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武庫川女子大学 建築学科 1年生
授業風景紹介 |
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建築学科の授業の様子を写真で紹介します
(最終更新 2009/1/20)
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H20年度1年生後期
(2008年12月16,18日)
担当:大谷教授、福本教授、大井准教授、鈴木講師、天畠講師 |
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甲子園会館スタジオ 図面制作の様子 |
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教員と学生の対話
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教員と学生の対話 |
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スタディ模型 |
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12月16日は各スタジオに分かれ、教員との対話型演習を行いました。これにより、作成したスタディ模型と平面、立面を再検討し、これらを修正するほか、断面図を描く場所の検討なども開始しました。
12月18日は、これから講評会までに作成すべきプレゼンテーションの例を提示し、説明しました。その後各スタジオに分かれて、案がまだまとまっていない学生は、デザインや計画、構造の側面からの対話型演習によって案を固め、案がある程度まとまった学生からプレゼンテーションに取り掛かりました。 |
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H20年度1年生後期
(2008年12月9,11日)
担当:大谷教授、萬田准教授、鈴木講師、天畠講師 |
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スタディ模型の発表
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スタディ模型の教員による講評 |
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スタディの様子
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教員との対話によるスタディ模型と平面の検討 |
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12月9日は、全員が各自のスタディ模型を発表し、教員の講評を受ける中間講評会を行いました。まだ設計を始めたばかりの1年生ということもあり、多くの人に共通する問題点も多く、参考になることも多かったと思います。続いて各自のスタディ模型を修正しつつ、平面のエスキスを開始しました。
12月11日は各スタジオで、作成したスタディ模型と平面を元に、教員との対話型演習を行いました。そして、ある程度平面がまとまった学生から、立面も含めた検討を開始しました。 |
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H20年度1年生後期
(2008年12月2,4日)
担当:岡崎教授、大谷教授、福本教授、鈴木講師、天畠講師 |
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バルセロナ・パビリオンの解説 |
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敷地見学 敷地周辺の状況について確認
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バルセロナ・パビリオンの模型制作 |
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課題敷地のスタディ模型の作成について解説
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スタディ途中の対話型演習の様子 |
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「空間表現応用演習」の最終課題は「小規模建築空間の設計」です。武庫川女子大学建築学科に入学した1年生が、建築を学び始めて最初に取り組む建築設計課題として設けられ、今年で3年目を迎えました。4月の「平面による構成」に始まり、11月まで取り組んできた一連の課題によって、一人ひとりの内面に培ってきた空間構成能力を伸ばしつつ、ミース・ファン・デル・ローエ設計の「バルセロナ・パビリオン」の空間構成を出発点に、甲子園会館の隣地に建つ学生会館の設計に取り組む課題です。
12月2日は、まず甲子園会館内の講義室で、構成主義、室の解体による近代建築の誕生と、その代表作である「バルセロナ・パビリオン」について解説しました。次に本課題の趣旨、設計条件、最終成果物、スケジュール、および初めて設計演習に取り組む上で注意すべき点について説明を受けました。そして上甲子園キャンパス内の課題敷地に移動し、敷地周辺の樹木や、甲子園会館をはじめとする建物の状況について見学、調査しました。最後に甲子園会館内のアトリエで、「バルセロナ・パビリオン」の模型の作成に取り組みました。
12月4日は、甲子園会館を含んだ課題敷地のスタディ模型を作成しました。そして敷地の上で、前回模型を作成した「バルセロナ・パビリオン」の空間構成を参考にしながら、各自の案のスタディを開始しました。 |
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H20年度1年生後期
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空間表現応用演習「モザイクとフレスコ、テンペラ」4日目 |
(2008年11月20日)
担当:麻生秀穂先生、森和正先生、杉浦講師 |
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テンペラ 森先生による下地造りの実演 |
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テンペラ 演習の様子
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テンペラ 演習の様子 |
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テンペラ 学生の作品 |
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モザイクとフレスコ、テンペラの演習の最終日は、全員でテンペラの技法に挑戦しました。ケイカル板にニカワを使った下地を塗った上に、テンペラの中でも接着剤として卵を使った卵テンペラの技法で描きました。
演習の最後には、麻生先生と森先生からモザイク、フレスコ、テンペラが建築空間の中でどのように用いられているかなどの解説をしていただきました。
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H20年度1年生後期
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空間表現応用演習「モザイクとフレスコ、テンペラ」1日目 |
(2008年11月11日)
担当:麻生秀穂先生、森和正先生、天畠講師 |
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フレスコ 下地造りの様子 |
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モザイク 石割りの実演
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モザイク 演習の様子 |
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古来より建築の壁画に用いられた技法であるモザイクとフレスコ、テンペラの演習です。前期のデッサン、水彩画に引き続き、東京芸術大学名誉教授の麻生先生と画家の森先生に指導していただきました。
1日目は、モザイクとフレスコ、テンペラについての講義の後、最初に森先生からフレスコの下地に使用するしっくいについての解説を受け、下地造りを行いました。後半は麻生先生が担当するモザイクの体験を行いました。
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H20年度1年生後期
(2008年11月4,6日)
担当:福本教授、萬田准教授、榊原教授、天畠講師 |
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演習の様子 教員との対話
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演習の様子 教員との対話 |
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作品(学生撮影)
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作品(学生撮影) |
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作品(学生撮影)
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作品(学生撮影) |
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前週に引き続き、構造を考えながら作品を製作する課題です。今回は「引張と圧縮」というテーマで、木の角材と糸を組み合わせ、体育館のような大きな空間をイメージした模型を製作しました。糸は引張の力に対しては強いですが、それ以外の力を伝えることができず、ピンと張った状態でないと作品の形状が安定しません。木の角材は引張および圧縮の力に対しても強いですが、周囲を糸で引っ張らないと自立できずに倒れてしまいます。木と糸の力のつりあいを考えながら製作しないと形状が安定せず、最初は戸惑いもありましたが、コツが分かってくると自分のイメージを作品に表現することができるようになりました。 |
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H20年度1年生後期
(2008年10月28,31日)
担当:福本教授、萬田准教授、榊原教授、杉浦講師 |
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演習の様子 スタディした形態に折りあげる |
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演習の様子 教員との対話
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演習の様子 教員との対話 |
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講評会の様子 |
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作品(学生撮影)
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作品(学生撮影) |
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作品(学生撮影)
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作品(学生撮影) |
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薄い紙も、折りたたむことによって強さと剛さが生まれ、空間を覆うことができます。どうすれば、薄い紙の強さと剛さを増しながら、自分の意図した造形ができるか、まずは、A3サイズのコピー用紙を使って試行錯誤を繰り返しながら、形態創造に挑戦しました。あれこれと悩みながらも、スタディを繰り返し、大きなケント紙を使って20cm×20cm×20cmの空間を覆うさまざまな形態を最終作品として作り上げることができました。出来上がった作品を並べ、講評会を行いました。さらに、折ることから生まれる陰影をうまく活かした写真をとることによって、折ることの意義をまたひとつ見つけることができました。 |
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H20年度1年生後期
(2008年10月23日)
担当:榊原教授、杉浦講師、鈴木講師
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課題説明
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演習の様子 |
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学生の作品
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学生の作品 |
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互いに異なる表情を持つ「対立」した2つの造形により、新たな「調和」を創造する課題に取り組みました。まず、個性的な建物の集合でありながら美しい調和を保つヨーロッパの都市やポストモダン建築などの実例を通して、「対立による調和」が都市や建築デザインの重要な命題であることを学びました。次に、事前に探し出した自分の好みの石の素材感、形、大きさなどの特徴をよく分析した上で、それに対立させる適当な素材を各自が考え、それらを統合して造形作品としてまとめました。 |
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H20年度1年生後期
(2008年10月7,9日、14,21日)
担当:芳谷勝濔先生、杉浦講師
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手本を示しながら着彩方法の解説 |
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手本を示しながら着彩方法の解説
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芳谷先生による指導の様子 |
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演習風景 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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前回から取り組んでいる、甲子園会館(旧甲子園ホテル)の透視図に、透明水彩絵の具で着彩しました。日建設計の芳谷勝濔先生から、薄い色から濃い色へ塗りすすめる透明水彩の基本や絵の具の混色の方法、マスキングテープを用いた塗り分けの技法、にじみを利用した空の描き方、ガラスやタイルの表現方法、植栽の描き方などを、実際に手本を見せていただきながら手ほどきを受けました。プロフェッショナルの技を目の当たりにして、学生も大いに奮闘し、すばらしい作品が出来上がりました。本課題を通して、建物の形態や色、素材感、陰影などをこれまで以上に意識して見る習慣がつきました。 |
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H20年度1年生後期
(2008年10月7,9日、14,21日)
担当:榊原教授、鈴木講師
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課題説明
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演習風景 |
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演習風景 |
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学生の作品
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学生の作品 |
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学生の作品
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学生の作品 |
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人は、光と陰影があって、はじめて空間を見ることができます。よって建築の設計は、光と陰影の設計であるといっても過言ではありません。今回は、この光と陰影に焦点をあてた演習に挑戦しました。
まず、スチレンボードを用いて 30cm×30cm×40cm の直方体の箱を作成しました。外側は厚紙を貼って遮光しますが、内側は白色です。この箱に穴を開け、外から白色の光をあてると、穴から差し込む光が当たる面は白色の光面、光に面しない裏側は陰(shade)になり、反対側の面には影(shadow)が落ちます。箱の内部に別の立体を入れると、これら光面と陰影が複雑に重なり合いながら、不思議な世界を演出します。試行錯誤を繰り返したのち、最後にデジタルカメラで写真を撮影しました。
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H20年度1年生後期
(2008年9月25,30日)
担当:芳谷勝濔先生、杉浦講師
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課題説明 作業に先立ち、人間の視知覚の特性についても解説 |
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構図の決め方や描き始めの手順のポイントなどの指導 |
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構図の決め方や描き始めの手順のポイントなどの指導 |
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演習風景
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演習風景 |
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建築学科の校舎である甲子園会館(旧甲子園ホテル)の外観を透視図で表現する課題に取り組みました。図学の授業で習った透視図法について理解を深めるとともに、普段何気なく目にしている甲子園会館の造形のプロポーションや細部の意匠、陰影と色彩の変化を、改めて観察することが目的です。株式会社日建設計において、長年にわたり手書きの透視図を手掛けられ、多数の受賞経験もある芳谷勝濔先生を講師に迎え、基本的な作図法のみならず、構図や彩色技法など、本格的な透視図の表現方法を学びました。
第1回目は、対象物を見て直感的に透視図を描く方法や効果的な画面アングルの設定方法などについて、アトリエで説明を受けた後、屋外にでて、各自がアングルを決め、スケッチに取りかかりました。第2回目の授業では、透視図の着彩に挑戦します。 |
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H20年度1年生後期
(2008年9月27,10月2日)
担当:榊原教授、杉浦講師
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テラスの実測の様子 |
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ラウンジの実測の様子
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テラスの実測の様子 |
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教員による建築製図のデモンストレーション
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各自の製図台で平面図作成の様子 |
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建築学科の校舎である甲子園会館(旧甲子園ホテル)のラウンジと庭園に面したテラスを実測し、手描きで平面図(縮尺1/100)を作成する課題に取り組みました。今回の課題で、初めて建築図面の製図に挑戦します。
まず、2、3人のグループに分かれ、分担して実測しました。実測の際には、細部のおさまりも注意して観察し、スケッチしました。一通り実測ができたら次は、スタジオで、線の引き方や製図道具の使い方、建築図面の表現のルールなどについて、教員から説明を受けました。その後、各自の製図机で図面の作成に取りかかりました。
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H20年度1年生後期
(2008年9月27,9月30日)
担当:南野 馨 先生(大阪芸術大学非常勤講師) |
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型抜きの実演 |
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演習の様子
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演習の様子 |
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粘土でつくったタイルの型 自然乾燥中 |
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石膏型を用いて、レリーフタイルの制作に取り組みました。 陶磁器によるテラコッタやタイルは、古くから建築の装飾や壁面の保護などに多く用いられてきました。これらは同じ製品を早く、大量に生産する必要があるため、「型」を用いた技法が考案されるようになりました。鉄筋コンクリートを筆頭に、現代の建築において「型」はなくてはならない存在であり、「型」を用いたデザインを経験することには大きな意味があります。
まず前期の演習において石膏型のデザインと制作を行い、夏休みの間に乾燥させた型を使い、今回の授業で陶土を「型」につめ、形を抜き出しました。一つの単純なデザインのレリーフタイルを組み合わせることによって、複雑な模様を作り出すことも可能ですし、小さなレリーフタイルを大きなデザインのレリーフに見せることも可能です。普段何気なく見ているタイルを自分自身の手でつくることを通して、「型」を用いたデザインの面白さ、難しさを実感できたと思います。 作品は自然乾燥の後、アトリエの窯で素焼きを行い、施釉をしてから本焼きし、完成させます |
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H20年度1年生後期
(2008年9月25,10月2日)
担当:南野 馨 先生(大阪芸術大学非常勤講師)
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絵付けの様子
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施釉の実演 |
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施釉の様子 |
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電気窯で焼成し、完成した「卵」 |
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前期の「空間表現基礎演習」の授業で制作した「卵」をモチーフとした陶器の表面に絵付けを行いました。 「卵」は、形態をよく観察し、それに基づき自らの手で形態を再構成するという点において格好の題材です。前期の授業では、各自が鶏卵をよく観察してスケッチを行い、その観察に基づき、手びねりで高さ25〜30cmの「卵」を制作しました。夏休みに乾燥、素焼きを行った「卵」を今回の授業で窯から出し、仕上げとして絵付けを行いました。 絵付けに先だち海の動物の映像を40分ほど見て、そこから各自がイメージを膨らませながら、2色の顔料を使い、筆で絵付けを行いました。絵付けが済んだら、各自作品に釉薬をつけ、窯に入れました。 |
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