武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第14回新着
 「金属加工工場と建築設計実務参考事例」見学
平成27年2月6日(土) 11:00〜18:30
担当:宇澤先生、山口 助教
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
沖田様よりレーザーマシーンのシステムについて解説をいただく。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
レーザーマシーンはコンピュータで管理されており、CAD図面の通りに板金を切断できる。切り出す形状に応じて、機械が自動的に内部の部品を交換する。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
ベンディングマシーンによる折り曲げ作業を見学。上下の金型でプレスし、板金を折り曲げる。折り曲げる角度を決める金型も確認。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
細部の溶接作業を見学。型板をのせて溶接箇所を固定する。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
溶接による鋼材の組立て作業を見学。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
点溶接で仮留し、金槌で叩きながら角度や寸法の調整をおこなう。
 
 建築設計実務の授業に関連し、「沖田鉄工株式会社」と「森内邸」の見学へ行きました。「沖田鉄工株式会社」では、代表取締役の沖田様にご案内・ご解説をいただき、金属の加工作業を見学させていただきました。工場内では、大型レーザーマシーンによる板金の切断やプレス加工、鋼材の組立作業などを実際に見せていただきました。寸法の精度の確認やスパッタ除去などの工程も見せていただき、品質管理に関する考え方もご説明いただきました。
  つぎに、「森内邸」を見学させていただきました。「森内邸」は宇澤先生の設計によって改修された住宅で、内部には自然材が使用されており、中庭の外装材には金属化粧板が使用されています。宇澤先生にご案内いただき、全体の空間構成から詳細部の納まりまで詳しくご解説いただきました。
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第12回新着
 ダイキン工業「フーハ大阪」見学
平成27年12月19日(土) 10:00〜12:15
担当:田崎教授
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
はじめにダイキン工業「フーハ大阪」の会議室で、木村勘介様から空調計画の基本的なお話を伺った。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
オフィス用の空調機器のメンテナンス方法などについても具体的に説明を伺った。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
住宅全体のエネルギー効率に配慮したスマートハウスの事例についても学ぶことができた。
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
留学生たちも熱心にメモを取りながらショールームを見学し、設備計画についての興味を深めていた。
 
 建築設備設計論Uに関連して、日本を代表する空調機器メーカーであるダイキンのショールームを見学し、最新の設備を実際に見ながら、空調計画の基礎を具体的に学ぶことができました。
  グランフロント大阪の中、ナレッジキャピタルの一画に設けられたダイキン工業「フーハ大阪」を訪れて、長年、空調機器の研究開発に携わって来られた木村勘介様から熱交換の原理や空調設備の基本について、簡単に解説を伺い、その後、2グループに分かれて、ショールームをゆっくり見学してまわりました。
  オフィスビルや商店、住宅などの空調設備計画の要点とそこで用いられる空調機器などについて担当者から具体的に説明を伺い、実際に体験することで、設備設計論で学んだ内容をより一層、深めることができ、有意義なフィールドワークであった。
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第10回新着
 「秦家住宅」見学
平成27年12月5日(土) 10:00〜12:00
担当:森重講師
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
山茶花とモミジの色が美しい奥庭
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
座敷から障子越しに奥庭を見る
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
座敷にて秦様よりお話を伺う
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
学生のスケッチ
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
学生のスケッチ
 
 建築や都市のもつ歴史的、文化的価値について学ぶ建築設計論Uの講義に関連して、京町家秦家住宅を見学しました。まず奥庭に面した座敷に集まって、住まい手である秦様からお話を伺いました。薬屋であった家の歴史や、玄関棟を境に二棟に分かれる表屋造りという形式であること、町家では夏の風通しが非常に重視されており、閉鎖的な現代の住まいとは異なり、庭や表の通りと住宅内部とが縁側や格子によって連続的に繋がる構成となっていることなどについて詳しくご説明いただきました。また、奥に向かって公から私へと段階的に連続する構成が暗黙のルールとして共有されていたことによって、街区全体としての住環境がうまく保たれていたことなども教えていただきました。お話の後に自由に見学させていただき、各自気になった箇所のスケッチを行いました。最後に少し質疑応答の時間を持って見学を終了しました。当日は特に奥庭の山茶花の花と紅葉の色が鮮やかで、特徴的なガラスの入った障子越しに見る景色が美しく、庭によって季節の変化を日々感じているというお話を実際に体験することができました。
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第8回新着
 「モザイクタイル画の制作」
平成27年11月21日(土) 9:30〜12:15、14:45〜16:30
担当:猪股講師、森重講師
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
制作の手順について打合せる
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
制作の様子
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
ハンマーを使ってタイルを細かく割る
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
学生の作品
 
 10mm角のモザイクタイルを用いて、ジェリコあるヒシャム・パレスのモザイク「生命の木」の一部を制作しました。ヒシャム・パレスは8世紀のウマイヤ朝の宮殿遺跡で、床一面が美しいモザイクで装飾されています。現在は遺跡保護のため、床のモザイクの上には土が被せられていますが、唯一「生命の木」のモザイクは見ることができるようになっています。実際にあるモザイクを制作することで、イスラーム美術の美しさや繊細さを体験することができました。
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第5回新着
 「カトリック宝塚教会」見学
平成27年10月24日(土) 13:45〜17:25
担当:森本講師、山口助教
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
カトリック宝塚教会正面
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
教会の正面にて岡本様より教会の概要についてご説明いただく
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
岡本様より聖堂内部の空間構成についてご解説いただく
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
聖堂内にてスケッチをする
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
聖堂内中2階にてスケッチをする
 
 「建築設計総合演習U」および「建築設計実務T」の参考事例として、カトリック宝塚教会を訪れました。カトリック宝塚教会は建築家・村野藤吾による設計で、教会の屋根や外壁、聖堂内部は鯨をモチーフとして曲面で構成されています。  はじめに森本講師の案内で教会の外周を回り、外観の見学をしました。つぎに案内ボランティアの岡本様より、教会の概要や、建築家 村野藤吾の設計意図などをご解説いただきました。また聖堂内部では、内部の空間構成、自然光の取り入れ方、家具のデザイン、音響効果、施工方法、修繕方法などについて詳細にご説明いただきました。その後、各自で外観および聖堂内部のスケッチをし、細部の実測や照度の計測をしました。
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第3回新着
 「阪神鳴尾駅見学・温熱環境調査」
 (建築設計実務I 関連FW)
平成27年10月10日(土) 10:00〜12:00
担当:宇野講師、猪股講師
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
阪神鳴尾駅下りホーム
 
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
温熱環境調査
 建築設計実務Tで題材とする阪神鳴尾駅を見学しました。初めにコンコース階の駅員室外装、床タイル、階段、便所などを見学し、階段より3月に完成した下りホームに上がりました。ホームでは、プランクシートや待合室、エレベーターシャフト、手摺、照明、配管ラックなどの設備、サインなどのデザインやディテールを見学してから、8月に実施した夏季における下りホームの温熱環境調査に続き、秋季における温熱環境調査を実施しました。その後、改札を出て外観の柱廻りや樋、雨覆いなどを見学、スケッチしました。
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第2回新着
 「矩計図作図実習」
 (建築設計実務I 関連FW)
平成27年10月3日(土) 13:00〜16:30
担当:宇澤善一郎先生、猪股講師
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
発表会の様子
 2週にわたって実施する矩計の練習の第2回目です。矩計図の描き方を中心に、詳細設計の方法について理解を深めるためのフィールドワークを実施し、発表会を行いました。初めは第1回に引き続き、各自の過去の設計演習課題作品の矩計をCADで作図し、完成させました。その後14:00から、成果をプロジェクターで投影して全員が発表し、教員が講評しました。最後に宇澤先生より総評として、建築を現実の材料で構成されているものとして考えることの重要性について講義をいただきました。
■H27年度後期 建築学専攻 修士1年生 フィールドワークVB 第1回新着
 「矩計図作図実習」
 (建築設計実務I 関連FW)
平成27年9月19日(土) 9:00〜12:00
担当:猪股講師
建築専攻修士1年生 フィールドワークVB
発表の様子
 建物の基礎から軒先までの詳細な納まりや寸法などを細かく記入した矩計図は、建築設計実務において最も重要な図面の一つです。矩計図を描くためには構造や下地、仕上げ、断熱方法、防水方法、仕様などあらゆる情報を統合し、明確に図示しなければならなりません。矩計図の描き方を中心に、詳細設計の方法について理解を深めるためのフィールドワークを実施しました。 各自の過去の設計演習課題や卒業設計の作品の矩計を手描きで作図しました。その後、作業の成果を全員が発表し、教員が講評しました。次回(10/3)のFW_VB「矩計図作図実習 第2回目」では、完成した矩計図の発表会を行う予定です。
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