武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第11回新着
 「建築スタジオの設備・環境計画」見学 
平成28年1月23日(土)10:00〜12:30
担当:芳村先生、宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
はじめに、講評室で建築スタジオの環境設備設計のコンセプトの解説を受けました
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
ロビー吹き抜けで、空調設備の吸気口・排気口の場所探し
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
クールチューブの外気採り入れ口。波形とすることで表面積を増やし熱交換を効果的に行っています
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
地下ピットの見学。中は外よりもずいぶんと暖かく、地中の温度変動の小ささも体感しました
 建築環境工学IIに関連するFWとして、我が学舎である建築スタジオの環境設備を見学しました。建築スタジオは、省エネ、省資源をめざして設計され、クールチューブや自然換気装置など自然エネルギーを利用した環境に配慮したさまざまな技術が導入された建物です。今回は、建築スタジオの設備計画をご担当されました、株式会社日建設計の設備設計グループの田中様にお越しいただき、設計のコンセプトをはじめ、建築スタジオに採り入れられた技術について、ご紹介を頂きました。
  日ごろから利用している建築スタジオにもかかわらず、設備に注目する機会は少なかったのですが、今回のFWでいっそうスタジオや環境技術に興味をもち、環境配慮や設備への関心が深まりました。また、建築環境工学IやIIにて学んだ内容と具体的に設計とのつながりについても理解できたようです。
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第10回新着
 「国立国会図書館 関西館」見学 
平成27年12月19日(土)9:30〜16:15
担当:大井准教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
国立国会図書館関西館の外観見学の様子
 国立国会図書館は国内で発行されたすべての書籍が納められています。規模は地上4階、地下4階です。閲覧室、カフェなどのブリックゾーンを見学しました。館内はシンプルな中にもディテールが良く検討され、一般の来館者に配慮しつつ熱心にスケッチをしました。閲覧室への自然光の取入れ、ダブルスキンによる空調負荷の軽減など引率教員から説明を受けることで、環境に配慮した計画の重要性も実感できました。ほかにも、風除室床下に収納された傘立て、閲覧室上部のこぎり屋根上部の芝のための芝刈り機、収蔵庫の書籍搬送システムなど説明を聞いては驚いたり、メモをとったりしていました。見学中に卒業研究の文献調査のため本学4年生が来館していて、改めて今後の研究活動で利用する施設であることを実感しました。現在600万冊収蔵可能で、十分な広さがあるように見えるものの、手狭になった東京の国会図書館の資料も移動するため、建物南側の収蔵庫増築計画が進められていることにも学生たちは驚いていました。
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第9回新着
 「六甲枝垂れ、竹中大工道具館」見学 
平成27年12月5日(土)10:00〜15:00
担当:本城邦彦先生、杉本正顕先生、宇野講師
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
六甲枝垂れでの学生のスケッチの様子。
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
六甲垂れの内側からの眺め
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
六甲垂れの内観や外観ノスケッチ
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
竹中大工道具館での本城先生による解説の様子
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
竹中大工道具館での本城先生による解説の様子
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
竹中大工道具館 吹き抜け部のスケッチ
 建築設計演習IIの課題3「レストハウス」に関連して、三分一博志氏設計の「自然体感展望台・六甲枝垂れ」と、「竹中大工道具館新館」を見学しました。六甲枝垂れでは、展望回廊から枝垂れをイメージしたヒノキと鉄のフレーム越しに、瀬戸内海から大阪湾、そして阪神間の街並みを眺め、風景を切り取る手法を把握しました。また、南側にある陽室はガラスから入る太陽の光で満たされて暖かく、自然のエネルギーを体感することもできました。 竹中大工道具館では、本城先生より今回の演習課題でもある「建物による景観の風景化」に関連する建築設計のコンセプトなどを解説いただきました。2年生はFWでは3度目の訪問となりますが、前回とは異なる視点から見学することで、新しい発見があったようです。地上1階から地下2階が吹き抜けでつながり階を超えて視線が行き交う空間や、緑や自然光が感じられる空間など、課題に生かせる内容でした。
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第6回新着
 「兵庫県立美術館」見学 
平成27年11月14日(土)13:15〜16:00
担当:田崎教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
兵庫県立美術館の階段状のミュージアムホールで、美術館の大杉様から、パワーポイントを使って、施設概要や計画全般について、分かりやすく説明を伺った。
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
ギャラリー棟の搬入口では、リフトやクレーンなどの設備について説明を伺い、実際に搬入口を開けていただいて、作品搬入のプロセスを詳細に教えていただいた。
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
搬入口の外側で、外壁と一体となった搬入扉の特殊なデザインについても、解説していただいた。
 建築設計演習Uの第2課題「美術館の設計」の参考建物として、阪神・淡路大震災後に、HAT神戸に建設された兵庫県立美術館を見学しました。美術に限らずさまざまな芸術活動の場となりうるように計画され、約27,460uの延べ面積を持つ巨大な「芸術の館」を支えるバックヤードを、美術館関係者の方々から説明を伺いながら見てまわることができました。設計者・安藤忠雄のコンセプトと美術館側の設計ポリシーなどについても、ミュージアムホールでパワーポイントを使って分かりやすく解説していただき、課題制作に大いに役立つことと思います。
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第5回新着
 「龍谷ミュージアム」見学 
平成27年10月31日(土)15:00〜17:15
担当:鈴木准教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
エントランスホールでの様子
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
日建設計の赤木隆様による解説
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
バックヤードを見学
 建築設計演習IIの課題2「美術館」と関連して、周辺環境との調和に配慮しつつ豊かな内部空間をもつ龍谷ミュージアムを見学しました。 まず地下1階のエントランスから3階に上がり、企画展「アンコールワットへのみち」展を見学しました。その後講義室にて、設計者である日建設計の赤木隆様から、本ミュージアムの設計に関する詳細な解説をいただきました。15mの高さ制限の中で、必要な機能を詰め込みつつ、内外に魅力的な空間を展開するためのデザイン上のさまざまな工夫を理解しました。その後搬入口、収蔵庫前室、展示室前室、学芸員室、事務室などの見学を行い、赤木様と、龍谷ミュージアムの岩井俊平様の説明を受けました。最後講義室に戻り、質疑応答の時間としました。
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第4回新着
 「建築設計演習II 課題2敷地(京都岡崎公園)、
   京都国立近代美術館」見学 
平成27年10月27日(火)12:30〜19:05
担当:鈴木准教授、猪股講師
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
再整備が完了した京都会館の外観を確認
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
平安神宮の参道から課題敷地の見え方を確認
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
課題敷地の状況や周辺の景観を確認
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
京都国立近代美術館のエントランスホールを見学
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
京都国立近代美術館の常設展を見学
 建築設計演習IIの課題2「美術館」と関連して、周辺環境との調和に配慮しつつ豊かな内部空間をもつ龍谷ミュージアムを見学しました。 まず地下1階のエントランスから3階に上がり、企画展「アンコールワットへのみち」展を見学しました。その後講義室にて、設計者である日建設計の赤木隆様から、本ミュージアムの設計に関する詳細な解説をいただきました。15mの高さ制限の中で、必要な機能を詰め込みつつ、内外に魅力的な空間を展開するためのデザイン上のさまざまな工夫を理解しました。その後搬入口、収蔵庫前室、展示室前室、学芸員室、事務室などの見学を行い、赤木様と、龍谷ミュージアムの岩井俊平様の説明を受けました。最後講義室に戻り、質疑応答の時間としました。
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第3回
 「あべのハルカスと阿倍野再開発事業」見学 
平成27年10月10日(土)9:50〜15:00
担当:阪倉先生、田崎教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
あべのハルカスの地下5階の機械室で、竹中工務店で本プロジェクトを担当された須川氏からCO2対策やゴミなどの再利用について、具体的な説明を伺う。
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
ハルカス屋上の中庭でも、周辺地域に関連づけた全体デザインについてや屋上緑化に関する説明を伺い、さまざまなイベントの様子も教えていただいた。
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
25階の会議室で、ヴィデオを見ながら、あべのハルカスのプロジェクトの概要や建設プロセスなどとともに、阿倍野地区開発の全体計画についても施工者側の立場から話を伺えた。
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
ハルカスを望む阿倍野筋の一画で、阪倉先生から阿倍野再開発プロジェクトについて、事例を見ながら具体的に解説していただいた。
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB

天王寺公園のエントランス・エリアの運営を民間委託してはじまった「てんしば」で、新たな公共空間活用のあり方などについても話を伺い、見学できた。

 都市計画・都市デザイン論の授業で学習するまちづくりプロジェクト(民間主導のあべのハルカス、公共主導の阿倍野地区再開発事業)の事例を見学し、さらに「省CO2推進モデル事業」にも採択されたあべのハルカスの最新の設備計画についても、地階や中間階に設けられた機械室を見学しながら解説を伺いました。 その後、阿倍野筋西側一帯で40年以上の年月をかけてようやく完成した大阪市主導の阿倍野再開発事業により建設されたあべのベルタ、あべのキューズモールを阪倉先生の説明を聞きながら見学してまわり、最後に10月1日にオープンした民間委託された天王寺公園のエントランス・エリア「てんしば」を訪れ、多くの家族ずれでにぎわう公園の様子も見ることができました。
 
■H26年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第2回
 「園城寺勧学院・光浄院」見学 
平成27年10月3日(土)9:00〜17:10
担当:鈴木准教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
曼殊院見学の様子
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
曼殊院見学の様子
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
園城寺を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
学生のスケッチ  曼殊院
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB

学生のスケッチ  園城寺光浄院

 建築設計演習U第1課題「幼稚園」の参考事例として、曼殊院と園城寺勧学院・光浄院を見学しました。
  曼殊院では、庫裏を通って大玄関から大書院、小書院を見学しました。桂離宮と類似した、雁行した平面と屋根をもつ数奇屋風の建物とその縁側、庭園が織り成す空間構成を体感しながらスケッチしたほか、花の間、上之台所も見学しました。
  園城寺勧学院では、建物の歴史や用途、特徴、屋内の暗さを理解することの大切さ、座って体験することの大切さ、狩野光信による障壁画などについて詳細に解説いただきました。障壁画は2年前に障壁画のレプリカが作成され差し替えられ、実物は新設された収蔵庫に移されました。レプリカは1億画素以上のスキャナを用いて忠実に再現されたものの、金箔を用いることができず印刷になったためかなり違ってしまっていること、平面であるため絵の具の立体感が失われていることも理解しました。
  光浄院客殿では、建物の歴史、寝殿造から書院造に移行する時期の建物としての特徴、付書院、狩野山楽による障壁画と襖絵、庭園と広縁、海外における評価などについて解説いただきました。
  見学終了後、いったん解散して各自が園城寺の境内を見学しましたが、収蔵庫を訪れ、勧学院の障壁画の実物を確認した学生が多くみられました。
 
■H27年度後期 建築学科2年生 フィールドワークIIB 第1回
 「南越特別支援学校、サンドーム福井、草の実保育園」見学 
平成27年9月19日(土)9:00〜20:20
担当:鈴木准教授
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
南越特別支援学校の体育館を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
南越特別支援学校の普通教室を見学
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
サンドーム福井の正面広場を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
サンドーム福井の内部を見学
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB

草の実保育園を見学

 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
学生のスケッチ 南越特別支援学校
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
学生のスケッチ サンドーム福井
 
建築学科2年生
 フィールドワークIIB
学生のスケッチ 草の実保育園
 「建築設計演習U」第1課題「幼稚園」の参考事例として、福井県にある福井県立南越特別支援学校、サンドーム福井、草の実保育園を見学しました。
南越特別支援学校では、今年度教頭として着任された矢部順一先生から、学校の概要について説明を受けたのち、管理棟、体育館、食堂、特別教室棟、普通教室、宿泊学習棟の順に見学しました。建築設計演習の課題における保育室の計画において参考となる教室や、教室とテラスと専用庭のつながりのほか、RCと木構造、鉄骨造の特性を生かした混構造、小屋組、防火区画など、多彩な内容の説明を行いながら見学しました。
  サンドーム福井では、逆遠近法の広場、ゲートウォール、パンタドーム構法の滞雪形屋根とヒンジ、越前耀変タイル、麻生先生による壁画、天井膜、空調ダクト他設備などを順次見学しました。
  草の実保育園では、遊戯室の木造トラスによる小屋組、折れ曲がりながらつながる保育室や廊下まわり、トップライトや小屋組など、子どものスケールに合わせた家具や空間構成などを見学、スケッチしました。
 
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