武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
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■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第15回新着
 「聴竹居、大山崎山荘」見学
平成26年1月18日(土) 9:30〜12:30
担当:芳村先生、宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
聴竹居南側のサンルーム
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大山崎山荘 外観

 建築環境工学III の関連フィールドワークとして、甲子園会館とほぼ同時期に建設された、京都の大山崎にある2つの建築を見学しました。
 建築家藤井厚二氏が設計し、1928年に完成した実験住宅「聴竹居」では、前庭での概要説明の後、田辺均様(聴竹居倶楽部 管理ボランティアスタッフ)らのご案内により、建物の内外を見学しました。夏季と冬季の両方の気候を緩和するための換気や日よけ、建具での気密性の確保など、さまざまなパッシブ技術が施されている建物であり、環境共生建築の原点として非常に参考となりました。また、洋風と和風を統合した建築デザイン、照明器具や家具などを含めたトータルな空間デザインについて学びました。
 続いて、実業家加賀正太郎氏の陣頭指揮により1920年代に完成した「大山崎山荘」(大山崎山荘美術館本館)を見学しました。チューダー様式の本館と建物を取り巻く水や緑豊かな庭園との調和や、大山崎山荘との関係を考え地下に計画された、安藤忠雄氏設計の「地中の宝石箱」、昨年竣工した山手館「夢の箱」との対比など、建物や庭園を巡り見学しました。

 
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第14回新着
 「天龍寺庭園、渉成園、白河院庭園」見学
平成26年1月11日(土) 8:55〜15:50
担当:吉田博宣先生、榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
天龍寺 庭園をスケッチ
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
天龍寺 庭園をめぐる
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
渉成園 回棹廊を渡る
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
渉成園 印月池のまわりでスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
白河院 庭園の説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
白河院 庭園をスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
天龍寺庭園のスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
渉成園のスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
白河院庭園のスケッチ

 「造園学」の講義に関連した参考事例として、3つの池泉回遊式庭園(天龍寺庭園、渉成園、白河院庭園)を見学しました。最初に天龍寺庭園を見学。現在改修中の方丈前より南北朝期、夢窓疎石作庭の曹源池庭園を眺め、吉田非常勤講師(京都大学名誉教授)から龍門の滝などの石組みや借景についての詳しい説明を受けスケッチを行い、その後曹源池を眺めながら庭園を回遊しました。続いて江戸前期、石川丈山の趣向を入れた作庭の池泉回遊式庭園、渉成園(枳殻邸)を見学。漱枕居を眺め印月池の侵雪橋を渡り北大島へ、縮遠亭を経て回棹廊を渡り、傍花閣などをめぐった後、印月池前の芝生付近から「十三勝」や「十景」と称される風景を思い思いにスケッチしました。最後に京都白河院の白河院庭園を見学。せせらぎの音を楽しみながら、大正期、植治作庭の庭園をめぐりスケッチを行いました。新春の晴れ渡った凛とした空気の下で、作庭家による石組みや樹種選定、樹木配置の違いなどを比較しながら見学し、造園についての理解を深めました。

 
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第13回新着
 「竹中大具道具館新神戸新館新築工事現場」見学
平成25年12月21日(土) 13:30〜15:15
担当:有岡先生
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
作業所会議室にて竹中工務店の方から説明をいただく
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
現場見学状況

 「建築生産」の講義に関連して建築生産管理について理解を深めるために,竹中大具道具館新神戸新館新築工事現場を見学しました。現場は屋根鉄骨の建方がほぼ完了し、本格的な仕上げ工事に入る直前で、竣工まであと4か月の時期でした。見学に先だって,本工事の設計・施工者である竹中工務店の伊藤克昌様より、設計概要・工事計画・施工管理概要についての説明をいただきました。 創設30周年を迎える竹中大工道具館の通奏低音としての設立趣旨・さらなる飛躍へのコンセプトを受け、建築そのものがモノづくり精神を伝承する場となるような空間と建物なるように設計された建物です。建物の内装には大工や、木工職人、左官、瓦師などの職人の技を取り入れるとともに、限界の細さを追求した鉄骨構造や杉板打放し天井、軽快で美しい鉄骨階段、高機能天井パネルなど、現在の建築技術を駆使した建築構成要素を実現させるために、現場における高度な生産管理が求められています。一般的な工事では見られない様々な工夫や苦労話を伺うことができました。見学後、会議室にて質疑応答が行われ、学生からの質問に対して、丁寧なご説明を頂戴いたしました。

 
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第11回新着
 「倉敷美観地区、岡山後楽園」見学
平成25年12月7日(土) 9:00〜19:15
担当:田崎教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
倉敷川にかかる石橋の上から、水辺の明るい景観をスケッチに記録
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
平入りの町屋が連なる道幅の狭い旧街道では、店舗のファサードや客を招き入れるさまざまな建築的工夫をスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
岡山後楽園の夏のあずまや「流店」の空間構成を、熱心にスケッチして、他に類を見ないほどに水に近い空間構成を実感
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
倉敷川沿いの実測メモと旧街道にある旅館の店頭の様子を示したスケッチ
 

 「歩いて楽しい商業空間」を演習で設計する際に参照するために、倉敷川や旧街道に沿って伝統的な町並みを保存して多くの観光客で賑わいを見せている倉敷の美観地区を見学してまわり、ヒューマン・スケールの街づくりの現状と店舗のデザインを実測やスケッチを通して実感することができました。また岡山では日本三名園の一つ、後楽園を訪れて、その広大な開放的な美しさを体験するとともに、園内に建てられた「流店」などの建築物を見学し、スケッチしました。

 
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第10回新着
 「錦市場・寺町商店街」見学
平成25年11月30日(土) 10:00〜13:00
担当:田崎教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
錦市場でアーケードの大きさや形状をスケッチ。長田の地場産業であるケミカル・シューズの販売促進を目的に建設されたシューズ・センターで垂水先生から地域活性化について解説を伺う。
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
寺町商店街でも店頭のファサ−ド・デザインをスケッチし、買い物客の入りやすい店舗の構成を考える
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
京都市役所北側の寺町会商店街では、歩道のデザインやストリート・ファニチャーなどもメモに記録
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ 狭さが生かされた錦市場の様子と寺町商店街の古い精肉店のファサード
 

 「建築設計演習W」第三課題「歩いて楽しい商業空間」の参考事例として、京都市中心部の錦市場から寺町商店街の界隈を見学し、ここの店舗の店頭構成やデザイン、また商店街の道幅やアーケードの高さなども実測し、賑わいを生むための具体的な事例を調べてきました。 今回は、寺町通りを御池通りの北側まで北上し、寺町会商店街にまで足をのばし、歩道のデザインや自動車通行を規制するボンエルフの実例なども見学できた。

 
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第9回新着
 「阪神・淡路大震災の復興まちづくり関連事例」見学
平成25年11月16日(土) 10:00〜15:30
担当:垂水先生、田崎教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
長田の地場産業であるケミカル・シューズの販売促進を目的に建設されたシューズ・センターで垂水先生から地域活性化について解説を伺う
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
長田地区の震災復興のシンボルである鉄人28号の前で記念撮影
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
神戸市の地域人材教育支援センターで、垂水先生、石井修氏から新長田地区、駒が林地区の概要説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
駒が林地区では幅1メートル足らずの路地を通って、かつての漁村の地区構成の説明を石井修氏から伺った
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
坂茂設計のたかとり教会で、野田北ふるさとネットワークの河合節二氏から震災時の様子や住民が主体となった地区再開発の説明を聞いた
 

 非常勤講師の垂水先生が担当されている「建築設計計画W」の関連で、垂水先生が神戸市に在職中に中心的に取り組まれた阪神・淡路大震災の復興事業の実例として、大規模再開発が行われた新長田地区、かつての細く入り組んだ路地が多く残る漁村の駒が林地区、住民が積極的にまちづくりにとりくんでいる野田地区を、それぞれの地区の活動に深く関わってこられた石井修氏、河合節二氏から具体的な説明を伺いながら見学して回った。

 
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第4回新着
 「ふれっくすコート吉田、大阪府営東大阪吉田住宅、芦屋マリーナ」見学
平成25年10月26日(土) 9:00〜16:10
担当:田崎教授、天畠講師
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ふれっくすコート吉田を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
大阪府営吉田住宅を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
芦屋マリーナを見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
敷地周辺を実測
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
西宮浜から敷地を見学

 建築設計演習IVの課題2「隣と親しくなる職住一体型中低層の集合住宅」の参考建物として2つの集合住宅を見学しました。
 まず東大阪市内の「ふれっくすコート吉田」では当時設計をご担当された荒木先生より建物の概要から設計で工夫された点など詳細に渡り丁寧に説明していただきました。スケルトン・インフィルの考え方に基づき、従来の賃貸住宅のように住まいに人が合わせるのではなく、住まいが人の生き方に合わせている好例です。「廊下は単なる通路ではなく道の延長で歩いていて楽しくなる工夫が必要」「住む人が楽しめる仕掛けを作る」など学生たち一人ひとりが課題の検討を進めるヒントになるお話をたくさんしていただきました。
 続いて「ふれっくすコート吉田」に隣接する「大阪府営東大阪吉田住宅」を外観のみ見学しました。広大な敷地にもかかわらず屋根材の貼りおろし、駐輪場などの小スケールの空間を街路に面して計画するなど、人が建物のスケールを小さく感じられる工夫が随所に見られました。
 
午後からは、演習の敷地に想定されている潮芦屋へ向かいました。日本有数の本格的ヨットハーバーである「芦屋マリーナ」の由井雅春氏に案内していただきました。ハーバーと瀬戸内海に挟まれた広々とした敷地で、そこからの眺めや水面との関係などを実際に確認し、設計のアイデアをふくらませてきました。

 
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第2回新着
 「香川県庁舎・金丸座・金刀比羅宮参道」見学
平成25年9月28日(土) 8:25〜20:00
担当:榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
香川県庁舎の説明を聞く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
香川県庁舎外観を見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
金丸座の説明を聞く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
金丸座舞台周りを見学
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
金刀比羅宮参道を上る
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
学生のスケッチ
 建築設計演習IV課題1「演劇や音楽を楽しむ空間」の参考事例見学です。最初に日本の伝統的な意匠や空間構成の手法を現代建築に応用した例として、今年生誕100年を迎えた丹下健三氏が設計した香川県庁舎を見学しました。今瀧哲之 丹下健三生誕100周年プロジェクト実行委員会事務局副主幹にご案内いただき、1階ピロティ、玄関ホール、屋上庭園、塔屋、基準階コア・事務室、県庁ホールの順に見学しました。県民に解放された一階ピロティと玄関ホールのデザイン、日本の伝統的木割や軒の出を意識したコンクリート梁の表現、センターコアシステムによる機能的・構造的な空間構成、モデュラーコーディネーションによる自由なオフィスレイアウトなどについて説明をいただきました。続いて、伝統芸能と神社が深く結びついて来た例として、香川県の金刀比羅宮と現存する最古の芝居小屋である旧金刀比羅宮大芝居(金丸座)を見学しました。金丸座は今も現役の芝居小屋として、毎年春に人気役者による歌舞伎が上演されています。金丸座では、ガイドの方より、金丸座の歴史、歌舞伎が演じられるときの役者の動きや舞台装置の働き、客席での座り方、興行時の様子など詳しく解説をき、歌舞伎が演じられる空間の雰囲気を実感することができました。金刀比羅宮参道では、土産物屋が軒を連ね、参拝者でにぎわう様子を見学。設計演習の課題の舞台となる、西宮神社とその門前町や表参道の在り方を考えるのによい参考になりました。
■H25年度後期 建築学科3年生 フィールドワークIIIB 第1回新着
 「計画敷地調査、ピッコロ・シアター」見学
平成25年9月20日(金) 13:00〜17:10
担当:榊原教授
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
計画敷地調査 西宮神社表大門周りを調査
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
計画敷地調査 敷地周辺を調査
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
計画敷地調査 西宮中央商店街のゆるきゃら「ふくみみ福 ちゃん」が特別出演
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ピッコロシアター 客席で概要説明を聞く
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ピッコロシアター ステージで迫りの説明を聞く
 
建築学科2年生
 フィールドワーク:2008年4月12日(土)
ピッコロシアター フライタワー上部すのこ周りを見学
 建築設計演習Wの課題1「演劇や音楽を楽しむ空間」の計画敷地調査と劇場の参考事例の見学を行いました。計画敷地は西宮神社の表大門の前に位置する、えべっさん筋、表参道(旧国道)、もみじ通りなど、四周を道路に囲まれた街区です。ここに約300人を収容する歌舞伎などが上演できる劇場と複合施設や広場等を計画し、西宮神社の表参道らしい雰囲気を持つ街路空間や、西宮神社の門前にふさわしく、地域の活性化に役立つ街区を提案することが課題のテーマです。計画敷地を見学し、西宮神社の表大門周りや、計画敷地周辺の街路や建物の状況などをグループに分かれて調査しました。調査の途中で西宮中央商店街のゆるきゃらとして活躍中の「ふくみみ福ちゃん」が特別出演して調査を盛り上げていただきました。引き続き参考建物となるピッコロシアターを訪問。尼崎青少年創造劇場の安積雅彦舞台技術専門員からピッコロシアターについての概要説明を受けた後、客席、プロセニアム形式の劇場のステージと綱元、迫り、奈落、フライタワー、すのこ、調光室、ホワイエ、楽屋、道具搬入口などを見学し、劇場の使われ方やさまざまな装置、設備などについて理解を深めました。
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