2018年5月26日
担当:鈴木教授、森重講師
詩仙堂では、垂直、水平な遮蔽縁によって分節化された参道を体験したのち室内に入り、書院、広縁、さらには庭園の白砂、刈り込まれた植栽、遠景と幾層にも異なる重なり合った空間を見学、スケッチした。
曼殊院では、桂離宮と類似した、雁行した平面と屋根をもつ数奇屋風の建物とその縁側、庭園が織り成す空間構成を体感しながらスケッチした。
円通寺では、前面の近景の潅木、枯山水、杉木立、垣根と何層ものレイヤーを重ねたような、外部空間、そして比叡山までをも取り込んだ借景の庭を見学、スケッチした。
円通寺において、近景、中景、遠景が何層も重なっている借景の庭をスケッチしながら理解した。