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武庫川女子大学 建築学科 2年生
授業風景紹介「建築設計演習II」 |
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建築学科の授業の様子を写真で紹介します
(最終更新 2009/1/31)
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題3:レストハウスと自然景観の風景化」第2週 |
(2008年12月9,12日)
担当:榊原教授、本城邦彦先生((株)竹中工務店顧問)、萬田准教授、杉浦講師
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演習の様子 教員との対話
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演習の様子 教員との対話 |
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スタディ模型を制作して案の検討
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CADによる、建物と周辺の景観との調和の検討 |
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グラフ理論を応用した、室配置や動線の計画方法について講義を受けました。その後、関係の強い室同士が近接しつつ、利用者と管理者の動線が交差せず、なおかつ、日当たりや、眺望などの条件を満たす、室配置を見つけ出す作業に取り組みました。最適な室配置を探し出すのに皆、四苦八苦です。美しさの追求とはまた別の、「問題解決」という、建築設計のもう一つの側面を実感しました。また、室の平面的な配置だけではなく、断面計画や立面計画にも取り組み始めました。これらのアイデアがまとまったら、それが周囲の景観とどのようになじんでいるかを、模型やCG合成で確認しながら、検討を進めました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題3:レストハウスと自然景観の風景化」第1週 |
(2008年12月2,5日)
担当:榊原教授、本城邦彦先生((株)竹中工務店顧問)、杉浦講師
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地形分析の結果と選択した敷地の発表
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地形の制作の様子 |
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演習の様子
敷地周辺の地形の模型を作るために地図の等高線を解読
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案の講評の様子
CG透視図や室配置案を掲示。教員から講評を受け、各自の案を見て互いに参考にします。 |
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2年生最後の建築設計演習II 第3課題では、西宮市のシンボルと言われる甲山(かぶとやま)の傾斜地に広がる自然豊かな土地に、食堂や会議室、大浴場をもつレストハウスを設計します。この課題を通じて、敷地の自然景観を、単なる自然景観から美しい「風景」に変貌させる方法、そして、機能的な室配置や動線計画の方法を修得することが目標です。先週のフィールドワークで、甲山周辺を歩いて巡り、土地の特徴を観察・分析した結果をもとに、自分が選んだ敷地を発表しました。
続いて案の検討です。今回の課題のテーマは、自然景観の中に、人工物(レストハウス)を挿入することにより、ありふれた自然の景観を美しい「風景」へと昇華させることです。例えば、京都の嵐山の自然の中に「渡月橋」という人工物が挿入されたからこそ、そこに美しい「風景」が生まれたように。それを可能にするためには、その土地の場所性をよく理解し、地形、気候、景観などと一体のうちに、建物を計画することが不可欠です。そのために、敷地周辺の地形の模型を作成し、その上でスタディ模型やスケッチに取り組みました。また一方では、動線図を作成して、機能的な室配置を検討しました。
さらにCAD・CG演習IVの授業では、この設計課題と連携して、CADで自分の案の3次元モデルを作成→その透視図を敷地写真に合成して、背景の山並みなどとの調和を確認→再び自分の案を修正する、という作業を繰り返し、建物も含めた風景全体のデザインを検討しました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題2:歴史都市に建つ美術館」講評会 |
(2008年11月27,28日)
担当:榊原教授、吉村篤一先生(建築環境研究所代表)、鈴木講師
外部講師:1日目 中村貴志先生(鳥取環境大学環境デザイン学科教授)
2日目 小幡剛也先生((株)竹中工務店設計部)
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吉村篤一先生による講評 |
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中村貴志先生による講評 |
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特別ゲストの連健夫先生(連健夫建築研究室代表 元AAスクール助手)による講評 |
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小幡剛也先生による全体講評 |
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学生の作品:敷地写真とCGの合成 |
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建築設計演習IIの第2課題「歴史都市に建つ美術館」の講評会を2日かけて行いました。外部講師として、1日目は建築論をご専門とし、鳥取環境大学で教鞭をとられている中村貴志先生、2日目は竹中工務店設計部において実務の最前線で活躍しておられる小幡剛也先生をお招きしました。2日間とも各21人、計42人の学生が1人ずつプレゼンテーションを行い、それについて外部講師の先生や担当教員、他の教員がさまざまな講評を行い、議論を交わしました。
1日目は中村先生から、建築設計における、土地や樹木といった環境とのかかわりの重要性などを、分かりやすい言葉でご講評いただきました。また、鳥取環境大学の2年生が取り組んだ、丘陵地にあるギャラリーの設計図面をいくつか紹介してくださいました。起伏のある敷地における設計は、本学の学生もこの次の課題で取り組むことになります。
2日目は小幡先生から、自分のやりたいことを明確に表現すること、それを相手に納得させるように説明することの重要性などをご指摘くださいました。最後にこの課題を共同で担当された吉村先生から、多くの学生に共通する今後の課題として、美術館計画の基本を押さえること、新しいアートを考えること、分かりやすい図面表現を工夫することの3点をご指摘くださいました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題2:歴史都市に建つ美術館」第4週 |
(2008年11月18,21日)
担当:榊原教授、吉村篤一先生(建築環境研究所代表)、鈴木講師
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教員との対話型演習の様子
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敷地図制作の様子 |
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11月18日,21日は、案がある程度決まった学生からプレゼンテーションに着手しました。わからないところ、迷っているところが出てきたら、教員に相談しながら、案を固めています。提出、講評会に向けて、いよいよ追い込みです。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題2:歴史都市に建つ美術館」第3週 |
(2008年11月11,14日)
担当:大谷教授、榊原教授、吉村篤一先生(建築環境研究所代表)、福本教授、鈴木講師
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構造計画のアドバイスの様子
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機能や美の側面からのアドバイスの様子 |
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演習の様子
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機能や美の側面からのアドバイスの様子 |
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11月11日および14日は、構造を専門とする教員も参加した演習を行いました。2日間の間に一度は構造計画の側面からのアドバイスを受けられるようにしました。これと並行して、他の教員が機能(用)や美の両面からのアドバイスを行いました。これにより、強・用・美の3つの側面から、各自の案をチェックする演習を展開しました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題2:歴史都市に建つ美術館」第2週 |
(2008年11月4,7日) 担当:榊原教授、吉村篤一先生(建築環境研究所代表 元奈良女子大学教授)、鈴木講師
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スタディ案の講評]
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美術館の計画の基礎についての講義
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演習の様子 |
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演習の様子 |
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11月4日は、まず各自のスタディ案を発表したのち、美術館計画の基礎や、海外の美術館事例についての講義を行いました。その後、各自の案を美術館の機能の側面からチェックし、主に平面計画を進めました。
11月7日は、美術館の機能のゾーニングや、動線計画を中心にチェックを受け、模型や平面を修正しました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題2:歴史都市に建つ美術館」第1週 |
(2008年10月28日,31日)
担当:大谷教授、榊原教授、吉村篤一先生(建築環境研究所代表 元奈良女子大学教授)、鈴木講師
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課題説明
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アイデアスケッチの発表 |
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敷地模型の作成 |
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スタディの発表と講評 |
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建築設計演習IIの第2課題は「歴史都市に建つ美術館」です。歴史都市において、既存の建築と対峙しながら、新たな都市景観を創生する美術館を設計します。敷地は日本を代表する歴史都市である京都の岡崎公園です。単に建築単体として美しく、所要の機能を満たす美術館を設計するだけでなく、平安神宮、京都会館、京都市美術館別館(旧京都市公会堂)など、さまざまな時代に建てられ、さまざまな様式をもつ建築との調和が大きな課題になります。
10月25日のフィールドワークで課題説明、敷地見学を行った後、10月28日の1回目の授業ではまず課題の補足説明、参考事例の紹介を行いました。次に、先日のフィールドワークにおける敷地見学の後に各自が考えた美術館のアイデアスケッチを発表した後、京都会館、平安神宮、大鳥居など周辺建物を入れた敷地模型の作成に着手しました。
10月31日は、まず制作した敷地模型を確認したのち、各自の案のスタディを行い、授業の最後にその案を発表しました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題1:祈りや癒しの空間」講評会 |
(2008年10月23日、24日)
担当:大谷教授、本城邦彦先生((株)竹中工務店顧問)、榊原教授、大井准教授、天畠講師
外部講師:1日目 清澤悟先生(真宗大谷派光明山 願得寺 住職、清澤都市建築研究所 所長)
2日目 小幡剛也先生((株)竹中工務店設計部)
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清澤悟先生の講評
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学生のプレゼンテーションの様子 |
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小幡剛也先生の講評 |
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本城邦彦先生の全体講評 |
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学生の作品
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学生の作品 |
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学生の作品
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建築設計演習IIIの課題1「祈りや癒しの空間」の講評会です。外部講師として、1日目は願得寺の住職である清澤悟先生、2日目は竹中工務店設部の小幡剛也先生に参加していただきました。2日間に渡って全員がプレゼンテーションを行い、それに対してさまざまな講評がありました。清澤悟先生からは、実際の住職としての立場から、学生たちの表現した祈りや癒しの空間に対して講評をいただきました。また、小幡剛也先生からは建築を考える上でストーリーを考えることの重要性について講評をいただきました。最後の総評では、本城邦彦先生からレンゾ・ピアノの「建築とは思考の冒険である」という言葉を引用され、建築設計をする上での「考えること」の重要性を教えていただき講評会が締めくくられました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題1:祈りや癒しの空間」第3週 |
(2008年10月3日、10月7日)
担当:大谷教授、本城邦彦先生((株)竹中工務店顧問)、天畠講師
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スタディ模型と平面図、断面図スケッチをもとに講評
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教員との対話
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演習の様子 |
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検討中のスタディ模型とスケッチ |
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検討中の内観透視図 |
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建築設計演習IIの課題1:「祈りや癒しの空間」の第3週です。前回までに作成した1/400のスタディ模型と仏像のスケッチをもとに、1/50のスタディ模型制作と平面図、立面図のスケッチに取り組みました。また、FWで現地で撮影してきた写真やスケッチによって内部空間のスタディを行いました。並行して行われているCAD・CG演習IVでは、この課題と関連して、内部空間の3次元モデルを作成し、眺望写真などとの合成によって、質感豊かな表現手法について学びました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題1:祈りや癒しの空間」第2週 |
(2008年9月26日、30日)
担当:大谷教授、本城邦彦先生((株)竹中工務店顧問)、萬田准教授、天畠講師
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スタディ模型をもとに講評
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演習の様子
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教員との対話 |
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検討中のスタディ模型 |
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建築設計演習IIの第1課題「祈りや癒しの空間」の第2週目です。前回までに作成した敷地模型と仏像のスケッチをもとに、敷地模型の大文字との関係や京都市内からの眺望を考慮しながら、敷地のどの場所に祈りの空間をつくるか選定し、祈りの空間の宗教的相貌をもつ外観を検討しました。宗教的相貌とはどのようなものなのか実際に模型をつくって並べてみることで体確認しながら作業を進めました。並行して行われているCAD・CG演習IVでは、この課題と関連して、京都市内の仮想空間をつくり、実際の写真と自分の設計した建築の合成の仕方も学びました。 |
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H20年度2年生後期
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建築設計演習 II 「課題1:祈りや癒しの空間」第1週 |
(2008年9月22日)
担当:大谷教授、榊原教授、本城邦彦先生((株)竹中工務店顧問)
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仏像のスケッチを講評
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各自が選定した仏像のスケッチ |
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完成した敷地模型 |
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建築設計演習IIの第1課題テーマは「祈りや癒しの空間」です。前期は木造の課題を中心としていましたが、今回の課題では祈りや癒し、瞑想といった内面の世界に深く関わる表現の問題をテーマとして演習を行います。京都の五山送り火で有名な如意ヶ嶽、大文字を敷地として「御堂」を計画します。課題では各自が仏像を選定し、その仏像の表情に匹敵する宗教的空間を設計します。京都市のランドマーク大文字の近くということで外観や内部から見える風景との関係も考えることも課題の中に含まれています。
第1週目は課題に取り組むにあたって、まずは敷地模型を制作し、各自が選定した仏像のスケッチを行いました。9月22日はスケッチの講評を行い、これからそのスケッチと敷地模型をもとにスタディを開始します。 |
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