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武庫川女子大学 建築学科 3年生
授業風景紹介 「建築設計演習III」 |
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建築学科の授業の様子を写真で紹介します
(最終更新 2011/8/12)
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>>H22年度 前期「建築設計演習III」 >>H22年度 後期「建築設計演習IV」
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模の群集を安全かつ快適に誘導する駅舎」講評会 |
2011年7月25,26日 13:05〜19:00
担当:岡崎教授、大谷教授、三宗司郎先生、大井准教授、西野助教
外部講師:川口衞先生(川口衞構造設計事務所主宰)26日のみ
野口裕明先生(太陽工業株式会社 技術部長)両日 |
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講評会の様子(前列左:川口先生) |
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学生の作品 改札口周辺 |
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学生の作品 改札口周辺 |
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学生の作品 鳥瞰 |
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学生の作品 ホーム内観 |
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建築設計演習IIIの課題3「大規模の群集を安全かつ快適に誘導する駅舎」の講評会を7月25日、26日の2日間にわたって行いました。
1日目の講評会は野口裕明先生に参加戴き、専任教員も多数参加して行われました。先生方からは「指摘された箇所は必ず修正すること」「もっと丁寧に図面を書くこと」などのご指摘をいただきました。 2日目は野口先生に加え、構造家の川口衞先生、今回の計画対象となった駅を管理する鉄道会社の方も同席くださいました。野口先生からは「膜の端部、柱頭、谷の雨水処理などリアルな作図を心がけている人の図面は充実している」というご意見をいただきました。また鉄道会社の方々からは「課題説明文には、本当にいろいろなことが書かれている。よく読んで計画に反映させてほしい。」「駅を通過点ではなく何らかの価値を見出すような計画が必要です。」といったお話をしていただきました。さらに川口先生からは「模型をみながら検討することは非常に有効です。張力を生じさせるにはどこかに圧縮力がかかります。そのような立体的に力学を検討することは非常に大切です。しかし模型の弱点はスケール。つまり模型でできたからといって実際にできるとは限りません。その認識が欠けているがための失敗は多いです。それを理解したうえで力の立体的なやりとりをぜひ模型から学んでください。」とご指導いただきました。
また2日間で13組の保護者の方々も参加され、成長の度合いが感じられるなどの感想が寄せられ、3年生前期最後の課題が終了しました。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模の群集を安全かつ快適に誘導する駅舎」第4,5週 |
2011年7月11日〜22日 13:05〜16:20 担当:岡崎教授、大谷教授、三宗司郎先生、大井准教授、西野助教 |
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中間講評会での指摘事項を手直しする |
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三宗先生からディテールの説明を受ける |
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締め切り前日のスタジオ 全員が製図台に向かう |
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これまでの検討図を前に図面を仕上げる学生 |
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模型をみながら図面をかく学生 |
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先週末の中間講評会での指摘事項を改善しました。課題開始当初ホームの数は決めていましたが、中間講評会での教員の検討案を見たあとで、ほとんどの学生がコンコースについてさらに検討が必要だと気付き、コンコースのプラン検討と同時にホームの柱の位置も本格的に調整します。先生の研究室まで押しかけてプランの相談をする学生も目立ちます。
さらに図面を書き始める頃合いを見計らい、先生方がスタジオの壁にたくさんの実例の図面を貼りました。柱の頂点、膜の端部、谷の部分での雨水処理の方法などの説明をうけ、ディテールを意識して最終の図面を描くようにと説明を受けました。
課題最終日は提出締め切りの前日でもあります。透視図の仕上げ方法の説明を聞いたり、ホームの階段やエレベーターなど必要なものを作りこんだり、図面を書き込んだりと最後まで様々な作業に追われました。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模の群集を安全かつ快適に誘導する駅舎」第3週 |
2011年7月4日〜8日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、大谷教授、三宗司郎先生、大井准教授、西野助教 |
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試行錯誤しながらホームの膜屋根を張ってみる |
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張った屋根を見ながら先生と改善点を確認する |
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中間講評会でスケッチと模型を用いて検討案を説明 |
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学生一人ひとりが野口先生よりアドバイスを受ける |
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先週実施したグループディスカッションでの意見交換や先生からのアドバイスとFWでの膜構造の講義を参考にさらに模型に手を加えました。
週末の中間講評会では野口先生(太陽工業株式会社技術部長)にも同席戴き、膜屋根の構造に重点をおいてアドバイスをいただきました。凹凸をつけることで膜の面内に張力が発生し緊張感がある形状の屋根が出来ますが、凹凸の差が少ない、あるいは大きな平面ができてしまい面内の張力が発生していない検討案も多数見られ、一人ひとりの改善しなければならない点が明らかになった意義ある時間となりました。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題3:大規模の群集を安全かつ快適に誘導する駅舎」第1,2週 |
2011年6月21日〜7月1日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、大谷教授、三宗司郎先生、大井准教授、西野助教 |
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課題説明の様子 |
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駅長ヒアリングで既存駅舎について説明を受ける |
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膜に張力をかけ強度を発生させる原理を確認する |
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模型ベース ホームのみ完成した状態 |
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スタディ模型を前にグループディスカッション |
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3年生はこれから1ヶ月間で西宮市内の野球場にほど近い駅舎の計画を提案します。 課題のポイントは次の通りです。 (1)朝夕の通勤客はもちろんのこと、野球の試合終了後の大群衆が駅を利用することを考慮して、群衆の特性を知り計画に反映させる。 (2)下車→階段→コンコース→改札といった、乗降客が次の行動を自然とおこしやすいわかりやすい計画 (3)地域の都市景観を象徴する駅舎 (4)ホームの屋根は膜構造とする。
初日は課題の説明ののち、ホームのスタディを行いました。 既存駅舎は4つのホームが設けられていますが、幅を広く確保するためホームの数を3ヶ所にするか、2ヶ所にするのかを各自が考えました。
後日、計画する駅の駅長さんに既存の駅の特長や、使用者からの視点で駅舎の実際の使用状況などの説明をしていただきました。
ホームの数を決定した学生から模型のベースを制作しました。今回の模型では布を引き上げたり、引きおろしたり、柱を押さえつけたりと力の方向と大きさを感じながらスタディ模型をブラッシュアップして仕上げるので、ベースの部分はしっかりしたつくりにする必要があります。そのためベニヤや角材を加工する作業を行いました。
その後、いよいよ膜を張るスタディが始まります。最初のうちは失敗を恐れたり、配付された布が足りなくなることを心配し、一枚の大きな布をベースの上に載せただけのしわだらけの模型が大半です。しかし昨年度の事例や教員のスタディ模型をみながら徐々に案を発展させ、2週目の最終日は各自で膜を張ってグループごとに自分の計画案の方針を発表しました。一週間後には中間講評会があるので、同級生の作品を参考により具体的な構想を練る学生が見られるようになってきました。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題2:親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」講評会 |
2011年6月17,20日 13:05〜19:30
担当:大谷教授、榊原教授、福本教授、上田講師 |
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学生の発表 設計案について説明 |
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講評を受ける |
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全体講評を聞く |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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建築設計演習IIIの課題2「親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」の講評会を6月17日、20日の2日間にわたって行い、学生全員が作品を発表しました。各自が海と滝の流れる崖に挟まれた南国の理想の地形と、そこに計画したリゾートホテルについて図面、模型、透視図、検討プロセスのスケッチなどにより説明し、学生1名が質問、教員2名が交代で講評を行うという流れで進められました。教員からは海や滝とリゾートホテルの関係の捉え方、崖地との関係を考えたエントランス棟のデザイン、客室棟の構成とセットバックした外観デザイン、客室とテラスの一体的なヒューマンスケールでの演出、1階まわりの空間構成、エントランス棟やブリッジの構造などについてさまざまな観点からの講評を受けました。また2日間で20組近いご父兄の参観をいただき、熱心に発表と講評に耳を傾けておられる姿が印象的でした。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題2:親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」第3〜5週 |
2011年5月30日〜6月14日 13:05〜16:20
担当:大谷教授、榊原教授、福本教授、上田講師 |
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中間講評会で検討結果を発表 |
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中間講評会の総合講評を聞く |
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テラスまわりのつくり込みの説明を受ける |
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テラスまわりのデザインを検討 |
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教員との対話 |
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教員との対話 |
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建築設計演習IIIの課題2、「親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」。中間講評会を開催し、各人が設定した理想の敷地と、宿泊施設のエントランス棟および客室棟をその敷地とどのように関連付けて計画しているかをスケッチとスタディ模型で説明し、講評を受けました。その後中間講評での指摘に対して計画を見直し、さらに客室棟に小さなスケールの要素を付加した、ヒューマンスケールのテラスや外観デザインをつくりこみ、エントランス棟と客室棟をつなぐブリッジや滝と客室棟の関係づけなどのスタディを経て、講評会に向けた図面、模型、透視図などの成果物の作成に取り組みました。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III
「課題2:親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設」第1、2週 |
2011年5月16日〜27日 13:05〜16:20
担当:大谷教授、榊原教授、福本教授、上田講師、芳谷講師
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課題説明 |
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フレームとユニットによる検討の仕方の説明 |
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客室棟の構成を検討 |
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理想の敷地について発表 |
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教員との対話 |
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教員との対話 |
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スケッチパースの指導を受ける |
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建築設計演習IIIの課題2は、親しい仲間と集団生活を楽しむ宿泊施設がテーマです。常夏の海岸に立地し、美しい滝が流れ落ちる崖を背後に持つ客室棟と、ブリッジで結ばれた崖の上のエントランス棟とによる構成のリゾートホテル計画です。各自が自分にとっての理想の地形を想定してそこを敷地とし、海辺に建つ客室棟は鉄筋コンクリートのラーメン構造フレームに客室ユニットを挿入し、セットバックとヒューマンスケールのテラスにより全体を構成します。理想の敷地を構想しながら客室棟のフレームを組立て、フレームにどのように客室ユニットを組み込みながら全体をセットバックさせて美しい形態を構成するかの検討を進めました。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」講評会 |
2011年5月10日,13日 10:00〜18:30
担当:榊原教授、田崎教授、上田信也先生、萬田准教授
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講評会の様子 デンマークハウスの設計担当の方の講評 |
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講評会の会場の様子 要望のヒアリングなどに協力していただいた保護者が講評会にも多数、参加 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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学生の作品 |
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5月9日(月)に作品を提出し、10日(火)、13日(金)の両日の午後、学生の保護者、見学でお世話いただいた建築家の方々にも参加していただき、全員が自分の作品を発表し、講評を受けました。各階平面図、立面図、断面図やパース、模型写真などが見やすくレイアウトされたA1サイズの図面のほかに、1/50の住宅の詳細な模型や設計プロセスでスタディした際の手書きスケッチなども貼り出して、各自の設計趣旨やデザイン・コンセプトなどをわかりやすくプレゼンテーションしていきます。そうした発表に対して、教員や学生からだけでなく、外部の関係者の方々からも、いろんな視点に立った幅広い意見を伺うことができ、今後の演習に役立てていきます。 |
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」第3〜5週 |
2011年4月19日〜5月9日 13:05〜16:20
担当:榊原教授、田崎教授、萬田潤教授、上田講師、芳谷先生、黒岩助手
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中間講評会 |
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芳谷先生によるスケッチの講義 |
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教員との対話 |
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教員との対話 構造計画の検討 |
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提出間近 模型制作 |
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グループ・ディスカッションや両親への説明などで聞いたいろいろな意見を参考にして、第一案、第二案とアイデアを練り上げて、4月19日の中間講評会では、基本設計のスケッチと住宅のヴォリューム模型を示しながら、全員が発表しました。担当教員や学生同士からの意見、感想をもとにして、最終案を作り、22日には、そうした建築のアイデアを的確に美しくスケッチにまとめ上げるテクニックを、芳谷先生から教えていただきました。
30日にはFWの一貫として、RC造二階建て住宅の即日設計も経験し、5月9日の提出日に向けて、図面、模型を作成し、CADを利用して、パースも描きます。模型を写真に撮り、設計趣旨の文章も書き上げて、作品完成です。
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H23年度3年生前期
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建築設計演習 III 「課題1:両親と三世代で住む家」第1〜2週 |
2011年4月8日〜18日 13:05〜16:20
担当:岡崎教授、榊原教授、上田信也先生、大井准教授、田中講師 |
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武庫川さくら堤沿いの敷地周辺を調査 堤防の高さを実測 |
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敷地模型の制作 |
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グループ・ディスカッション 模型やスケッチをもとにお互いのアイデアを発表し意見交換する |
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教員との対話 |
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教員との対話 |
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3年生最初の課題として、将来、自分が建築家として、自分たちの夫婦と子供の世帯とともに両親が同居する「両親と三世代で住む家」の設計を行います。建築学科のキャンパスに近い武庫川沿いの一画を敷地として、まず敷地調査を行い、周辺の町並みや自然環境との調和も重視します。また同居する両親の要望を具体的にヒアリングし、さらにそこで暮らす家族全員の毎日の暮らし方をチャートにまとめ、住宅のヴォリュームや位置、向きなどの全体計画を進めていきます。第一案のスケッチをもとに、グループ・ディスカッションを繰り返し、また両親にもスケッチを見せて、意見をあらためて聞くといったステップを経て、アイデアをまとめました。 |
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