2022年11月26日 12:00〜19:00
担当:猪股准教授
浄土寺浄土堂は大仏様の建築で、建久3年(1192)創建です。3間(一間6m)四方、軒反りのない方形屋根建築で、単純明快で合理的な構造を持っています。天井を張らず、屋根下まで太い虹梁と束を積み重ねた構造美を見せる豪壮な内部空間を体験することができました。
鶴林寺本堂は桁行7間、梁間6間で、内部を内外陣に分け、その様式は大仏様系の和様を基本とし、これに禅宗様の細部を付加したものであり、折衷様の建築。外陣では円形断面の太い虹梁をかけ、独特の形をもつ海老虹梁や繋虹梁を用いて高い天井を支えています。見学しながら、各自でアングルを決めてスケッチを行いました。
浄土寺浄土堂
鶴林寺本堂
浄土寺浄土堂のスケッチ
浄土寺浄土堂のスケッチ
鶴林寺本堂のスケッチ
鶴林寺本堂のスケッチ
鶴林寺本堂のスケッチ