武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第14回新着
 「建築法規T」関連建物 見学 
平成28年1月23日(土)10:00〜12:30
担当:福島貞道 先生、山口彩 助教
建築学科1年生 フィールドワークIA
現場事務所にて説明を受ける
 「建築法規 I」の授業に関連し、「大阪府立成人病センター」建築現場を見学しました。ここは病院と研究センターの機能を持った日本一のがん医療センターです。今回のフィールドワークでは株式会社竹中工務店・桐谷氏、野口氏、佐倉氏、千種氏にご案内頂きました。まず現場事務所にて、設計コンセプトや概要、法適用に関する事例などをスライドや動画を用いてわかりやすく解説して頂きました。建築現場では、説明者の丁寧なご案内で実際の工事を詳しく見学できました。特に、防火区画や内装について施工の各段階を順序良く説明して頂き、建築工事のプロセスもよく理解できました。最後に質疑応答の時間を設けて頂き、学生の質問に対して熱心にご解説・ご回答を頂きました。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第12回新着
 「伊勢神宮」見学 
平成27年12月19日(土)7:30〜19:10
担当:榊原教授、柳沢教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
豐受大神宮手水舎で心身を清める
建築学科1年生 フィールドワークIA
豐受大神宮御正殿に向かう
建築学科1年生 フィールドワークIA
皇大神宮御正殿の説明を聞く
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
御稲御倉を見学
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
別宮風日祈宮をスケッチ
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生のスケッチ
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生のスケッチ
 一昨年第62回式年遷宮の遷宮祭の中核をなす祭儀、遷御を終えた伊勢神宮を訪問しました。外宮手水舎で心身を清めた後、せんぐう館を見学。展示室に造りつけられた実物大の、神明造り外宮御正殿妻側は大変な迫力で、館員の方からわかりやすい説明を受けました。その後豐受大神宮(外宮)御正殿へ向かい外玉垣南御門内にて参拝した後、外宮神楽殿で願主席に正座し、学業成就の祝詞奏上に続いて御神楽の奉奏を受けました。外宮参拝を終えバスで皇大神宮(内宮)に移動し、神宮司廳近藤裕嗣技師のご説明、ご案内を受け、宇治橋を渡り、五十鈴川御手洗場、瀧祭神、内宮神楽殿、忌火屋殿、御贄調舎などを見学し内宮御正殿外玉垣南御門内にて参拝、その後御稲御倉、別宮荒祭宮を見学し、最後に昨年末に遷宮を終えた別宮風日祈宮をスケッチしました。内宮、外宮とも式年遷宮の建て替え、修繕がほぼ完了し、新しい装いの神宮を体感しましたが、まだ一部の修繕工事などが行われているとのことで、改めて式年遷宮の壮大なスケールを再認識しました。内宮の参拝を終えた後、伊勢造りの特徴ある町屋が立ち並び、多くの人出でにぎわうおはらい町をめぐり、門前町の雰囲気を体感しました。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第11回新着
 「甲山」敷地見学 
平成27年12月8日(土)13:05〜16:10
担当:榊原教授、柳沢教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
課題の敷地となる甲山 西宮市のシンボル
建築学科1年生 フィールドワークIA
甲山の麓にある神呪寺の境内から大阪平野を望む
建築学科1年生 フィールドワークIA
甲山の麓にある神呪寺の境内
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
甲山に登り、敷地の特徴の調査を行う
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
甲山山頂
 空間表現演習U「祈りの空間」関連のフィールドワークとして、課題の敷地である甲山の見学を行いました。まずは甲山の麓にある神呪寺の境内から、生駒山地や金剛山地、和泉山脈に囲まれた大阪平野や、隣接して拡がる大阪湾の眺望を確認しました。その後、課題の敷地である甲山を登りました。頂上に到着したのち、甲山の南側、西側、東側にどのような眺望が拡がっているのか、それぞれの山腹の傾斜がどのようになっているのか等を各自で確認しました。また太陽、空、雲、樹木、木漏れ日、風など、祈りの空間の要素となり得る自然の様子を実地に学びました。天候に恵まれ、さらには紅葉も素晴らしく、非常に気持ちの良いフィールドワークとなりました。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第10回新着
 「浄瑠璃寺・新薬師寺・室生寺」見学 
平成27年12月5日(土)9:00〜17:45 
担当:柳沢教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
浄瑠璃寺 本堂
建築学科1年生 フィールドワークIA
新薬師寺 本堂
建築学科1年生 フィールドワークIA
室生寺 金堂
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
室生寺 五重塔
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生スケッチ
 空間表現演習U「祈りの空間」の関連フィールドワークとして、浄瑠璃寺、新薬師寺、室生寺を見学しました。まずは浄瑠璃寺を見学しました。九体の阿弥陀如来を安置する本堂を参拝し、その空間構成の特徴を理解するとともに、それぞれの阿弥陀如来の相貌を確認しました。また池をはさんで此岸と彼岸で構成される浄土式庭園の境内のスケッチを行いました。次に新薬師寺を見学しました。薬師如来、そしてその周囲に安置される十二神将の豊かで個性的な相貌を学びました。その後、奈良時代の貴重な遺構である本堂をスケッチしました。最後に室生寺を見学しました。山中の傾斜地に配置された金堂、弥勒堂、本堂、五重塔、そして奥の院を見学し、スケッチを行いました。また釈迦如来立像、十一面観音菩薩立像など多くの仏像の深遠な相貌や風貌を学びました。紅葉が美しく、日本の美を堪能できたフィールドワークでした。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第8回新着
 「モザイクタイル画の制作」 
平成27年11月21日(土)9:30〜12:15、14:45〜16:30 
担当:猪股講師、森本講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
制作の手順を確認
建築学科1年生 フィールドワークIA
制作の様子
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生の作品
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生の作品
 
 モザイクタイルを用いて、ビザンティン聖堂に描かれた人物画を制作しました。下絵になっているのは、イタリア・ラヴェンナにあるサンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂とサン・ヴィターレ聖堂の内部にモザイクで描かれたイエスやマリアなどの図像です。4〜5人のグループに分かれ、60色以上の10mm角のモザイクタイルを使って絵に立体感が出るように工夫しながら、人物の顔のモザイクタイル画を仕上げていきました。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第7回新着
 「石山寺および比叡山延暦寺」見学 
平成27年11月14日(土)9:30〜16:30 
担当:柳沢教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
石山寺 本堂へ向かう
建築学科1年生 フィールドワークIA
石山寺 多宝塔をスケッチする
建築学科1年生 フィールドワークIA
比叡山延暦寺 根本中堂を臨む
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生スケッチ
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生スケッチ
 空間表現演習U「祈りの空間」の関連フィールドワークとして、石山寺および比叡山延暦寺を見学しました。まずは石山寺を見学しました。紅葉が見事でした。国宝である本堂では、傾斜地に建つ懸造りの空間構成を学びました。同じく国宝の多宝塔では、その繊細で優美なプロポーションを確認するとともに、自然と人工物が調和した見事な風景を味わいました。また山頂の芭蕉庵と月見亭では、そこから見える琵琶湖の風景を確認しました。次に比叡山延暦寺を見学しました。根本中堂では、神々を勧請した竹台のある中庭を通り、暗闇で覆われる堂内に入りました。内陣は外陣や中陣よりも深く掘り下げられ、闇の中で仏や自己へと向かう厳粛な空間を体験しました。雨が降って霧がかかり、辺り一面真っ白で、山岳仏教空間の荘厳な雰囲気を印象深く体験することができました。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第6回新着
 「人と防災未来センター」見学 
平成27年10月31日(土)12:35〜15:35 
担当:福本教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
震災関連資料の展示を見学
建築学科1年生 フィールドワークIA
液状化のメカニズムがわかる実験を見学
建築学科1年生 フィールドワークIA
建物の外観のスケッチをする学生
 「人と防災未来センター」を見学しました.阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に継承し,災害文化の形成,地域防災力の向上,防災政策の開発支援を図り,安全・安心な市民協働・減災社会の実現に貢献することを目指して作られた施設です。西館「防災未来館」は,全面をガラスで覆うファサードが特徴的な建物です.震災を追体験できる映像,震災直後のまちなみのジオラマ模型や様々な震災関連資料の展示などに触れ,同時に世界で起こっている自然災害や津波に関するハザードマップについても知ることができました.また,耐震構造と免震構造の違いや液状化のメカニズムについて模型を通じて学習することができました.さらに,「東日本大震災津波の傷跡」と題する映像を3Dで鑑賞することができ,あらためて自然災害と人間がどう向き合うかについて多くの示唆を受けることができました.その後,建物の特徴的な外観をスケッチしました.
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第5回新着
 「カトリック宝塚教会」見学 
平成27年10月24日(土)9:50〜11:45 
担当:森本講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
聖堂の解説を聞く
建築学科1年生 フィールドワークIA
聖堂内部の見学
建築学科1年生 フィールドワークIA
内部空間をスケッチする様子
 空間表現演習Uにおける「いのりの空間」の参考事例として、カトリック宝塚教会を訪れました。
  カトリック宝塚教会は、建築家・村野藤吾の設計により1965 年に建てられました。平面は東西に長い三角形をしており、東側の頂点にある祭壇の上部は塔のように高く伸び、全体として大きな白いくじらのような形をした建物です。
  案内ボランティアの岡本様に、聖堂や村野藤吾について解説していただきました。解説では、聖堂の南側のスリット窓が春分の日の光を意識して開けられていることなど、キリスト教と聖堂デザインとの関係について、詳細にご説明いただきました。曲面で構成された建物をスケッチし、光が作り出す陰影を体験しました。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第4回新着
 「国際展示水の館、国際陳列館」見学 
平成27年10月15日(木)10:00〜12:00 
担当:田川准教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
国際陳列館」旧館・新館のコントラストをスケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
「国際展示水の館」の内部を見学
 空間表現演習U「引張と圧縮」の参考事例として、大阪鶴見緑地内にある国際展示水の館、国際陳列館を見学しました。国際花と緑の博覧会(1990年)で建設され、建築設計は磯崎新アトリエ、構造設計は川口衞構造設計事務所です。まず、メガトラスにより4階展示室が左右に20mずつ豪快に飛び出した構造が美しい国際陳列館旧館の正面から、もしくは全く違った形態をしている旧館と新館が美しく調和している新館エントランスから、スケッチをしました。次に、構造にテンセグリティの原理が採り入れ、幹となる柱を中心に直径36mの円形屋根が4つ組み合わさり、細い鉄骨リングと鋼材(タイロッド)で構成される軽やかな架構の国際展示水の館を内部から見学しました。11月から始まる空間表現演習「引張と圧縮」での大空間構造の造形で大いに参考にしたいと思います。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第3回新着
 「司馬遼太郎記念館」見学 
平成27年10月10日(土)10:30〜12:00 
担当:柳沢教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
新館アプローチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生スケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生スケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生スケッチ
 初期演習関連のFWとして司馬遼太郎記念館を見学しました。街中に育つ雑木の森で囲われた敷地の中に、司馬氏が長年住み続けた自邸と、安藤忠雄氏の設計による新館があります。まずは庭を通り、司馬氏の自邸の書斎を見学しました。その後、新館を見学しました。曲面で構成されたアプローチ空間を通り、エントランスから展示室に至ります。眼下には三層吹抜けで、壁面が書架で構成された展示空間が広がります。正面にはステンドグラスがはめ込まれ、樹木を通したやさしい光が展示空間を包みます。地下に降りて三層吹抜けの展示空間を見上げると、まるで本の海の底にいるかのような別世界が現われます。学生たちはスケッチと言葉を通して空間を分析するトレーニングを行いました。現代建築の空間の魅力を大いに味わうことができたFWでした。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第2回新着
 「神戸北野異人館街」見学 
平成27年10月3日(土)10:00〜12:00 
担当:田中講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
解説をする
建築学科1年生 フィールドワークIA
街並みを観察する
建築学科1年生 フィールドワークIA
街を散策する
建築学科1年生 フィールドワークIA
スケッチをする
 今回のフィールドワークでは神戸市の異人館街を訪れました。異国情緒を残す町の文脈を感じながら、各自自由に散策を行いました。とくに今回のフィールドワークでは通常の街並みのスケッチに加え、各自が想像する建築をスケッチの中に取りこみました。ただ町の雰囲気を受け入れるだけでなく、その土地の雰囲気を自分なりに読み取って、提案をする課題になりました。
 
■H27年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第1回新着
 「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事現場」見学 
平成27年9月19日(土)9:15〜11:40 
担当:福本教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
見学に先立って,会議室にて説明を受ける
建築学科1年生 フィールドワークIA
1階の鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)柱
建築学科1年生 フィールドワークIA
地下1階の躯体
建築学科1年生 フィールドワークIA
地下2階の鉄筋コンクリート柱・梁
 「初期演習」の講義に関連して,建物の躯体工事について学習するために,明石駅前南地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事現を見学しました.見学に先だって,本工事の設計JVの一員であり,施工者である大林組の設計部の藤井副部長様より,プロジェクトの概要,建築概要,建物の配置計画,平面・断面計画,構造計画などについてご説明をいただきました.本事業施設は,住宅棟と施設棟で構成されています.地上34階の住宅棟の耐震性能向上のために導入された連結制振システムについてもお話を伺うことができました.現場の中嶋副所長様からは,着工に先立って実施された既存建物の解体工事,埋蔵文化財に関わる調査をはじめ,施工計画全般についてのお話をいただきました.現場では,地下躯体(鉄骨鉄筋コンクリート造,鉄筋コンクリート造)工事の進捗状況を見学することができました.また,現場で施工管理者として活躍する女性もご紹介いただきました.見学終了後,会議室にて,数名の学生からの質問に対し,丁寧にお答え下さいました.
 
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