2022年7月2日 12:20〜17:30
担当:猪股准教授
建築と庭がつくる優れた空間構成を学ぶため、小堀遠州作庭、江戸時代初期の代表的枯山水庭園と茶室として南禅寺方丈庭園と南禅寺金地院を見学しました。金地院は南禅寺塔頭で臨済宗南禅寺派に属し、鶴亀の庭は崇伝が徳川家光のために作らせたもので、桃山時代の風格を備えた庭園として知られています。八窓席は金地院崇伝の依頼による三畳台目の茶室で、貴人座の扱い、また赤松皮付の床柱に黒塗框という取り合わせなど、小堀遠州の茶室の典型的な作例です。
見学の様子
見学の様子
南禅寺金地院「鶴亀の庭」のスケッチ
南禅寺金地院「鶴亀の庭」のスケッチ
南禅寺金地院「鶴亀の庭」のスケッチ