建築学科の2年生は「建築設計演習I・II」と並行して「CAD・CG応用演習I・II」を履修します。「CAD・CG応用演習I・II」はスタジオのPCにおいてCADやCGを自由自在に活用することにより、自分自身の設計案を検討するとともに、透視図等を用いて設計案を美しく、見やすく、分かりやすく表現し、効果的にプレゼンテーションできるようになることを目的としています。
しかし今年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、前期の「建築設計演習I」が遠隔授業となった関係で、本来並行して開講する「CAD・CG応用演習I」は、設計演習終了後の夏季休暇期間中、大学の感染症対策本部の承認を得た対面の集中講義として、特別に実施しました。この後期から対面授業を一部再開できることになったため、後期の「CAD・CG応用演習II」は、「建築設計演習II」と並行した対面授業として、時間割通り実施しています。
第14日
2020年12月24日
担当:鈴木教授
これまで学んだことを「建築設計演習II」の設計課題「レストハウスの設計による自然景観の風景化」の内観や外観のプレゼンテーションに活用する演習を行った。
レストハウスの屋内からの甲山の風景の見え方、見せ方も検討した。
第13日
2020年12月17日
担当:鈴木教授
「建築設計演習Ⅱ」の第3課題「レストハウスの設計による自然景観の風景化」の中間講評を踏まえ、設計案のモデリングの更新を行った。
昼間の風景写真を用いた、夜景のパースの作成も試みた。新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、パーティションやビニールによる各座席の区画に加え、マスクの着用、換気などの感染防止対策を講じた上で授業を実施している。
第12日
2020年12月10日
担当:鈴木教授
「建築設計演習Ⅱ」の第3課題「レストハウスの設計による自然景観の風景化」と連携し、先週構築した地形の上に、検討中の設計案のモデリングを試みた。
設計案と、現地の風景写真との合成も試みた。
第11日
2020年12月3日
担当:鈴木教授
「建築設計演習Ⅱ」の第3課題「レストハウスの設計による自然景観の風景化」と連携し、設計初期のエスキス段階から、建物と周囲の地形が調和した風景全体のデザインを検討することを目的として、建物の周囲に広がる山々の地形のモデリングに取り組んだ。
第9日
2020年11月19日
担当:鈴木教授
これまで学んだことを「建築設計演習II」の設計課題「歴史都市に建つ美術館」の内観や外観のプレゼンテーションに活用する演習を行った。
新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、パーティションやビニールによる各座席の区画に加え、マスクの着用、換気などの感染防止対策を講じた上で授業を実施している。
第8日
2020年11月12日
担当:鈴木教授
3Dモデルにおけるさまざまなテクスチャの活用について学んだ後、「建築設計演習II」第2課題で各自が設計中の美術館における、展示室のスタディへの活用を試みた。
設計中の美術館を3Dモデルにすることにより、外観の検討に活用した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、スタジオの各学生の座席の前後にビニールを張っている。
第7日
2020年11月5日
担当:鈴木教授
「建築設計演習II」第2課題において各自が検討中の設計案のボリュームと、周辺建物が入った風景写真との合成を通して、CGを駆使した設計案の検討方法と、CG透視図の基礎を学んだ。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、スタジオの各学生の座席の前後にビニールを張っている。
第6日
2020年10月29日
担当:鈴木教授
「建築設計演習II」第2課題の敷地となる京都岡崎公園の景観シミュレーションを行うため、敷地周辺の建物の3Dモデルを、図面に基づき分担して作成中。スタジオは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、席の前後にビニールを張るとともに、可動式のパーティション(写真の前方奥)で仕切り、部屋を3分割して使用している。
図面だけで理解しにくい学生は周辺模型を見ながら確認。例年は周辺模型も「建築設計演習II」の課題の中で、学生が班ごとにグループで協力しながら制作している。しかし今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年度の2年生が作成した模型を使って各自検討を行うこととした。