武庫川女子大学 建築学科・大学院建築学専攻
 毎週土曜日はフィールドワーク
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第13回
 伊勢神宮」見学 
平成28年12月24日(土)7:30〜19:45 
担当:天畠講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
外宮 豐受大神宮手水舎で心身を清める
建築学科1年生 フィールドワークIA
外宮 豐受大神宮御正殿に向かう
建築学科1年生 フィールドワークIA
内宮 宇治大橋の説明を聞く
建築学科1年生 フィールドワークIA
内宮 五十鈴川の説明を聞く
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
内宮 皇大神宮御正殿に向かう
 
建築学科1年生 フィールドワークIA
別宮風日祈宮をスケッチ
 平成25年に第62回式年遷宮を終えた伊勢神宮を訪問しました。  
 外宮 豐受大神宮では手水舎で心身を清めた後、せんぐう館を見学。展示室に造りつけられた実物大の、神明造り外宮御正殿妻側は大変な迫力で、棟持ち柱が荷重を支えていない構造を間近に確認することができました。その後豐受大神宮(外宮)御正殿へ向かい外玉垣南御門内にて参拝した後、外宮神楽殿で願主席に正座し、御神楽の奉奏を受けました。
  内宮 皇大神宮では、神宮司廳近藤裕嗣技師のご説明、ご案内により、宇治橋を渡り、五十鈴川御手洗場、瀧祭神、内宮神楽殿、忌火屋殿、御贄調舎などを見学し、内宮御正殿外玉垣南御門内にて参拝、その後御稲御倉、別宮荒祭宮を見学し、最後に別宮風日祈宮を見学、スケッチしました。
 内宮の参拝を終えた後、伊勢造りの特徴ある町屋が立ち並び、多くの人出でにぎわうおはらい町を自由にめぐり、門前町の雰囲気を体感することができました。
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第12回
 甲山」敷地見学 
平成28年12月6日(火)13:05〜16:20 
担当:田崎教授。天畠講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
神呪寺の石段を登る
建築学科1年生 フィールドワークIA
神呪寺 展望台より眺望を確認する
建築学科1年生 フィールドワークIA
甲山の登山道を登る
建築学科1年生 フィールドワークIA
甲山の登山道周辺で計画する場所を検討する
 空間表現演習U「祈りの空間」の課題に関連して、敷地となる甲山および山麓に建つ神呪寺の見学を行いました。まずは神呪寺の境内の展望台から、生駒山地や金剛山地、和泉山脈に囲まれた大阪平野や、隣接して拡がる大阪湾の眺望を確認しました。スケール感を養うため、展望台の東屋の柱のスパンや軒高を実測して確認しました。その後、課題の敷地である甲山の南側の登山道を、敷地図で歩いている位置、眺望が見える位置や、主要な場所の樹木の高さなどを実測して確認しながら登りました。頂上に到着したのち、西側、東側の登山道でどのような眺望が拡がっているのか、それぞれの山腹の傾斜がどのようになっているのか等を各自で確認して敷地図にメモしました。
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第11回
 室生寺、宇太水分神社、長谷寺」見学 
平成28年12月3日(土)9:00〜17:50 
担当:天畠講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
室生寺 金堂
建築学科1年生 フィールドワークIA
室生寺 五重塔をスケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
宇太水分神社 本堂
建築学科1年生 フィールドワークIA

長谷寺 登廊

建築学科1年生 フィールドワークIA
長谷寺本堂をスケッチ
 空間表現演習U「祈りの空間」の関連FWとして、室生寺、宇太水分神社、長谷寺を見学しました。室生寺では、金堂の釈迦如来立像を中心とした仏像群、弥勒堂の釈迦如来坐像、逓減率の小さい五重塔、そして奥の院にある懸造りの位牌堂などを自由に見学し、山岳寺院の荘厳な空間をスケッチしました。宇太水分神社では、瑞垣内に入らせていただき、国宝の本殿、春日大社、宗像大社を間近に見学し、スケッチすることができました。長谷寺では、傾斜地の寺院として特徴的な空間構成をもつ懸造の本堂、登廊を中心に見学し、スケッチしました。
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第7回
 「石山寺、比叡山延暦寺 根本中堂」見学 
平成28年11月19日(土)9:30〜17:00 
担当:田崎教授、天畠講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
石山寺 紅葉した紅葉と荒々しい珪灰石の奧に多宝塔が聳え立つ景観
建築学科1年生 フィールドワークIA
石山寺 本堂
建築学科1年生 フィールドワークIA
石山寺 多宝塔
建築学科1年生 フィールドワークIA
比叡山延暦寺 根本中堂
建築学科1年生 フィールドワークIA
比叡山延暦寺 根本中堂
 空間表現演習U「祈りの空間」の関連フィールドワークとして、石山寺および比叡山延暦寺を見学しました。
 最初に見学した石山寺本堂(国宝)では、33年に一度の本尊の御開帳が行われており、内々陣の本尊如意輪観世音菩薩を見学することができました。本堂の外部では傾斜地に建つ懸造りの空間構成を学びました。同じく国宝の多宝塔では、その繊細で優美なプロポーションを確認するとともに、傾斜する地形を生かして荒々しい珪灰石とともに多宝塔が聳え立つ、自然と人工物が調和した見事な風景を味わうことができました。  比叡山延暦寺 根本中堂では、神々を勧請した竹台のある中庭を通り、暗闇で覆われる堂内に入りました。内陣は外陣や中陣よりも深く掘り下げられ、闇の中で仏や自己へと向かう厳粛な空間を体験することができました。
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第4回
 「国際展示水の館、国際陳列館−引張と圧縮 参考事例」見学 
平成28年10月22日(土)11:30〜13:05 
担当:田川准教授
建築学科1年生 フィールドワークIA
「国際陳列館」旧館・新館をスケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
「国際展示水の館」の内部を見学
 空間表現演習U「引張と圧縮」の参考事例として、大阪鶴見緑地内にある国際展示水の館、国際陳列館を見学しました。国際花と緑の博覧会(1990年)で建設され、建築設計は磯崎新アトリエ、構造設計は川口衞構造設計事務所です。まず、メガトラスにより4階展示室が左右に20mずつ豪快に飛び出した構造が美しい国際陳列館旧館の正面から、もしくは全く違った形態をしている旧館と新館が美しく調和している新館エントランスから、スケッチをしました。次に、構造にテンセグリティの原理が採り入れ、幹となる柱を中心に直径36mの円形屋根が4つ組み合わさり、細い鉄骨リングと鋼材(タイロッド)で構成される軽やかな架構の国際展示水の館を内部から見学しました。11月から始まる空間表現演習「引張と圧縮」での大空間構造の造形で参考にしたいと思います。
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第3回
 「甲子園会館 瓦の葺替え」 
平成28年10月8日(土)10:00〜12:40 
担当:光本大助先生、天畠講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
光本先生による瓦の葺替えの指導の様子
建築学科1年生 フィールドワークIA
瓦の葺替えの様子
建築学科1年生 フィールドワークIA
瓦の葺替えの様子
建築学科1年生 フィールドワークIA
瓦の葺替えの様子
 甲子園会館の瓦を当初の素材、焼成方法によって再現するため、空間表現演習Iで制作した瓦の葺替を行いました。「タタラ盛りおよび荒地取り」から始まり、「荒地切り・水撫ぜ」、その後しばらく乾燥のあと「施釉・窯詰め」、焼成ののち、復元した瓦を使い、甲子園会館の屋根瓦の葺替を行いました。 瓦の葺替の指導は、京都の光本瓦店有限会社取締役である光本大助先生にしていただきました。
  最初に、瓦の「頭」と「尻」など部分の名称、瓦の葺き方、安全帯の使い方などの安全確保について説明していただいた後に、実際に瓦の葺き替えに挑戦しました。 瓦の制作から葺替にいたるまで一連の流れを経験し、保存修復の現場を体感することができました。
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第2回
 「司馬遼太郎記念館」見学 
平成28年10月1日(土)10:30〜12:00 
担当:天畠講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
新館アプローチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生のスケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生のスケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
学生のスケッチ
 初期演習関連のFWとして司馬遼太郎記念館を見学しました。街中に育つ雑木の森で囲われた敷地の中に、司馬氏が長年住み続けた自邸と、安藤忠雄氏の設計による新館があります。最初に、門の前で概要を説明後、館内を見学しました。曲面で構成されたアプローチ空間を通り、エントランスから展示室に至ります。眼下には三層吹抜けで、壁面が書架で構成された展示空間が広がります。正面にはステンドグラスがはめ込まれ、樹木を通したやさしい光が展示空間を包みます。地下に降りて三層吹抜けの展示空間を見上げると、まるで本の海の底にいるかのような別世界が現われます。学生たちはスケッチと言葉を通して空間を分析するトレーニングを行いました。
 
■H28年度後期 建築学科1年生 フィールドワークIB 第1回
 「神戸北野異人館街」見学 
平成28年9月17日(土)10:00〜12:00 
担当:田中講師
建築学科1年生 フィールドワークIA
解説の様子
建築学科1年生 フィールドワークIA
街並みをスケッチ
建築学科1年生 フィールドワークIA
街並みをスケッチ
 今回のフィールドワークでは神戸市北野の異人館街を訪れました。異国情緒を残す町の文脈を感じながら、各自自由に散策を行いました。今回のフィールドワークでは通常の街並みのスケッチに加え、各自が想像する建築をスケッチの中に取りこみました。ただ町の雰囲気を受け入れるだけでなく、その土地の雰囲気を自分なりに読み取って、提案をする課題になりました。
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