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武庫川女子大学 建築学科 1年生
授業風景紹介 |
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建築学科の授業の様子を写真で紹介
(最終更新 2008/1/17)
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H19年度1年生後期
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空間表現応用演習 「小規模建築空間の設計」第4週
CAD・CG演習II 第13回 |
(2008年1月10日,11日)
担当:大谷教授、大井准教授、鈴木講師、天畠講師 |
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演習風景 甲子園会館スタジオ1(ホテル時代は食堂) 提出前のプレゼンテーションの追い込み |
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演習風景 |
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展示の設営 |
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1月10日は、新年最初の演習です。冬休みの間に進めた作業の進捗状況をチェックするとともに、教員の指導を受けながら、図面や模型の作成やその手直しを行いました。また CG の基礎事項(ベクターデータとラスターデータ、解像度の概念、RGBとCMYKなど)および Photoshop, Illustrator の初歩を学習し、模型写真などの画像を適当な大きさにレイアウトして印刷する方法を理解しました。
1月11日は、まず建築スタジオに集合し、設計演習における作品提出(展示)方法、講評会の進め方などについて説明した後、展示場所の設営を行いました。その後は甲子園会館内のスタジオに戻り、教員の指導を受けながら、プレゼンテーションの追い込みに入りました。
課題の提出締切りは1月15日で、講評会が1月15日、16日の両日に行われる予定です。
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H19年度1年生後期
(2007年12月11日,13日)
担当:榊原教授、大谷教授、鈴木講師 |
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演習風景 教員との対話によりスタディ模型を検討 |
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演習風景 |
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講評の様子 |
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演習風景 平面図・立面図・断面図を描きながらスタディ模型の検討 |
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12月11日は、3つのスタジオに分かれて、前回の講評に基づき修正したスタディ模型と、平面図の検討を行いました。
12月13日は、まず全員が案を持ってアトリエに集め、教員による講評を行いました。その後各スタジオに分かれて、各自の案を修正しつつ、立面図も含めた検討を開始しました。 |
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H19年度1年生後期
(2007年12月4日、6日)
担当:榊原教授、大谷教授、鈴木講師 |
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演習風景 敷地模型の制作 |
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演習風景 スタディ模型の発表 大阪府立大手前高校の先生・学生の見学 |
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演習風景 スタディ模型の講評 |
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12月1日のフィールドワークIAにおいて課題説明、敷地見学などを行った、「小規模建築空間の設計」(甲子園会館の横に建つ学生会館)の第1週です。
12月4日は、まず前回課題としたバルセロナ・パビリオンの模型製作などのチェックを行ったのち、甲子園会館を含んだ課題敷地の模型を作成しました。そして敷地の上で、バルセロナ・パビリオンを参考にしながら、各自の案のスタディを行いました。
12月6日は、全員が各自の案のスタディ模型を発表し、教員による講評を行いました。 |
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H19年度1年生後期
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空間表現応用演習 「小規模建築空間の設計」課題説明
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(2007年12月1日)
担当:榊原教授、鈴木講師 |
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課題説明
バルセロナ・パビリオンについても解説 |
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敷地見学
敷地周辺の状況について確認 |
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演習風景 バルセロナ・パビリオンの模型制作 |
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「空間表現応用演習」の最終課題は「小規模建築空間の設計」です。武庫川女子大学建築学科に入学して、建築を学び始めて最初の建築設計課題です。4月の「平面による構成」に始まり、11月まで取り組んできた一連の課題によって、一人ひとりの内面に培ってきた空間構成能力に基づき、それを伸ばしながら、甲子園会館の隣地に建つ学生会館の設計に取り組みます。
まず、甲子園会館内の講義室で課題の趣旨、設計条件、最終成果物、スケジュールについて説明するとともに、設計演習に取り組む上で注意すべき点について指導を受けました。次にフィールドワークの一貫として、上甲子園キャンパス内の課題敷地に移動し、敷地周辺の樹木や、甲子園会館をはじめとする建物の状況について見学、調査しました。
最後に甲子園会館内のアトリエに移動し、ミース・ファン・デル・ローエ設計の「バルセロナ・パビリオン」の図面に基づき、模型の作成に取り組みました。今回の課題では、「バルセロナ・パビリオン」の構成主義による空間構成手法を理解した上で、それを応用して建築空間を設計することが大きなテーマです。
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H19年度1年生後期
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空間表現応用演習 「甲子園会館と庭園のライトアップ」
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(2007年11月29日,12月8日)
担当:松本浩作講師(スタイルマテック代表取締役)、大谷教授、榊原教授 |
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演習風景 キャンドルのフードの制作 |
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演習風景 キャンドルのフードの制作 |
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演習風景 庭園のライトアップ |
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ライトアップ当日午後 キャンドルをセッティング |
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武庫川女子大学建築学科が校舎としている甲子園会館(旧甲子園ホテル)には池や茶室のある日本庭園があり、池の周囲には紅葉や欅、桜などの美しい紅葉が見られます。このように恵まれた環境を利用し、学生によるライトアップ演習を行いました。学生は一人一基のライトを受け持ち、色づいた木々、ススキや萩などの枯れ下草を水面に効果的に映し込みます。照明デザイナーの松本浩作氏(スタイルマテック代表取締役)の指導のもと、光の当て方による遠近感や抑揚感の表現などの技術を学びました。暗闇に浮かび上がるその景色はまさに幻想的であり、自らの手による空間演出に自らが感動を覚えることは大切な建築教育です。
この演習は12/8-9に行われた甲子園会館ライトアップのイベントと連動しており両日とも1200人以上の来場があり学生により演出された空間を楽しんでいただくことができました。
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>>甲子園会館ライトアップ2007 |
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H19年度1年生後期
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空間表現応用演習 「モザイクとフレスコ、テンペラ」4日目
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(2007年11月22日)
担当:麻生秀穂講師、森和正講師、天畠講師 |
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テンペラ 技法の解説 |
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テンペラ 演習風景 |
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テンペラ 演習風景 |
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モザイク 講評会風景 |
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フレスコ 講評会風景 |
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モザイクとフレスコ、テンペラの演習の最終日は、全員でテンペラの技法に挑戦しました。ケイカル板にニカワを使った下地を塗った上に、テンペラの中でも接着剤として卵を使った卵テンペラの技法で描きました。
演習の最後には、モザイクとフレスコを中心に作品を並べて講評会を行い、麻生先生と森先生から講評をしていただきました。 |
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H19年度1年生後期
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空間表現応用演習 「モザイクとフレスコ、テンペラ」2,3日目
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(2007年11月15,20日)
担当:麻生秀穂講師、森和正講師、天畠講師 |
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モザイク 課題説明 |
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モザイク 粘土の型つくり |
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モザイク 演習風景 |
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フレスコ 下地塗りの実演 |
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フレスコ 下地塗り |
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フレスコ 演習風景 |
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2,3日目は、1学年が前半と後半に別れ、それぞれが交替でモザイクとフレスコの作品を制作しました。
モザイクでは、まずは耐水合板の上に粘土で長方形の型をつくります。次に、ハンマーで割った石やガラスを粘土に埋めこんだり、針で線を描きます。最後に、粘土の上に石膏を流し込み、石膏が固まったあとに粘土をきれいに取り除いて完成です。
フレスコでは、十分に濡らしたケイカル板に下地のしっくいをコテで塗ります。適度に時間をおいて表面がベタ付かず、湿気た状態で絵を描きます。顔料は、下地が空気中の炭酸ガスと反応してできる薄い皮膜に包まれて定着します。乾いてしまう前に、描く必要があります。 |
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H19年度1年生後期
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空間表現応用演習 「モザイクとフレスコ、テンペラ」1日目
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(2007年11月13日)
担当:麻生秀穂講師、森和正講師、天畠講師 |
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フレスコ 下地造り |
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モザイク 石割り |
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モザイク 石膏の流し込み |
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モザイク 演習風景 |
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古くから建築の壁画に用いられた技法であるモザイクとフレスコ、テンペラの演習です。前期のデッサン、水彩画に引き続き、東京大学名誉教授の麻生先生と画家の森先生に指導していただきました。
1日目は、モザイクとフレスコ、テンペラについての簡単な講義の後、最初に森先生からフレスコに使用するしっくいの準備について解説を受けた後、後半は麻生先生が担当するモザイクの体験を行いました。 |
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H19年度1年生後期
(2007年11月6日,8日)
担当:福本教授、萬田准教授、大谷教授 |
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演習風景 |
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講評会風景 |
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学生の作品(学生撮影) |
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学生の作品(学生撮影) |
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前週に引き続き、構造を考えながら作品を製作する課題です。今回は「引張と圧縮」というテーマで、木の角材と糸を組み合わせ、体育館のような大きな空間をイメージした模型を製作しました。糸は引張の力に対しては強いですが、それ以外の力を伝えることができず、ピンと張った状態でないと作品の形状が安定しません。木の角材は引張および圧縮の力に対しても強いですが、周囲を糸で引っ張らないと自立できずに倒れてしまいます。木と糸の力のつりあいを考えながら製作しないと形状が安定せず、最初は戸惑いもありましたが、コツが分かってくると自分のイメージを作品に表現することができるようになりました。 |
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H19年度1年生後期
(2007年10月31日,11月1日)
担当:福本教授、萬田准教授、大谷教授 |
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演習風景 小さな紙でのスタディ |
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演習風景 |
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講評会風景 |
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学生の作品(学生撮影) |
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学生の作品(学生撮影) |
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薄い紙そのままでは、空間を覆うことはできませんが、折りたたむことによって強さと剛さが生まれます。どうすれば、その強さと剛さを増すことができるか、まずは、A3サイズのコピー用紙を使って試行錯誤を繰り返しながら、形態創造に挑戦しました。あれこれと悩みながらも、スタディを繰り返し、大きなケント紙を使って20cm×20cm×20cmの空間を覆うさまざまな形態を最終作品として作り上げることができました。折ることから生まれる陰影をうまく活かした写真をとり、折ることの意義をあらたに見つけることができました。 |
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H19年度1年生後期
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CAD・CG演習II「建築の実測とその図面化」第1回
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(2007年10月26日)
担当:大井准教授、杉浦講師、天畠講師 |
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演習風景 |
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演習風景 |
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演習風景 |
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演習風景 |
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「建築の実測とその図面化」の課題です。対象は武庫川女子大学の学術研究交流館です。実測を行い平面図と展開図の制作を行います。第1回目は、1学年が4つの班に別れ、建築の実測を行い、図面化するためのスケッチを作成しました。本日の内容に基づき次回以降、手描きおよびCADによる製図を行う予定です。 |
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H19年度1年生後期
(2007年10月9,11,16日)
担当:大谷教授、榊原教授、杉浦講師、鈴木講師 |
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演習風景 |
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演習風景 |
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演習風景 |
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講評会風景 |
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(学生撮影)学生の作品 |
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学生の作品(学生撮影) |
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学生の作品(学生撮影) |
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学生の作品(学生撮影) |
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人は、光と陰影があって、はじめて空間を見ることができます。よって建築の設計は、光と陰影の設計であるといっても過言ではありません。今回は、この光と陰影に焦点をあてた演習に挑戦しました。 まず、スチレンボードを用いて 30cm×30cm×40cm の直方体の箱を作成しました。外側は厚紙を貼って遮光しますが、内側は白色です。この箱に穴を開け、外から白色の光をあてると、穴から差し込む光が当たる面は白色の光面、光に面しない裏側は陰(shade)になり、反対側の面には影(shadow)が落ちます。箱の内部に別の立体を入れると、これら光面と陰影が複雑に重なり合いながら、不思議な世界を演出します。試行錯誤を繰り返したのち、最後にデジタルカメラで写真を撮影し、それを講評会で発表しました。 |
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H19年度1年生後期
(2007年10月4日)
担当:大谷教授、杉浦講師、鈴木講師 |
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演習風景 |
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講評会風景 |
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互いに別世界と思われるほど異なる表情を持つ二つを「対立」させることにより、新たな「調和」を創造する課題に取り組みました。まず、事前に自分の好みの石を探し出し、石の素材感、形、大きさなどの特徴をよく分析した上で、それに対立させる適当な素材を各自が考え、それらを統合して造形作品としてまとめした。また、個性的な建物の集合でありながら美しい調和を保つヨーロッパの都市などの実例を通して、「対立による調和」が都市や建築デザインの重要な命題であることを学びました。 |
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H19年度1年生後期
(2007年9月18日、20日)
担当:杉浦講師、鈴木講師 |
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演習風景 |
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5種類の正多面体の模型 |
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正多面体を加工して構成した作品 |
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正多面体を加工して構成した作品 |
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正四面体、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体の5種類の正多面体の模型を作成し、それらを加工して、変化に富んだ新たな形の作品を作成しました。演習を通して、正多面体の幾何学的秩序、均整のとれた美しさを体感し、正多面体を基にして他のよい形を導きだす方法を探求しました。また、正多面体の一部を切りおとすことによる形の変貌から見えてくる、さまざまな多面体の相互関係についても学びました。 |
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H19年度1年生後期
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空間表現応用演習 「陶芸」
課題:レリーフタイルの制作 石膏型を用いて |
(2007年9月18日)
担当:南野馨(陶芸家、大阪芸術大学非常勤講師) |
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型抜きの実演 |
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陶土の型詰め |
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はみ出した部分の削り取り |
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石膏型を用いて、レリーフタイルの制作に取り組みました。
陶磁器によるテラコッタやタイルは、古くから建築の装飾や壁面の保護などに多く使われてきました。これらは同じ製品を早く、大量に生産する必要があるため、「型」を用いた技法が考案されるようになりました。鉄筋コンクリートを筆頭に、現代の建築において「型」はなくてはならない存在であり、「型」を用いたデザインを経験することには大きな意味があります。
まず前期の演習において、石膏型のデザインと製作を行い、夏休みに乾燥させました。乾燥させた型を使い、今回の授業で陶土を「型」につめ、形を抜き出しました。普段何気なく見ているタイルを自分自身の手でつくることを通して、「型」を用いたデザインの面白さ、難しさを実感できたと思います。 作品は自然乾燥の後、アトリエの窯で素焼きを行い、施釉をしてから本焼きし、完成させます。
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