2021年10月18日〜
担当:岡﨑教授、藤原先生、猪股准教授、森本准教授
甲子園会館には柱や壁、暖炉、シャンデリア、ガラスなどに幾何学による装飾が多く施されています。今回はこれらの装飾を大学院生それぞれが実測し、原寸図面を作成します。同時に旧甲子園ホテルが竣工した1930年頃に流行していたアール・デコなどについて調べ、甲子園会館の装飾における幾何学的デザインの構成を調査しています。実測調査を進める中で、甲子園会館が尺貫法によって設計、施工されたこともわかってきました。脚立に上って尺寸目盛の定規で測ったり、スチレンボードで手作りした分度器を使って尺貫法による角度を確認するなど、各自が工夫を凝らしながら豊かな装飾を原寸大で体感しています。
甲子園会館玄関の装飾柱の実測
甲子園会館西ホール外壁レリーフの実測
甲子園会館暖炉の実測
甲子園会館装飾ガラスの実測
甲子園会館西ホール天井飾りの実測
甲子園会館テラスの柱の実測
甲子園会館南外壁レリーフの実測
甲子園会館シャンデリアの実測
甲子園会館玄関の装飾柱の原寸図
甲子園会館西ホール天井飾りの原寸図
甲子園会館テラスの柱の原寸図
甲子園会館南外壁レリーフの原寸図
甲子園会館シャンデリアの原寸図