2018年4月21日
担当:田﨑教授
石井修が西宮市の目神山地区で数多く設計した住宅群の中で、最初の作品である自邸、目神山の家1を石井智子様の説明を伺いながら見学した。景観に配慮して、地中に半ば埋まったような住宅の屋上庭園にも上がり、全員で地形と調和した住宅の姿を実感できた。
仕切りが少なく落ち着いたリビング・ダイニングで、石井様からデザイン・ポリシーや施工上の工夫、また実際の暮らしの様子などを詳細に伺った。
傾斜した敷地に建つ上部と下部とをつなぐ狭いながらも開放的な中庭のデザインもスケッチして、設計の参考にした。
傾斜屋根の下の高い天井を持ったリビングでも、建具の詳細や家具の配置などをスケッチし、写真におさめた。
オリジナルの設計図を見せていただき、石井修の住宅への取り組む姿勢について、より身近に学ぶことができた。