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尾下凜子さん JIA近畿支部 学生卒業設計コンクール で佳作を受賞!

建築学専攻 修士課程1年の尾下凜子さんが学部4年時に制作した卒業設計「うさぎの背中を追った先に 毒ガス製造の歴史と平和な現在を巡る空間」が2026年「JIA(日本建築家協会)近畿支部 学生卒業設計コンクール」で佳作を受賞しました。

本コンクールは、JIA(日本建築家協会)近畿支部により、「将来の建築家を目指して学業に努力してきたその集大成である卒業設計作品について、学業達成の評価の機会とし、また今後の社会における一層の活躍を期待して実施」されています。建築系学科を有する近畿エリアの大学が、毎年、学科代表作品を1作品応募し、審査員の評価を受け優秀作品が選定されます。

尾下さんの作品は1次審査を通過し、5/24に8名が参加して公開で行われた2次審査の結果、みごと佳作を受賞されました。なお本作品は6/27に行われるJIA全国卒業設計コンクールの近畿支部代表にも選出されています。

本設計は、かつて毒ガス製造が行われ、現在は「うさぎの島」として知られる大久野島を敷地とした、戦争の悲惨な歴史と平和な現代の日常を巡る空間の提案です。来訪者は、島内に点在する「実験道具とされたうさぎ」「加害者となった労働者の思い」「被毒者の苦しみ」をテーマとした3つの戦争の建築を巡り、特定の風景を切り取る借景展示や身体的な空間体験を通じて、負の歴史を追体験しながら山頂の「島の平和な日常の建築」へと導かれます。うさぎとふれあう賑わいの空間から美しい島の自然景観と戦争の建築を俯瞰して望めるようにすることで、日常の平和の尊さを深く感じ島の記憶を定着させることを意図しています。