具の違いについての知識を深めました。
 また講演会では、第62回伊勢神宮式年遷宮の造営工事を指揮してこられた宇津野先生(神宮技師)に、遷宮の歴史、造営工事や祭事の様子、古材の再利用などをスライドで詳しく解説いただきました。その後、造営工事に携わられた宮大工棟梁・宮間氏、茅葺き職人・田中氏、飾り金物職人・小林氏より、それぞれの立場から担当した工事についてのお話がありました。昨年末に訪問した伊勢神宮がどのように造られたのかを知る、貴重な機会となりました。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第2回
 「木造在来軸組構法 軸組・小屋組」見学  
平成26年4月19日(土)9:00〜17:05 担当:森本講師
ご協力:才本謙二先生 (才本建築事務所所長)
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
新築の木造住宅の見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
川端家住宅 大西棟梁から小屋組の解説を受ける
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ボランティアの方から修復活動のお話を聞く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
才本先生から河原町妻入商家群の説明を受ける
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
篠山市立小学校 耐震改修についての説明
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
篠山市立小学校 構造についての説明
 篠山を拠点に設計活動の他、古民家の再生や街並みの保存活動にも関わられている才本謙二先生に、木造建築を案内、説明していただきながら見学しました。最初に訪問した新築住宅では、森田棟梁から構造で使用している木材の説明を受け、骨組み状態の住宅のスケッチを行いました。次に、伝統的建造物群保存地区に指定されている河原町妻入商家群の中にある川端家住宅を見学しました。ここでは、古民家再生のボランティアの方々によって修復が続けられています。長年、修復の現場指導にあたられてきた大西棟梁に、木造の伝統技術について解説いただきました。また当主の川端様のご厚意で、明治初期に建てられた母屋の小屋組みを見ることができました。最後に、才本先生が耐震改修の設計と監理に携わっておられる木造の篠山小学校を見学しました。築60年を経た小学校の校舎は、一度、天井や壁を落して耐震補強を施した後、建設当初の姿に復原されています。耐震補強の方法などを才本先生と現場の施工の方から説明を受けました。今回は、新旧の木造技術や保存・修復の大切さを学んだフィールドワークでした。
 
■H26年度前期 建築学科2年生 フィールドワークIIA 第1回
 「木造在来軸組構法 木造のクラブハウス」見学  
平成26年4月12日(土)10:00〜12:10 担当:森本講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
参考建物のクラブハウスをスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
部室内部の見学の様子
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
建物の各部を実測
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
実測の様子
 建築設計演習 I の課題1「クラブハウスの設計」の敷地と参考建物の見学を行いました。課題敷地である武庫川学院のグラウンドを訪れ、クラブハウスの使われ方を観察し、階段や出入り口、窓といった建物の様々な部分の実測調査を行いました。このクラブハウスは、附属中学高等学校生および大学生の体育系クラブのために建設され、設計には本学科の教員もかかわり2007年に完成したものです。各自の設計案に反映させるべく、各所要室について、どのような配慮が必要なのかをそれぞれに確認し、スケッチをしました。また最後に、設計演習において説明を受けた木造の構造について確認し、道路側の外構計画について説明を受けました。
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