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本田未来さんがAIJ近畿支部の卒業設計コンクールで入選!

本田未来(修士課程1年)さんの卒業設計「ウメダハカ めぐり弔う都市の聖域」が日本建築学会近畿支部の大学建築系学科卒業設計コンクールで入選作品(上位3作品)に選ばれました。

 

日本建築学会近畿支部の大学建築系学科卒業設計コンクールは、建築系の学部教育の集大成である卒業設計を対象に審査によって優れた作品を選び、表彰するものです。建築系学部を有する近畿エリアの大学が、毎年、各1作品ずつ出品しており、今回は30作品が集まりました。武庫川女子大学建築学部からは、本田未來さんの卒業設計「ウメダハカ めぐり弔う都市の聖域」を出品し、高い評価を得て入選しました。

 

「ウメダハカ めぐり弔う都市の聖域」で、本田さんは開発の進むうめきた二期区域に都市型墓地を提案しました。

墓地エリアは個人墓の3ブロックと合祀墓で構成。外壁は中心に向かって傾斜し、合掌するような形になっています。ウメキタのビル群から都市公園の上に伸びる廻廊でつながり、墓地の建物内は自由に回遊できます。最奥の合祀墓の手前には水をたたえた人工池と献花台があり、ゆかりのない人も自由に花を手向けて祈ることのできる聖域になっています。合祀墓エリアのみ屋根がなく、直接空がのぞめます。