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武庫川女子大学 建築学科 3年生
「建築設計演習IV」 |
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(最終更新 2011/2/21) |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題3:歩いて楽しい商業空間」講評会 |
2011年1月21、22日
担当:大谷教授、吉村篤一先生、天畠講師
ゲスト:1日目 武地 秀実氏(戎座人形芝居館 副館長) |
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講評会の様子 |
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戎座人形芝居館 武地氏の講評 |
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吉村先生からの全体講評 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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建築設計演習IVの第3課題「歩いて楽しい商業空間」の講評会を行いました。2日間に渡って全員がプレゼンテーションを行い、各教員から講評を受けました。1人が発表の後、学生1人と質疑応答を行い、その後、専任・非常勤教員のうち2人の講評を受けるという流れで進めました。1日目には、敷地見学および地元の方々との懇談の機会を調整していただいた戎座人形芝居館 副館長の武地秀実氏にゲストとして参加していただきました。
武地秀実氏からは「学生達のユニークな発想には感銘を受けました。ただ、商店街全体としてユニークさをもとめると、現実的にどのくらい時間がかかるのかとも思いました。ある程度多様性をもった提案の方が現実的であると思います。全ての作品は無理ですが、ぜひ戎座人形芝居館で展示したいですね。」と実際にまちづくりの現場で関わっている立ち場からのご感想と戎座人形芝居館での展示会の提案をいただきました。
課題を通じて担当していただいた吉村篤一先生の全体講評では、「今回の課題は、単に更地に計画する課題ではなくて、既存の町並みのことも考える必要があり、面白い課題だが教える方も難しい課題でした。西宮戎の門前町ということで、デザインの方向性としては和風のものが似合うかなとも考えましたが、学校の課題としては洋風なもの、現代風なものものもみなさんには提案してもらいました。京都の祇園祭りで御池通りを鉾が巡行するとき、鉾のデザインが近代的なビルの町並みに全然似合わないが、デザインの良いガラス張りのビルが後ろにあると逆に鉾がきれにみえるといこうこともあります。町並みのデザインを考えるときに、必ずしも似たようなデザインとしてもってこなくてもうまく行く場合があります。」との総評をいただきました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題3:歩いて楽しい商業空間」第3週 |
2010年12月20、21日 13:05〜16:20
担当:大谷教授、吉村篤一先生、天畠講師
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中間講評会 学生の発表 |
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中間講評会 教員の講評 |
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中間講評会の提出物 |
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中間講評会で学生が記入したコメントシートを確認 |
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教員との対話 にぎわいのある立面計画の検討 |
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12月20日は、中間講評会を行いました。学生が3人づつ発表し、教員から講評を受ける形式で、全学生が発表し、講評を受けました。また学生同士で各自の提案に対する意見交換をするため、各提案に対して良い所と改善すべき所をコメントシートに記入しました。吉村先生からは「もみじ通りの計画は意識されていたが十字路の計画が意識されていないこと、西宮神社への参道という歴史的な背景があまり意識されていないこと、街路樹を計画する際に「もみじ通り」や「さくら通り」の名前と関連がない木ばかり計画されていること」が指摘されました。
12月21日は、休暇期間中にやっておくべきことの説明をした後、中間講評会の時点では十分ではなかった1/100のスケールでの検討、特に立面計画の検討を進めました。
これから冬季休暇に入り、各自で計画を進めます。年明けは1/11に演習が再開します。また1/9,10,11は西宮中央商店街が1年間で最も賑わう十日戎が開催されます。学生たちは各自で見学することになっています。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題3:歩いて楽しい商業空間」第2週 |
2010年12月13、14、17日 13:05〜16:20
担当:大谷教授、吉村篤一先生、天畠講師
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1/200のスタディ模型で計画を検討 |
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教員との対話 |
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検討中の1/200スタディ模型 |
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12月13日は、レポート課題の締切でした。敷地調査および地元の方の意見を聞いた結果と商店街の計画の計画のための参考事例の調査をレポートしてまとめました。また、12月11日のFWで作成した京都の商業空間の断面図をはりだして学生同士で共有しました。レポートやFWの内容を参考に、各自で1/200のスタディを進めました。平面図および断面図のスケッチも始めました。
12月14日は、20日の中間講評会について説明があり、1/200の検討を模型、平面スケッチ、断面スケッチで進めました。
12月17日は、20日の中間講評会にむけて部分的に1/100のスケールでの検討を始めました。1/200のスケールにおける商店街全体の計画と、1/100のスケールにおける店舗個々のデザインではその全体計画の中でいかに個性を出せるかを念頭に置きながら検討を進めました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題3:歩いて楽しい商業空間」第1週 |
2010年12月3、6、7、10日 13:05〜16:20
担当:大谷教授、吉村篤一先生、天畠講師
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課題敷地の現状模型 |
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西宮中央商店街を見学 |
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戎坐人形芝居館で商店街の方の声を聞く |
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近隣のマンションの屋上から敷地を確認 |
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敷地を実測調査 |
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教員との対話 1/200のスタディ模型で計画を検討する |
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建築設計演習IVの第3課題のテーマは「歩いて楽しい商業空間」です。課題1の劇場に引き続き、西宮えびす周辺にある西宮中央商店街の一角を敷地とし、阪神西宮駅からえびす神社までの門前町に相応しく、参拝や様々な祭事に訪れた人々や近隣に住む人々が歩いて楽しめる商業空間である商店街を設計します。この課題で対象とするのは、最近西宮でも見られるようになった「ららぽーと甲子園」や「阪急西宮ガーデンズ」などのクリアランス型の大規模ショッピングセンターの計画ではありません。現在住む人々の権利(土地所有権、借地権、建物所有権、居住権など)を守り、それを再生する計画です。各店舗のスケールを継承し、全体として町並みの調和にも配慮すると同時に、個々の商店のデザインが競演する、単体の建築にはない美しさを創出することを目指します。
12月3日は、課題説明がありました。敷地の状況などの概要の説明があり、商店街を再生するための事例調査などのレポート課題が課せられました。また敷地模型制作に取りかかりました。
12月6日は、各自で制作した敷地模型をもとにして建物の周辺ボリュームを把握し、各自が計画する商店街のボリュームをブロック模型で検討し始めました。
12月7日は、敷地見学に行きました。敷地見学では、まず最初に戎坐人形芝居館で地元の方との意見交換をさせていただきました。戎坐人形芝居館の武地副館長にご協力いただき、商店街で実際に商店を経営しておられる岡山理事長、青果店マンダリさん、老舗の呉服屋松下さん、商店街で地域のフリーペーパー「ともも」や商店街のパンフレットの制作を手がけている方から商店街の歴史や現在の商店街の取組の状況、将来へ期待していることなど生の声を聞かせていただくことができました。次に、馬場町自治会会長の小山博氏のご協力により、商店街周辺のマンションの屋上から現地を俯瞰的に確認させていただくことができました。また交差点や道路の幅の実測を行い実際の寸法を確認しました。
12月10日は、敷地見学の内容を受けて、各自の計画の検討を1/200の模型で始めました。また敷地見学や地元の方の意見を聞いた結果をレポートにまとめました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題2:隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」講評会 |
2010年11月29、30日 13:05〜19:00
担当:田崎教授、吉村篤一先生、天畠講師 外部講師: 1日目 瀬戸川雅義先生(アールセッション 代表)
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講評会の様子 吉村先生の講評 |
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講評会の様子 瀬戸川先生の講評 |
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講評会の様子 学生の質問 |
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吉村先生の全体講評 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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建築設計演習IVの第2課題「隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」の講評会を行いました。2日間に渡って全員がプレゼンテーションを行い、各教員から講評を受けました。1人が発表の後、学生1人と質疑応答を行い、その後専任・非常勤教員のうち2人の講評を受けるという流れで進めました。
日照、屋根と庇、窓の形、視線、屋上緑化、広場、街路との関係、季節と植栽、駐車場、構造、基準寸法など、集合住宅ならではの多様な観点からの講評がありました。
1日目の外部講師である瀬戸川雅義先生(アールセッション代表)からは「この大学は本当に恵まれた環境である。自分が学生の時と比べると、レベルの高いことをやっている。建築だけの世界にとどまるのではなく、日本の伝統的な祭や和歌やお茶の世界などにも触れて教養を高めながら設計にも取り組んで欲しい。」と感想と激励の言葉をいただきました。
課題を通じて担当していただいた吉村篤一先生の全体講評では、「今回の課題は、課題の難易度に対して1ヶ月という短い期間しかなかったので心配していたが、出来ている人が多く感心した。自身を持ってこれからの課題を進めて欲しい。事例を参考にするときに何も考えずにそのまま借用するのではなく、新しい視点を追加することができるとさらに良くなる。頑張ってください。」との激励の言葉をいただきました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題2:隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」第3週 |
2010年11月1、2日 13:05〜16:20
担当:田崎教授、吉村篤一先生、福本教授、天畠講師
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教員との対話 |
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教員との対話 |
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1/100の模型で構造について検討 |
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建築設計演習IVの第2課題のテーマは「隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」です。芦屋市の南端に位置する人工の埋立地である潮芦屋地区(南芦屋浜地区)を対象として、職住一体型の集合住宅を計画します。この地区に住まう人々が地域コミュニティの一員として隣人と交流を持ちながら働き住むことができる空間と、この地域を訪れた人々が歩いて楽しめる賑わいのある空間を計画します。
8日は、課題説明時に課されていた3つのレポート(1)周辺施設ならびに敷地の特徴に関する調査、(2)近代以降の日本における住宅の変遷に関する調査、(3)職住一体型の住宅および住宅郡に関する事例調査、の最終締切でした。9日は各自で検討している1/200の平面図のスケッチをもとに教員と一対一で案の検討を行いました。来週予定している中間講評会について提出物などの説明をし、部分的に1/100のスタディを開始しました。
12日は、部分的に制作している1/100の模型に基づいて構造の検討も行いました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題2:隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」第2週 |
2010年11月1、2日 13:05〜16:20
担当:田崎教授、吉村篤一先生、天畠講師
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教員との対話 |
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教員との対話 |
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1/200のボリュームスタディの説明 |
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1/200でボリュームをスタディ |
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NEXT21 外観 |
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NEXT21ホールでの概要説明 |
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NEXT21立体街路 |
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NEXT21屋上庭園 |
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建築設計演習IVの第2課題のテーマは「隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」です。芦屋市の南端に位置する人工の埋立地である潮芦屋地区(南芦屋浜地区)を対象として、職住一体型の集合住宅を計画します。この地区に住まう人々が地域コミュニティの一員として隣人と交流を持ちながら働き住むことができる空間と、この地域を訪れた人々が歩いて楽しめる賑わいのある空間を計画します。
1日は、課題説明時に課されていた3つのレポート(1)周辺施設ならびに敷地の特徴に関する調査、(2)近代以降の日本における住宅の変遷に関する調査、(3)職住一体型の住宅および住宅郡に関する事例調査、の1回目の提出締切でした。調査の内容や、各自で制作している1/200のボリューム模型をもとに、教員と一対一で案の検討を行いました。
2日は、参考事例として大阪ガス実験集合住宅NEXT21を見学しました。はじめに2階のホールで概要説明があり、これまでの経緯、スケルトン・インフィル方式、住戸ゾーンと設備ゾーンの考え方、フレキシブル配管システム、立体街路、スケルトンとインフィルとの間の中間概念であるクラディング(壁や階段や手すり等)、18戸のそれぞれ異なる住戸、リフォーム実験、環境保全や緑化、ヒートアイランド現象に対する対策などに関する説明を受けました。その後3班に分かれて見学を行い、緑豊かな立体街路や実験空間Glass Cubeなどを体験させていただきました。質疑応答では、学生の質問に対して実際に設計に携わった吉村先生による解説もしていただきことができ、大変有意義な時間となりました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題2:隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」第1週 |
2010年10月25、26、29日 13:05〜16:20
担当:田崎教授、吉村篤一先生、天畠講師
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課題説明 |
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敷地模型の制作 |
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1/200のボリュームスタディの説明 |
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1/200でボリュームをスタディ |
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ベルポート芦屋の見学 由井氏の案内 |
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敷地調査 |
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敷地周辺から北側を望む |
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建築設計演習IVの第2課題のテーマは「隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」です。芦屋市の南端に位置する人工の埋立地である潮芦屋地区(南芦屋浜地区)を対象として、職住一体型の集合住宅を計画します。この地区に住まう人々が地域コミュニティの一員として隣人と交流を持ちながら働き住むことができる空間と、この地域を訪れた人々が歩いて楽しめる賑わいのある空間を計画します。
25日は、課題説明がありました。現代の集合住宅設計の問題点を確認するとともに、街並みを考慮したヒューマンスケールで緑が多い外構計画手法、地球環境に配慮した温熱環境や風環境の構成手法、外部と内部の間にある日本の伝統的な中間領域(軒端)の重要性などを学びました。その後早速、敷地模型の製作に取りかかりました。
26日は、各自で店舗部分、住居部分の必要諸室の面積を想定し、1/200でボリュームスタディを行いました。
29日は、敷地見学および周辺施設の見学を行いました。ベルポート芦屋の由井氏にご協力いただき、まず最初にベルポート芦屋のクラブハウス、マリーナの概要を説明していただきました。次に計画敷地を見学し、周辺の景観や海面の高さ関係を確認しました。その後、マリーナを移動し、最近オープンした商業施設やベルポート芦屋の係留施設付住宅などの敷地周辺の建物などを見学しました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題1:演劇や音楽を楽しむ空間」講評会 |
2010年10月18日 ・19日 13:05〜19:30
担当:榊原教授、上田信也先生、杉浦講師
外部講師:18日 江副敏史 氏(日建設計 デザインプリンシパル)
高橋大弐 氏(京都大学大学院工学研究科)
19日 安積雅彦 氏(ピッコロシアター 舞台技術専門員)
頼田 稔 氏(戎座人形芝居館 館長)
武地秀実 氏(戎座人形芝居館 副館長) |
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江副市先生による講評 |
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高橋先生による音響計画の講評 |
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安積氏による講評 |
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頼田館長による総評 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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建築設計演習IVの第1課題「演劇や音楽を楽しむ空間」の講評会を10月18日、19日の2日間にわたって行いました。
1日目は、多くの劇場を手掛けてこられた日建設計の江副氏、本学科で音響学の講義をしていただいている京都大学の高橋先生、2日目には、フィールドワークでもお世話になったピッコロシアターの舞台技術専門員の安積氏、戎座人形芝居館の頼田館長および武地副館長を招き、建物のスケールや意匠、ホールの音響、利用客、裏方、演者それぞれにとってのの使い勝手、西宮神社や西宮中央商店街も含めたまちづくりの可能性、公共空間としての広場の在り方など、さまざまな観点から講評ををいただきました。 |
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H22年度3年生後期
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建築設計演習 IV
「課題1:演劇や音楽を楽しむ空間」第1週 |
2010年9月17日 13:05〜16:20
担当:榊原教授、上田信也先生、杉浦講師
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課題説明の様子 |
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課題敷地に隣接する西宮中央商店街の調査 |
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西宮神社の見学 表大門の実測 |
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戎座人形芝居館で西宮神社と縁の深い人形芝居「えびすかき」を観覧 |
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建築設計演習IVの課題1では「演劇や音楽を楽しむ空間」の課題に取り組みます。全国のえびす神社の総本社であり、古来から人形芝居と関わりの深い西宮神社に隣接する敷地に日本の伝統芸能を上演できる劇場を設計することにより、門前町としての周辺地域の活性化を図ることが目標です。
講評室での課題説明の後、課題敷地および周辺地域の調査・見学に出かけました。阪神大震災を境に店舗数が減少してしまったものの、今でも「十日えびす」の祝祭時には、多くの人でにぎわう西宮中央商店街や、昔のにぎわいを失ってしまった西宮神社の表参道(現在の旧国道)の様子、敷地に隣接する既存建物の階数などを調査しました。また、西宮中央商店街にある戎座人形芝居館では、頼田館長や傀儡師(えびすかき)、語り部の方から、西宮神社や門前町の歴史、神社と人形芝居のかかわりなどについて、分かりやすく解説していただきました。
その後、大学のスタジオに戻り、縮尺1:200の敷地模型を作成しました。
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